野村萬斎の映画を観たいけれど、代表作はどれなのか、『陰陽師』と『陰陽師II』は何が違うのか、『シン・ゴジラ』ではどんな役を演じたのか――そんな疑問を持つ人も多いのと考えられます。狂言師として培った独特の身体表現と存在感を持つ野村萬斎は、時代劇、現代ドラマ、アニメーション映画、怪獣映画まで、幅広い作品に関わってきました。
2026年10月29日時点で、映画.comの出演作情報や配給会社の作品資料を確認すると、映画史に残る初期出演作『乱』、主演作『陰陽師』『のぼうの城』、ゴジラの動きを担当した『シン・ゴジラ』などが代表的な鑑賞候補です。加えて、2025年8月22日公開のドキュメンタリー映画『六つの顔』も見逃せません。ただし、同作は野村萬斎が単独主演する映画ではなく、父・野村万作の芸と人生に迫る作品です。2026年の新作情報とあわせて、年代別の出演歴、役柄、評判、配信での探し方を整理します。
【2026年最新】野村萬斎の映画一覧は?歴代の出演作を整理

野村萬斎の映画歴を振り返ると、伝統芸能の世界で磨いた表現力を、映像作品ごとに異なる形で生かしていることがわかります。若い時期の『乱』から、陰陽師を演じた時代劇、企業社会を描く作品、アニメーションの声の出演まで、その活動は一つのジャンルに収まりません。
2026年時点の映画情報を調べる際には、劇場公開された映画への出演と、声優、モーションアクター、監修、監督などの仕事を分けて考えることが大切です。映画.comの人物別作品一覧には、出演作だけでなく、振付・監修や短編映画の監督など、異なる形のクレジットも掲載されています。
野村萬斎の歴代映画を年代順にチェックまずは、主な映画作品と関わり方を一覧にしました。すべてを同じ意味での「主演作」と捉えるのではなく、役柄や制作上の担当も確認しながら読むと、キャリアの広がりが見えてきます。
| 公開年 | 映画タイトル | 役柄・担当 | 見どころ・位置づけ |
|---|---|---|---|
| 1985年 | 『乱』 | 鶴丸 | 黒澤明監督作品への出演。映像作品での初期の仕事 |
| 2001年 | 『陰陽師』 | 安倍晴明 | 主演作。代表的な当たり役の一つ |
| 2003年 | 『陰陽師II』 | 安倍晴明 | 陰陽師シリーズ第2作 |
| 2012年 | 『のぼうの城』 | 成田長親 | 歴史エンターテインメントの主演作 |
| 2012年 | 『はじまりの記憶 杉本博司』 | 出演 | 現代美術家・杉本博司を追ったドキュメンタリー |
| 2013年 | 『風立ちぬ』 | カプローニ(声) | 宮崎駿監督のアニメーション映画 |
| 2015年 | 『GAMBA ガンバと仲間たち』 | ノロイ(声) | アニメーション映画での声の出演 |
| 2016年 | 『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』 | 仙石和彦 | 記憶を題材にしたミステリー |
| 2016年 | 『シン・ゴジラ』 | ゴジラのモーションキャプチャー | 身体表現をCGの怪獣に反映 |
| 2017年 | 『花戦さ』 | 池坊専好 | 花を題材にした歴史ドラマ |
| 2019年 | 『七つの会議』 | 八角民夫 | 企業組織の不正と葛藤を描く社会派作品 |
| 2019年 | 『引っ越し大名!』 | 「引っ越し唄」の振付・監修 | 演技とは異なる制作面での参加 |
| 2023年 | 『リボルバー・リリー』 | 滝田 | アクション要素のある時代背景の異なる作品 |
| 2023年 | 『アクターズ・ショート・フィルム3』 | 監督として参加 | 短編映画の演出にも活動を広げる |
| 2024年 | 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 | 徳川家康 | 歴史上の人物を現代政治のコメディに再構成 |
| 2025年 | 『六つの顔』 | 監修・出演 | 父・野村万作の芸と人生を追うドキュメンタリー |
この一覧は、映画.comの人物別作品情報、万作の会の公式年譜、各作品の公開資料などをもとに、主要な映画関連クレジットを整理したものです。再上映版や別編集版が独立した作品として登録される場合があるため、データベース上の掲載件数と、異なる映画作品の実数は必ずしも一致しません。
2026年に観るなら、どの時期から入るべき?初めて野村萬斎の映画を観る人には、2001年の『陰陽師』から入る方法がおすすめです。本人の個性と役柄が強く結びついた作品であり、後年の映画に通じる立ち居振る舞いや声の表現を確かめやすいからです。
一方、現代劇での演技を知りたいなら2019年の『七つの会議』、比較的新しいエンターテインメント作品を観たいなら2024年の『もしも徳川家康が総理大臣になったら』が候補になります。2025年の『六つの顔』は、俳優としての萬斎だけでなく、狂言師としての活動や家族に受け継がれる芸に関心がある人に向いています。
【代表作を深掘り】『陰陽師』『のぼうの城』『シン・ゴジラ』の違い
野村萬斎の代表作を比較するとき、注目したいのは作品の知名度だけではありません。何を演じているのか、身体や声がどのように映像に取り込まれているのかという観点から見ると、作品ごとの違いがはっきりします。
『陰陽師』『陰陽師II』:安倍晴明の静かな存在感2001年公開の『陰陽師』は、夢枕獏の小説をもとに、平安時代を舞台とする伝奇ファンタジーとして描かれた作品です。野村萬斎は、陰陽師・安倍晴明を演じました。伊藤英明が源博雅、真田広之が導尊を演じ、監督は滝田洋二郎です。
本作の見どころは、呪術や怪異を扱う物語の中で、晴明が感情を大きく表に出すのではなく、視線や声、わずかな動きで人物像を形づくっている点です。派手なアクションだけで物語を押し切るのではなく、静けさの中に緊張感を生み出す演技が作品の雰囲気を支えています。
続編の『陰陽師II』は2003年10月4日公開。萬斎が再び安倍晴明を演じ、伊藤英明の源博雅とともに、都で起こる怪異の謎に迫ります。中井貴一が幻角、深田恭子が日美子を演じました。第1作で晴明の人物像に引き込まれた人なら、続編で世界観がどのように広がるかを比較する楽しみがあります。
なお、映画.comに掲載された評価は、閲覧時点で『陰陽師』が3.1、『陰陽師II』が2.9です。これらは同サイトのユーザー評価であり、映画全体の評価を代表する統計ではありません。作品を選ぶ際は点数だけでなく、幻想的な世界観や演技の好みも判断材料にするとよいでしょう。
『のぼうの城』:型にはまらない武将・成田長親2012年公開の『のぼうの城』で野村萬斎が演じたのは、成田長親です。豊臣秀吉の天下統一が進む時代を背景に、忍城をめぐる戦いを描く歴史エンターテインメントで、萬斎は主演を務めました。
安倍晴明が神秘的な知性と静けさを前面に出す人物だとすれば、成田長親は周囲から一風変わった人物と見られながら、人々を動かしていく存在です。緊張感のある場面でも、型どおりの英雄像に収まらない振る舞いが人物の魅力になります。
狂言では、動作や間、声の使い方によって人物の性格や状況を観客に伝えます。『のぼうの城』を観るときも、セリフだけではなく、姿勢や歩き方、相手との距離感に注目すると、萬斎の表現の特徴がつかみやすくなります。
『シン・ゴジラ』:人間の役ではなく、ゴジラの動きを担当2016年公開の『シン・ゴジラ』で野村萬斎が担ったのは、ゴジラのモーションキャプチャーです。フルCGで表現されたゴジラの動きを、身体の動きをデジタルデータとして取り込む技術によって作り上げました。初日舞台あいさつで担当者が明らかになり、話題になった仕事です。
この役柄を理解するうえで重要なのは、萬斎がゴジラの着ぐるみを着て、その姿のまま画面に映っているわけではないという点です。身体の重心や動作のリズムを通じて、巨大な存在の動きを表現し、そのデータがCGのゴジラに反映されています。
狂言で培われた身体の制御や、通常の人間とは異なる存在を身体で表す技術が、怪獣映画という別のジャンルで生かされた事例です。『陰陽師』や『のぼうの城』とは違い、顔の表情やセリフに頼らず、動きそのものが表現の中心になっている点に注目してください。
【声優・現代劇・歴史コメディ】野村萬斎の意外な役柄
野村萬斎の映画を年代順に追うと、歴史上の人物や伝奇作品の主人公だけでなく、現在の人物、アニメーションのキャラクター、さらには映画の制作を支える仕事にも関わっていることがわかります。ここでは、代表作とは違う角度から演技の幅を見ていきます。
『風立ちぬ』:カプローニ役の声の出演2013年公開の宮崎駿監督作品『風立ちぬ』では、野村萬斎はジョヴァンニ・バッティスタ・カプローニの声を担当しました。主人公・堀越二郎の夢や人生に関わる重要な人物であり、実写映画とは異なる、声によって役柄を作る仕事です。
声の出演では、身体全体を使った演技をそのまま見せることはできません。その一方で、声の響き、言葉の置き方、間の取り方によって、キャラクターの存在感を生み出せます。狂言師としての発声やリズム感が、アニメーションの世界でどのように生かされているかを確かめたい人におすすめです。
『七つの会議』:企業社会を描く現代劇2019年公開の『七つの会議』では、野村萬斎は八角民夫を演じました。企業の内部で起こる問題や組織の力学を描いた社会派作品で、歴史上の人物や幻想的な世界を演じる作品とは趣が異なります。
この作品では、役柄の背景にある職場の人間関係や、組織の中で個人がどう振る舞うかが物語の重要な要素です。時代劇のような衣装や様式美に頼らず、現在の人物としてどのように説得力を持たせるのか。『陰陽師』や『のぼうの城』を観たあとに鑑賞すると、萬斎の演技の振り幅を比較できます。
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』:威厳とコメディの融合2024年7月26日公開の『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は、歴史上の偉人をAIとホログラムで復活させ、現代の日本に内閣を作るという設定のコメディ映画です。野村萬斎は徳川家康を演じ、浜辺美波、赤楚衛二、GACKT、竹中直人らと共演しました。監督は武内英樹です。
家康は、歴史上の人物としての威厳が求められる一方、現代の政治を舞台にしたコメディという設定にも対応しなければなりません。格式のある人物像と、現在とのギャップが生み出す面白さをどう両立させるかが、役柄を楽しむポイントです。
『陰陽師』の安倍晴明と比較すると、どちらも独特の存在感を持つ人物ですが、作品が求める演技の方向は異なります。前者は神秘性や静けさ、後者は政治的な威厳と娯楽性が軸です。野村萬斎の主演作を比較したいなら、この2作品を続けて観る方法もあります。
『六つの顔』:2025年公開のドキュメンタリー2025年8月22日に公開された『六つの顔』は、狂言師・野村万作を追ったドキュメンタリー映画です。監督・脚本は犬童一心。野村萬斎は監修を務め、出演者としてもクレジットされています。映画は、万作が磨き上げてきた狂言「川上」の公演と、その芸の背景にある人生を映し出します。
この作品は、野村萬斎が主演する新作映画と混同しないようにしたいところです。中心にいるのは父・野村万作であり、息子の萬斎や孫の野村裕基へのインタビューも収録されています。映画を通じて、舞台上の技術だけでなく、芸が世代を超えて受け継がれていく過程を知ることができます。
映画.comの『六つの顔』のユーザー評価は、2026年10月時点で4.0、レビューは22件と表示されています。レビュー数は限られており、評価は投稿者の鑑賞体験によって変わりますが、娯楽映画としての物語性だけでなく、伝統芸能やドキュメンタリーに関心のある観客からの反応を知る手がかりになります。
【評判と作品比較】野村萬斎の映画はどれから観るべき?
野村萬斎の映画を選ぶ際は、単純に評価点の高い作品を探すよりも、何を観たいのかを先に決めるほうが満足度につながります。伝奇ファンタジー、歴史ドラマ、社会派作品、アニメーション、ドキュメンタリーでは、作品に求められる面白さが異なるためです。
目的別に選ぶ代表作- 神秘的な役柄と独特の所作を観たい:『陰陽師』。安倍晴明という人物を通して、静かな存在感や身体表現を味わえます。
- 歴史ものの娯楽性を楽しみたい:『のぼうの城』。成田長親の個性と、戦国時代を背景にした物語が魅力です。
- 現代劇での演技を知りたい:『七つの会議』。企業社会を舞台にした人物描写を楽しめます。
- 大作映画での意外な仕事を知りたい:『シン・ゴジラ』。ゴジラのモーションキャプチャーという特殊な参加方法に注目です。
- アニメーションでの声の表現を聴きたい:『風立ちぬ』。カプローニ役の声に注目してみましょう。
- 狂言や伝統芸能そのものに興味がある:『六つの顔』。野村万作の芸と、その継承に関わる人々を知ることができます。
映画.comに掲載されたユーザー評価を参考にすると、『六つの顔』は4.0、『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は3.2、『のぼうの城』は3.4、『七つの会議』は3.8と表示されています。いずれも閲覧時点のサイト上の数値であり、レビューの追加や更新によって変動する可能性があります。
数字だけを見ると作品間に差があるように感じられますが、ジャンルが異なる作品を同じ尺度だけで比較するのは適切ではありません。ドキュメンタリーを求める人と、娯楽性の高いコメディを求める人では、作品に期待するものが違うからです。
たとえば、『六つの顔』は伝統芸能への理解を深めたい人に向いていますが、物語の展開が速いエンターテインメントを求める人には、別の作品のほうが合う可能性があります。一方、『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は、歴史上の人物を現代的な設定で楽しみたい人に適しています。
野村萬斎の演技そのものを比較したい場合は、作品の評価点を横並びにするより、『陰陽師』『のぼうの城』『七つの会議』のように役柄の性質が大きく異なる作品を観るほうが、声や動き、人物の作り方の違いを発見しやすくなります。
【配信情報】野村萬斎の映画を2026年に観る方法
野村萬斎の映画は、動画配信サービスの作品検索や映画情報サイトの配信検索を使うと探しやすくなります。ただし、配信状況は作品ごとに異なり、見放題、レンタル、購入のどれに対応しているかもサービスによって変わります。
配信で探すときに確認したい作品『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は、Netflixの日本向け作品ページに掲載されています。また、『六つの顔』は映画.comの作品情報からU-NEXTでの視聴案内が確認できます。これらは配信先を探す際の手がかりですが、実際に視聴できるかどうかは、利用地域や契約条件、配信期間によって変わる場合があります。
『陰陽師』『陰陽師II』などの旧作についても、映画情報サイトの配信検索や、利用中のサービスでタイトルを検索してみるとよいでしょう。配信先は固定ではないため、過去に見放題だった作品がレンタルに切り替わったり、取り扱いが終了したりすることもあります。
見つからないときは検索語を変える映画の配信情報を探すときは、作品名だけでなく、役名や公開年を加えて検索すると、別作品との混同を減らせます。たとえば「野村萬斎 陰陽師 2001」「野村萬斎 のぼうの城 2012」「野村萬斎 六つの顔 2025」といった検索語が有効です。
また、『風立ちぬ』は声の出演、『シン・ゴジラ』はモーションキャプチャー、『引っ越し大名!』は振付・監修というように、関わり方が作品ごとに異なります。出演者一覧だけを見て探すと見落とすことがあるため、作品のスタッフ情報も確認しておくと確実です。
2026年の新作映画については、今回確認した映画.comの作品一覧と公開資料では、野村萬斎の新たな劇場公開作として確定した作品を確認できませんでした。現時点での鑑賞候補を探すなら、直近の公開作である『六つの顔』に加え、これまでの代表作を見直すのが現実的です。新作情報は、今後の公式発表や配給会社の作品情報で確認してください。
【よくある質問】野村萬斎の映画に関するFAQ
Q1:野村萬斎の映画で最初に観るなら、どの作品がおすすめですか?
A1:代表作から入るなら、2001年の『陰陽師』がおすすめです。狂言師としての身体表現と、安倍晴明という神秘的な人物の魅力を一度に楽しめます。歴史エンターテインメントが好きなら『のぼうの城』、現代劇を観たいなら『七つの会議』も候補です。
Q2:『陰陽師』と『陰陽師II』は同じ役ですか?
A2:はい。野村萬斎はいずれも安倍晴明を演じています。第1作は2001年、第2作は2003年公開です。まず第1作を観てから続編に進むと、登場人物や世界観を理解しやすくなります。
Q3:『シン・ゴジラ』で野村萬斎は何役を演じたのですか?
A3:ゴジラのモーションキャプチャーを担当しました。人間の登場人物として出演したのではなく、身体の動きをデータ化してCGのゴジラに反映させる役割です。
Q4:『風立ちぬ』では野村萬斎の姿が映っていますか?
A4:野村萬斎はカプローニ役の声を担当しています。アニメーション映画のため、実写映画のように本人の姿が映る出演形態ではありません。
Q5:『六つの顔』は野村萬斎が主演する映画ですか?
A5:中心となる人物は父・野村万作です。2025年8月22日公開のドキュメンタリーで、野村萬斎は監修などで参加しています。狂言の芸とその継承に関心がある人に向いた作品です。
Q6:2026年に野村萬斎の新作映画は公開されていますか?
A6:今回確認した映画情報サイトの作品一覧や公開資料では、2026年公開の新作映画を確定情報として確認できませんでした。2025年公開の『六つの顔』が直近の公開作として掲載されています。今後の新作は公式発表で確認するのが確実です。
Q7:野村萬斎の映画はどこで配信されていますか?
A7:作品によって異なります。『もしも徳川家康が総理大臣になったら』はNetflixの作品ページ、『六つの顔』は映画.comからU-NEXTの視聴案内が確認できます。ほかの作品も配信検索で調べ、見放題かレンタルかを確認してください。
野村萬斎の映画歴を振り返ると、『陰陽師』の安倍晴明、『のぼうの城』の成田長親、『七つの会議』の八角民夫など、異なる性格の人物を演じ分けてきたことがわかります。さらに『風立ちぬ』の声の出演や『シン・ゴジラ』のモーションキャプチャーなど、演技の形そのものも多彩です。
2025年公開の『六つの顔』は、野村萬斎の主演映画とは異なりますが、狂言師としての活動や、父・野村万作から受け継がれる芸の世界に触れられる作品です。2026年に作品を探す際にも、映画出演だけでなく、こうした文化的な活動を視野に入れると、萬斎の表現者としての幅がより深く理解できます。
まずは『陰陽師』で代表的な役柄を知り、『のぼうの城』で身体表現を味わい、『シン・ゴジラ』でその技術が別のジャンルにどう生かされたかを確かめてみてください。そこから『七つの会議』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』『六つの顔』へと鑑賞の幅を広げると、野村萬斎の映画をより立体的に楽しめるはずです。