2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、日本国内でNetflixが全47試合を独占ライブ配信する一方、侍ジャパンの試合はラジオでも実況生中継されました。「WBCのラジオ放送はどこで聴ける?」「ニッポン放送と文化放送は何が違う?」「radikoなら無料で聴ける?」といった疑問を解くには、映像配信と音声中継を分けて考えることが大切です。
2026年10月29日現在、大会はすでに終了しています。ニッポン放送は東京プールの日本戦を中心に、文化放送はアメリカで行われた準々決勝・準決勝・決勝を担当しました。ここでは、公式発表に基づく放送局一覧、実際の放送日程、radikoの無料利用条件、Netflixとの違い、現在も聴けるのかという疑問まで整理します。
【まず結論】WBCのラジオ放送はどこで聴けた?2026年大会の最新情報

2026年大会のラジオ中継を担当した主な放送局は、ニッポン放送と文化放送です。ニッポン放送は『2026 ワールドベースボールクラシック 実況中継』を制作し、東京プールの侍ジャパン戦から、日本代表が進出した場合の決勝トーナメントまでを中継対象として発表しました。
一方、文化放送はアメリカ・フロリダ州マイアミで行われる準々決勝、準決勝、決勝の計3試合を担当。東京で行われた1次ラウンドと、アメリカで開催された決勝ラウンドで、両局の役割が分かれていた点が特徴です。
テレビで見られなくてもラジオで聴けた理由Netflixは2025年8月、WBCの主催組織であるWORLD BASEBALL CLASSIC INC.とのメディアライツに関する独占パートナーシップを発表しました。2026年大会では、日本国内向けに全47試合をライブおよびオンデマンドで配信する形となり、本戦の地上波テレビ中継は行われませんでした。
ただし、ここで押さえたいのは、Netflixの映像配信独占とラジオの実況中継は同じものではないという点です。実際にニッポン放送と文化放送はラジオ中継を実施しており、映像を見られない環境でも、実況や解説を通して試合を追うことができました。
テレビの試合中継がないからといって、すべての放送手段がなくなったわけではありません。2026年のWBCでは、映像を見る人はNetflix、音声で試合を楽しむ人はラジオという選択肢が成立していました。
【WBCラジオ放送局一覧】ニッポン放送の全国ネットと文化放送の違い
ニッポン放送は、2026年2月1日の発表で、制作するWBCラジオ中継について全国計30局のネットワークで生中継すると案内しました。ただし、30局すべてが毎試合同時に中継するという意味ではありません。発表資料では、試合ごとの中継局数は17~25局で、日程によって異なるとされています。
文化放送は、ニッポン放送の全国ネットとは別に、アメリカラウンドの注目試合を『文化放送スポーツスペシャル 2026 WORLD BASEBALL CLASSIC』として実況生中継しました。
| 放送局・サービス | 2026年大会での役割 | 聴取方法・注意点 |
|---|---|---|
| ニッポン放送 | 東京プールの侍ジャパン戦を中心に中継。日本代表の進出状況に応じ、決勝トーナメントも対象とする編成を発表。 | 地上波ラジオ、radikoなど。実際の配信可否は地域・番組ごとの条件による。 |
| 全国ネット局29局 | ニッポン放送とネットワークを組み、各試合の中継を地域に届ける。 | STVラジオ、青森放送、IBC岩手放送、東北放送、秋田放送、ラジオ福島、山梨放送、北日本放送、福井放送、静岡放送、東海ラジオ放送、岐阜放送、京都放送、朝日放送ラジオ、MBSラジオ、ラジオ関西、和歌山放送、山陰放送、RSK山陽放送、中国放送、山口放送、四国放送、西日本放送、南海放送、九州朝日放送、長崎放送、熊本放送、南日本放送、ラジオ沖縄。試合ごとに編成は異なる。 |
| 文化放送 | 準々決勝・準決勝・決勝の計3試合を実況生中継。 | 『文化放送スポーツスペシャル 2026 WORLD BASEBALL CLASSIC』として放送。 |
| radiko | 対応するラジオ局の番組をスマートフォンやパソコンで聴くためのサービス。 | エリア内は無料が基本。エリア外聴取やスポーツ中継の配信可否には条件がある。 |
| Netflix | 日本国内向けに本戦全47試合を映像で独占ライブ配信。 | ラジオとは異なり、映像による試合観戦が目的。現在の過去試合の配信状況はサービス内で確認する必要がある。 |
全国ネットという表現から、全国のリスナーが同じ周波数や同じ放送局で聴けると考える人もいる可能性があります。しかし、実際には地域ごとに利用する放送局が異なり、ネット局の編成も試合によって変わります。
そのため、WBCラジオ中継を探すときは、まず自分の地域のラジオ局が中継対象になっているかを確認するのが確実です。地上波で聴く場合は、局名だけでなく周波数や放送時間も確認しておくと、試合開始後に慌てずに済みます。
文化放送は侍ジャパンの試合だけを中継したのか文化放送の担当範囲は、侍ジャパンの試合だけに限定されていませんでした。準々決勝では日本対ベネズエラ戦を中継し、日本代表が敗退した後も、準決勝と決勝を放送しています。
この編成によって、文化放送では日本代表の戦いだけでなく、世界一を決めるまでの大会終盤も音声で追うことができました。なお、文化放送の放送日程はニッポン放送の東京プール中継とは異なるため、両局の番組情報を混同しないことが大切です。
【WBCラジオ放送日程】侍ジャパン戦と決勝ラウンドの実績
ニッポン放送が発表した2026年大会の東京プールにおける日本戦は、3月6日、7日、8日、10日の4試合でした。いずれも日本時間19時開始の試合で、ラジオの放送開始時刻は対戦カードごとに設定されていました。
その後、日本代表は3月15日の準々決勝でベネズエラと対戦しましたが、5対8で敗退。侍ジャパンの大会はそこで終了しました。このため、当初発表されていた日本代表の準決勝・決勝進出時の中継予定と、実際に行われた日本戦の中継実績は分けて理解する必要があります。
ニッポン放送の侍ジャパン戦- 3月6日(金)18時30分~:日本対チャイニーズ・タイペイ
- 3月7日(土)18時00分~:日本対韓国
- 3月8日(日)19時00分~:日本対オーストラリア
- 3月10日(火)18時30分~:日本対チェコ
- 3月15日(日):準々決勝・日本対ベネズエラ
上記の東京プール4試合の放送開始時刻は、ニッポン放送が公表した番組情報に基づくものです。試合開始前から中継が始まるため、実際のプレーボール時刻とラジオ番組の開始時刻が一致するとは限りません。
文化放送が担当したアメリカラウンド- 3月15日(日)10時00分~:準々決勝・日本対ベネズエラ
- 3月16日(月)8時30分~:準決勝・ドミニカ共和国対アメリカ
- 3月18日(水)8時30分~:決勝・ベネズエラ対アメリカ
文化放送の公式発表では、実況を斉藤一美アナウンサーが担当し、現地レポートを小宅世人アナウンサーが務める編成が案内されました。解説には吉井理人氏のほか、中村武志氏、辻発彦氏、福留孝介氏が試合ごとに参加する予定が発表されています。
アメリカで開催される試合は日本時間の早朝から午前中にかけて行われるため、通勤・通学中や仕事の準備中に音声で試合を追える点も、ラジオ中継ならではの利点でした。
【radikoでWBCを聴く方法】無料で聴ける条件と聴けない理由
radikoは、スマートフォンやパソコンなどでラジオ番組を聴けるサービスです。対応する放送局の番組をインターネット経由で聴取できるため、ラジオ受信機が手元にない場合にも便利です。ただし、無料で聴ける範囲と、全国の放送局を聴ける範囲は同じではありません。
radikoで無料視聴する基本手順- スマートフォンにradikoアプリを用意するか、パソコンからradikoを利用します。
- 現在いる地域で聴取できる放送局を選びます。
- 番組表から対象の野球中継を探し、配信対象になっていれば再生します。
radikoの公式案内によると、現在いるエリア内の対象番組は、基本的に無料・会員登録不要で聴取できます。スマートフォンやパソコンから利用できるため、ラジオ受信機を持っていない人にとっても使いやすい方法です。
ただし、2026年10月29日現在、3月に放送されたWBC中継はすでに通常のタイムフリー対象期間を過ぎています。radikoのタイムフリーは原則として過去1週間以内の番組を聴く機能であり、当時の放送を今から通常のタイムフリーで再生することはできません。
エリア外のニッポン放送を聴くには自分の地域ではニッポン放送が通常の聴取対象に含まれていない場合、radikoプレミアムの「エリアフリー」機能が選択肢になります。これは、参加するラジオ局の番組を放送エリア外から聴くための有料サービスです。
ただし、エリアフリーに登録すれば、すべてのスポーツ中継が必ず聴けるわけではありません。 radikoの公式ヘルプでも、一部のスポーツ中継や番組は、タイムフリーやエリアフリーで配信されない場合があると案内されています。料金を支払う前に、対象番組の配信状況を確認することが大切です。
WBCラジオ中継が聴けない主な原因- 大会が終了している:2026年大会の生中継は終了しており、現在の番組表に当時の実況中継はありません。
- 放送エリアが異なる:無料利用では、現在いる地域の放送局が基本的な対象です。
- スポーツ中継が配信対象外:番組や放送局の判断により、radikoで配信されない場合があります。
- タイムフリーの期間を過ぎている:3月の放送は、通常の過去1週間の聴取対象には含まれません。
- 通信環境に問題がある:インターネット接続やアプリの状態によって再生できない場合があります。
なお、radikoは日本国内向けのサービスで、海外からの聴取には対応していません。日本国外からアクセスしている場合は、国内のエリアフリー機能を利用するだけでは解決しない点にも注意が必要です。
【WBC Netflixとラジオを比較】無料で聴く方法と映像配信の違い
2026年大会では、Netflixが映像配信を独占し、ラジオ局が対象試合の実況中継を担当する形になりました。この違いを理解すると、試合の状況に合わせて適切な視聴・聴取方法を選びやすくなります。
ラジオとNetflixはどちらがおすすめ?試合の映像や選手の動き、守備位置、球場の様子まで確認したい人には映像配信が向いています。一方、移動中や作業中など、画面を見続けられない状況ではラジオが便利です。実況と解説によって試合の展開を追えるため、映像がなくても野球の緊張感を味わえます。
費用面では、対応する地上波ラジオを受信する方法や、radikoのエリア内無料聴取が候補になります。Netflixは有料の動画配信サービスですが、2026年大会では全47試合の映像をライブおよびオンデマンドで配信する契約が発表されていました。大会終了後の過去試合が現在も視聴できるかどうかは、Netflixのサービス内で確認してください。
ラジオなら完全無料で全国の試合を聴ける?必ずしもそうではありません。地上波ラジオの受信には通常、動画配信サービスのような月額契約は必要ありませんが、地域ごとに受信できる放送局が異なります。また、radikoの無料利用は原則として現在の配信エリア内が対象です。
全国の放送局をインターネット経由で聴きたい場合は、有料のエリアフリー機能が必要になることがあります。それでも、個別の番組が配信対象外となる可能性は残ります。したがって「WBCのラジオ放送は全国30局ネットだから、誰でもどこからでも無料で聴ける」という理解は正確ではありません。
テレビの地上波中継がないことと、ラジオがないことは別今回のWBCで混同されやすかったのが、テレビ中継の有無とラジオ中継の有無です。Netflixの独占配信によって地上波での本戦中継は行われませんでしたが、ラジオの実況生中継は実施されました。
スポーツ中継の情報を探す際は、「テレビ放送」「動画配信」「ラジオ放送」の3つを分けて確認するのが確実です。検索結果に「Netflix独占」と表示されていても、それだけでラジオ中継まで存在しなかったと判断する必要はありません。
【プロの結論】WBCラジオ放送を探すときの判断基準
2026年大会の放送実績から見えてくるのは、野球中継の入口がひとつではなくなっていることです。映像配信の契約によってテレビでの視聴環境が変化しても、音声による実況中継は別の形で提供されました。
ラジオは、試合の映像を見られない状況でも展開を追えることが強みです。特に国際大会では、実況の言葉や解説者の分析によって、選手の動きや勝負の背景を想像しながら楽しめます。一方で、放送局のネットワークや配信権、radikoのエリア制限などを理解していないと、聴けるはずの番組を見つけられないことがあります。
目的別に選ぶなら- 映像を見ずに試合を追いたい人:対象試合を中継する地上波ラジオが第一候補です。
- スマートフォンで聴きたい人:radikoで地域の対象局と番組の配信状況を確認します。
- 遠方のラジオ局を聴きたい人:エリアフリーの利用条件と、対象番組が配信されるかを確認します。
- 選手のプレーや球場の映像も楽しみたい人:動画配信サービスの視聴条件を確認します。
- 大会終了後に実況を聴き直したい人:通常のタイムフリーの対象期間を過ぎているため、公式に提供されているアーカイブなどの有無を個別に確認します。
また、WBCラジオ放送日程を検索する場合は、記事の公開日だけでなく、対象大会の開催年と更新日を確認することも重要です。2026年大会の放送予定を扱う記事が検索結果に残っていても、現在進行中の試合を案内しているとは限りません。
次回大会や今後の侍ジャパン戦については、ニッポン放送、文化放送、各地域のラジオ局、radikoの番組表で新しい発表を確認するのが確実です。過去大会の情報と新大会の放送予定を切り分けることが、誤った視聴情報に惑わされないためのポイントです。
【WBCラジオ放送】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のWBCはラジオで聴けましたか?
A1:はい。ニッポン放送を中心に、全国のネットワーク局が侍ジャパン戦などを実況生中継しました。文化放送もアメリカラウンドの準々決勝・準決勝・決勝を中継しました。
Q2:WBCのラジオ放送はどこで聴けますか?
A2:大会開催中は、ニッポン放送や各地域のネット局、文化放送などの対象番組で聴けました。インターネット経由ではradikoが選択肢になります。ただし、現在は2026年大会が終了しているため、当時の生中継はありません。
Q3:radikoならWBCを無料で聴けますか?
A3:大会開催中に、現在いるエリアの対象局で配信されていれば、無料で聴ける場合がありました。ただし、スポーツ中継が配信対象外となることもあります。また、2026年3月の放送は通常のタイムフリーの対象期間を過ぎています。
Q4:ニッポン放送のWBC中継は全国30局すべてで同時に放送されましたか?
A4:全国計30局のネットワークで中継する計画が発表されましたが、各試合の中継局数は17~25局とされ、日程によって異なりました。30局すべてが毎試合同時に放送したわけではありません。
Q5:文化放送は侍ジャパンの試合を中継しましたか?
A5:はい。2026年3月15日の準々決勝、日本対ベネズエラ戦を中継しました。加えて、3月16日の準決勝と3月18日の決勝も実況生中継しました。
Q6:NetflixがWBCを独占配信していたのに、なぜラジオ中継があったのですか?
A6:Netflixの独占配信は、日本国内向けの本戦の映像配信に関するものです。2026年大会ではラジオ局による実況中継も実施されており、映像配信と音声中継は別の視聴手段として利用できました。
Q7:2026年のWBC中継を今からradikoで聴き直せますか?
A7:通常のradikoタイムフリーは過去1週間以内の番組が対象です。2026年3月のWBC中継は対象期間を過ぎているため、通常のタイムフリーでは聴けません。公式のアーカイブなどが提供されている場合は、各サービスで確認してください。
2026年のWBCでは、ニッポン放送を中心とした全国ネットのラジオ中継と、文化放送によるアメリカラウンドの中継が行われました。Netflixが本戦全47試合の映像配信を独占する一方、ラジオでも侍ジャパンの試合や決勝ラウンドを音声で楽しめる環境が用意されていました。
無料で聴く方法を探すなら、地上波ラジオやradikoのエリア内聴取が基本です。ただし、全国ネットの局数と各試合の実際の中継局数は異なり、radikoでもスポーツ中継の配信が制限される場合があります。加えて、2026年大会はすでに終了しているため、当時の放送日程を現在の中継予定と混同しないことが重要です。
次回のWBCや侍ジャパンの国際試合を聴く際は、ニッポン放送、文化放送、地域のネット局、radikoの公式番組情報を確認し、対象試合・放送開始時刻・聴取条件をセットでチェックしましょう。映像配信とラジオ中継の違いを理解しておけば、自分の環境に合った方法で野球を楽しめます。