大阪・梅田の茶屋町にある「イースクエア茶屋町」は、阪急大阪梅田駅から近い場所に位置する商業・テナントビルです。住所は大阪市北区茶屋町2-16。かつては百又ビルとして知られ、映画館「三番街シネマ」などが入居していた建物としても記録されています。2008年のリニューアルを経て、現在は飲食・娯楽関連の店舗や賃貸区画の情報を通じて、その利用実態を確認できます。
2026年10月時点の賃貸物件情報では、掲載サイトによって空室状況や建物の竣工年に食い違いが見られます。加えて、JIS茶屋町店のような現行の店舗情報と、百又ビル時代の歴史的なテナント情報を区別することも欠かせない。所在地、アクセス、フロア構成、旧耐震基準の表示、賃貸オフィスの募集状況を整理し、建物の現在地を詳しく解説します。
【基本情報】イースクエア茶屋町はどんな建物?住所とアクセスを解説

イースクエア茶屋町は、大阪市北区茶屋町2-16に所在するテナントビルです。梅田の商業エリアに位置し、阪急電鉄の大阪梅田駅をはじめ、Osaka Metro御堂筋線の梅田駅、JR大阪駅からもアクセスできます。
賃貸オフィス情報を掲載するビルバンクやオフィスターでは、事務所・店舗用途の物件として紹介されています。一方、建物紹介資料や飲食店の店舗情報からは、一般の来店客が利用する商業施設としての側面も読み取れます。オフィス専用のビルというより、立地を生かして店舗と事業用区画の両方に関わる建物と捉えると実態を理解しやすくなります。
所在地と最寄り駅住所:大阪府大阪市北区茶屋町2-16
- 阪急大阪梅田駅:茶屋町口から徒歩約1〜2分
- Osaka Metro御堂筋線・梅田駅:徒歩約4〜5分
- JR大阪駅:徒歩約5〜8分
- Osaka Metro谷町線・中崎町駅:徒歩約7〜8分
徒歩時間は、駅の出口や利用する経路、各不動産情報サイトの算定方法によって異なります。阪急大阪梅田駅から徒歩1分とする店舗案内がある一方、ビルバンクなどの物件情報では徒歩2分とされています。駅からの近さを重視する場合は、実際に利用する改札・出口を基準に確認すると確実です。
現地へ向かう際のポイント阪急大阪梅田駅の茶屋町口を起点にすれば、茶屋町エリアへ短時間で移動できます。地下鉄やJRから向かう場合も、梅田の商業エリアを経由してアクセスできる立地です。
ただし、駅から近いことと、建物内の目的の店舗へすぐ到着できることは別問題です。飲食店や娯楽施設を訪れる場合は、入居階、入口の位置、営業時間を事前に確認しておきましょう。賃貸オフィスを検討する場合は、来客動線やエレベーター、搬入経路なども確認したいポイントです。
【歴史を整理】旧百又ビルからイースクエア茶屋町への変遷
イースクエア茶屋町を理解するうえで重要なのが、前身にあたる百又ビルの存在です。建物紹介資料では、かつてゲームセンター、喫茶店、ボウリング場、映画館などが入るレジャー色の強い施設として紹介されています。
特に知られていたのが、建物の中にあった映画館「三番街シネマ」です。東宝系の映画館として営業していましたが、梅田周辺でシネマコンプレックスが普及するなか、2007年9月24日に閉館しました。TOHOシネマズの沿革資料にも、同年9月の三番街シネマ1・2・3の閉館が記録されています。
百又ビル時代の主な用途建物紹介資料に掲載された1990年代ごろのフロア構成では、地下1階にビリヤードや居酒屋、1階にゲームコーナーや喫茶店、2階にボウリング場、上層階に文化施設や映画館、事務所などが配置されていました。
つまり、百又ビルは単なる飲食店ビルではありませんでした。映画を観る、ボウリングを楽しむ、ゲームで遊ぶ、食事をするといった複数の目的を一つの建物で満たせる、梅田のレジャー拠点だったのです。
2007年の映画館閉館と2008年のリニューアル2007年9月の三番街シネマ閉館は、百又ビルの歴史における大きな転換点です。その後、2008年に建物はリニューアルされ、イースクエア茶屋町として再スタートしました。複数の不動産物件紹介でも、旧百又ビルが2008年にリニューアルされた経緯が説明されています。
この変化は、梅田の商業施設が映画館やボウリング場を中心とする従来型のレジャー施設から、飲食や娯楽など多様な店舗が集まる形へ移行してきた流れと重なります。建物の名称だけを見れば別施設のように感じられますが、百又ビルとイースクエア茶屋町は、同じ場所における異なる時代の姿として理解するのが適切です。
【フロア構成・テナント一覧】現在の利用状況と過去の施設を比較
イースクエア茶屋町のフロア構成を調べる際は、現在の店舗情報、賃貸物件情報、過去の建物紹介を分けて見る必要があります。これらは更新時期も情報の目的も異なるためです。
2025年8月の開店案内で確認できる現行テナントの一つが、相席BARの「JIS茶屋町店」です。株式会社MK.creatorsがPR TIMESで配信した開店案内では、2025年8月8日のプレオープン、同月10日のグランドオープンが告知され、所在地はイースクエア茶屋町5階とされています。
建物・テナントに関する情報の整理表| 項目・時期 | 確認できる内容 | 読み取れるポイント |
|---|---|---|
| 所在地 | 大阪市北区茶屋町2-16 | 阪急大阪梅田駅に近い商業エリア |
| 旧百又ビル時代 | ゲームセンター、喫茶店、ボウリング場、三番街シネマなど | レジャー施設を中心とする複合的な利用 |
| 2007年9月 | 三番街シネマ1・2・3が閉館 | 映画館を中心とした従来の利用形態が終了 |
| 2008年 | イースクエア茶屋町としてリニューアル | 旧百又ビルから現在の名称へ移行 |
| 2025年8月 | JIS茶屋町店がグランドオープン | 5階の店舗として開店案内に掲載 |
| 2026年10月時点 | 賃貸情報サイトによって掲載状況に差がある | 最新の更新日と募集区画の状態を照合する必要がある |
JIS茶屋町店は、飲食・交流の場として利用される相席BARです。2025年8月の開店案内では、阪神本線の大阪梅田駅から徒歩1分、Osaka Metro御堂筋線の梅田駅から徒歩4分、JR大阪駅から徒歩5分というアクセスが案内されています。営業時間は19時から翌6時まで、年中無休を基本とする案内でしたが、年末年始などは休業する場合があるとされています。
一方、店舗情報サイトによってはJIS茶屋町店の所在地を5階のみと記載するものと、5〜7階と記載するものがあります。こうした違いから、入居フロアを厳密に把握したい場合は、店舗の最新案内や建物の現地表示を確認するのが適切です。
テナント一覧を調べる際の注意点インターネット上の建物紹介には、百又ビル時代のゲームセンターや映画館、リニューアル直後のカラオケ店など、過去のテナント情報も残っています。しかし、過去に入居していたという事実だけでは、2026年現在も営業しているとは判断できません。
現在のテナント一覧を作成する場合は、営業中の店舗が公表している所在地、最近の開店・閉店情報、建物の案内表示を優先して照合する必要があります。公開情報だけでは全フロアの完全な入居者名簿を確定できないため、JIS茶屋町店など確認できる店舗情報と、過去のテナント記録を混同しないことが大切です。
【2026年最新】イースクエア茶屋町の空室状況と賃貸オフィス情報
賃貸オフィスを探している人にとって、最も重要なのは、現在募集されている区画があるかどうかです。2026年10月時点で確認できる不動産情報では、掲載サイト間に差があるものの、更新日の新しい情報を優先すると、募集中の区画はないとする見方が有力です。
2026年10月時点の募集状況ビルバンクの物件情報は2026年10月1日更新で、イースクエア茶屋町について「現在募集中の区画はございません」と案内しています。同サイトでは、建物を地上6階・地下1階建てとし、賃貸オフィス物件として掲載しています。
オフィスターでも、2026年2月16日更新の物件情報において募集中の区画は0件とされています。一方、Growth Officeには、2026年6月1日更新として3階の約138.03坪の区画を掲載する情報が残っています。賃料は月額約517万6,000円、坪単価約3万7,499円、敷金10カ月という条件が表示されていました。
ただし、同じ3階の約138坪の区画について、大型ビル貸事務所の物件詳細には「こちらは空室ではございません」との記載があります。したがって、6月時点の掲載を10月現在の募集条件として扱うのは適切ではありません。
賃料や募集条件をどう判断するか過去の募集情報は、広い事務所区画を借りる場合の参考材料にはなります。しかし、募集賃料、敷金、共益費、入居可能日などは、契約状況や貸主の条件によって変動します。特に、募集終了後も物件データが検索結果に残ることがあるため、表示された価格を現在の確定条件と考えないようにしましょう。
イースクエア茶屋町への入居を検討する場合は、物件掲載会社に最新の募集状況を問い合わせ、希望する階、面積、用途、入居時期を伝えて確認する方法が確実です。現時点で募集がなければ、空き待ちの可否や、近隣の茶屋町・芝田エリアにある代替物件も比較対象になります。
【築年数・耐震性】竣工年の食い違いと旧耐震基準の確認ポイント
イースクエア茶屋町の竣工年については、賃貸物件サイト間で一致していません。ビルバンクは1970年、オフィスターは1972年1月、大型ビル貸事務所は1976年2月と掲載しています。いずれも建物情報として公開されている数値ですが、同じ建物について異なる年が表示されているため、単一の年を確定値として扱うのは慎重であるべきです。
2026年時点の築年数はどのくらいか各サイトの竣工年をそのまま基準にすると、2026年時点で築50〜56年程度に相当します。ただし、これは掲載されている竣工年から算出した概算です。正確な竣工年月日や建築確認に関する情報を確認するには、建物の管理者や所有者が保有する資料などを照合する必要があります。
また、2008年のリニューアルは、建物の改修・用途転換に関する情報です。リニューアル年が竣工年を意味するわけではなく、改修が実施されたことだけで建物全体の耐震性能が新築同等になったと判断することもできません。
旧耐震基準の表示は何を意味するのかオフィスターの物件情報では、イースクエア茶屋町は「旧耐震」と表示されています。国土交通省の資料によると、旧耐震から新耐震へ適用される基準が変わったのは1981年6月1日です。したがって、1970年代に竣工したという各掲載情報と、旧耐震という表示は年代上整合します。
ただし、竣工年だけで個別建物の耐震性能を完全に評価することはできません。建築確認を受けた時期、耐震診断の実施状況、改修履歴、補強の内容などが判断材料になります。賃貸オフィスとして検討する場合には、耐震診断報告書や改修履歴の有無、地震時の避難経路、設備の安全対策などを確認しておきたいところです。
また、オフィスターの掲載内容にはエレベーターが「無」とされる一方、ビルバンクにはエレベーター2基との記載があります。竣工年だけでなく、設備情報にも不一致があるため、内覧や契約前の現地確認は欠かせない。
【プロの結論】イースクエア茶屋町の現在の利用実態と判断基準
イースクエア茶屋町の特徴は、梅田の駅近という立地と、旧百又ビルから続く商業・レジャー用途の歴史が同居している点です。現在はJIS茶屋町店のような店舗情報が確認できる一方、賃貸オフィスの募集状況は更新時期によって表示が異なっています。単に「店舗ビル」「オフィスビル」のどちらか一方に分類するよりも、商業利用と事業用区画の双方に関係する建物として把握するほうが実態に近いといえます。
利用目的別に確認したいこと- 店舗を訪れる人:住所だけでなく、店舗名、入居階、営業日、営業時間を確認する。
- 賃貸オフィスを探す人:空室の有無、面積、賃料、敷金、入居可能日を仲介会社に再確認する。
- 企業の移転担当者:駅からの距離に加え、エレベーター、搬入動線、空調、通信設備、避難経路を調べる。
- 長期入居を検討する人:竣工年、耐震診断、補強・改修履歴、設備更新の状況を確認する。
- 建物の歴史を知りたい人:百又ビル時代の映画館・ボウリング場と、2008年以降の利用形態を分けて調べる。
特に、事業用物件の選定では、駅からの近さだけを優先しないことが重要です。来店型の店舗なら人通りや視認性、オフィスなら静粛性や設備、長期契約なら維持管理や耐震性など、用途に応じて判断基準を変える必要があります。
イースクエア茶屋町は、梅田駅周辺でアクセスの良い建物を探す際の候補になり得ます。ただし、現時点で空室があるかどうか、希望する用途に適した区画があるかどうかは別の問題です。物件情報の更新日と現況を照合し、契約条件や建物設備まで確認することが、入居後のミスマッチを防ぐ近道です。
【よくある質問】イースクエア茶屋町に関するFAQ
Q1:イースクエア茶屋町の住所はどこですか?
A1:大阪府大阪市北区茶屋町2-16です。阪急大阪梅田駅の茶屋町口から徒歩約1〜2分が目安です。
Q2:イースクエア茶屋町は旧百又ビルと同じ建物ですか?
A2:はい。建物紹介資料では、旧百又ビルが2008年にリニューアルされ、イースクエア茶屋町として再スタートしたと説明されています。
Q3:2026年現在、イースクエア茶屋町に空室はありますか?
A3:ビルバンクの2026年10月1日更新情報では、募集中の区画はありません。一方、過去の募集情報が残るサイトもあるため、最新の空室状況は仲介会社への確認が必要です。
Q4:JIS茶屋町店は何階にありますか?
A4:2025年8月の開店案内では5階とされています。一部の店舗情報サイトでは5〜7階と記載されているため、利用する際は店舗の最新案内で確認してください。
Q5:イースクエア茶屋町の竣工年は何年ですか?
A5:公開されている不動産情報では1970年、1972年1月、1976年2月と記載が分かれています。正確な竣工年月を確定するには、管理者や所有者の保有資料などを確認する必要があります。
Q6:イースクエア茶屋町は旧耐震基準の建物ですか?
A6:オフィスターの物件情報では旧耐震と表示されています。耐震性を具体的に判断する場合は、建築確認時期、耐震診断、補強・改修履歴などを確認してください。
Q7:百又ビル時代には何が入っていましたか?
A7:建物紹介資料では、ゲームセンター、喫茶店、ボウリング場、映画館の三番街シネマなどが紹介されています。これらは過去の利用実態であり、2026年現在のテナント一覧とは区別する必要があります。
イースクエア茶屋町は、大阪市北区茶屋町2-16に位置する、旧百又ビルを前身とする建物です。2007年の三番街シネマ閉館を経て、2008年にリニューアルされました。阪急大阪梅田駅から徒歩約1〜2分という立地にあり、2025年にはJIS茶屋町店の開店も案内されています。
2026年の賃貸オフィス情報では、ビルバンクの10月1日更新情報が募集中の区画なしとする一方、別サイトには過去の募集情報が残っています。竣工年やフロア構成、設備についても掲載内容に差があるため、公開情報を一つだけ見て判断するのは避けたいところです。
建物の歴史を知りたい人は百又ビル時代とリニューアル後を、店舗を利用する人は最新の営業案内を、オフィスを探す人は空室・契約条件・耐震関連資料をそれぞれ確認することが大切です。イースクエア茶屋町を正確に理解するには、立地の利便性だけでなく、現在の利用実態と物件情報の更新時期まで含めて判断する必要があります。