自転車保険を安くコンビニで申し込むなら、2026年10月29日時点では、セブン‐イレブンとローソンの年間保険料だけでなく、個人賠償責任補償や入院補償まで比較することが大切です。セブン‐イレブンの1人向けプランは年額3,220円、ローソンの「お手軽プラン」は年額3,840円。今回比較する現行商品の中ではセブン‐イレブンが620円安い一方、相手への賠償補償はセブン‐イレブンが最高3億円、ローソンは対象プランで国内無制限という違いがあります。
加えて、ファミリーマートの自転車向け傷害保険は、2026年9月30日をもって新規・継続申し込みの受付を終了しました。以前の料金を見て「ファミマが最安」と判断すると、現在は申し込めない商品を比較してしまうことになります。ここでは各社の公式案内をもとに、料金、補償内容、家族プラン、申し込み方法、補償開始日、加入義務化まで整理します。
【2026年最新】コンビニ自転車保険はセブンとローソンのどちらが安い?

先に結論を示すと、本人のケガも補償する保険を探していて、年間保険料を抑えたい人には、セブン‐イレブンの1人向けプランが有力候補です。一方、相手に対する賠償責任の補償限度額を重視するなら、ローソンの個人賠償責任補償付きプランも比較する価値があります。
セブン‐イレブンの自転車保険は、三井住友海上火災保険が引き受ける商品です。公式案内では、1人向けが年額3,220円、夫婦向けが3,980円、家族向けが5,890円とされています。1人向けの月額換算は約268円で、日常生活の賠償事故に対する補償や、自転車事故による入院・手術の補償も組み合わせられます。
ローソンで入れる自転車保険は、東京海上日動の保険商品です。公式案内に掲載されているお手軽プランは年額3,840円、ネット限定の基本プランは5,030円、ネット申し込みの充実プランは6,540円です。充実プランには通院補償があり、プランによって入院給付の日額や手術補償も変わります。
単純に最安の保険料だけを比べると、セブン‐イレブンの1人向けプランがローソンのお手軽プランより年間620円安くなります。ただし、両者は補償限度額や自分自身のケガに対する給付額が同一ではありません。安さを優先する場合でも、何が補償されるのかを確認してから契約する必要があります。
【料金・補償を一覧比較】セブン・ローソン・ファミマの違い
2026年のコンビニ自転車保険を比較する際は、現在申し込める商品と、受付終了した商品を分けて考えることが重要です。以下は、各社の公式案内に掲載された料金と補償内容を整理したものです。保険料は年額の一括払いを基本に記載しています。
| 商品・プラン | 年間保険料 | 個人賠償責任補償 | 本人の入院補償 | 主な特徴・注意点 |
|---|---|---|---|---|
| セブン‐イレブン・1人向け | 3,220円 | 最高3億円 | 8,000円/日 | 年間保険料を抑えながら、入院・手術も備えたい人向け |
| セブン‐イレブン・夫婦向け | 3,980円 | 最高3億円 | 8,000円/日 | 夫婦で加入を検討する場合の選択肢 |
| セブン‐イレブン・家族向け | 5,890円 | 最高3億円 | 8,000円/日 | 家族向けの契約プラン。対象者の範囲を確認 |
| ローソン・お手軽プラン | 3,840円 | 国内無制限 | 2,000円/日 | 個人賠償責任補償付き。月払いは340円 |
| ローソン・ネット限定基本プラン | 5,030円 | 国内無制限 | 3,000円/日 | 死亡・後遺障害補償なども手厚くなる |
| ローソン・ネット充実プラン | 6,540円 | 国内無制限 | 4,000円/日 | 通院1,000円/日も補償。店頭版とは条件が異なる |
| ローソン・店頭Loppi充実プラン | 5,230円 | 国内無制限 | 4,000円/日 | 通院補償なし。ネット版と補償内容が異なる |
| ファミリーマート・旧商品 | 旧料金3,120円 | 最高3億円 | 4,000円/日 | 2026年9月30日に新規・継続受付終了。現在の新規加入先としては選べない |
出典は、セブン‐イレブンの自転車保険公式案内、ローソンの自転車保険公式案内、ファミリーマートの受付終了告知です。ファミリーマートの料金・補償は受付終了前の商品情報であり、現行商品の料金比較には含めないでください。
年間保険料だけならセブン、賠償限度額ならローソンにも注目セブン‐イレブンの1人向けプランとローソンのお手軽プランを比べると、前者は年間620円安く、本人の入院補償も日額8,000円と高めです。一方、ローソンは個人賠償責任補償付きプランで国内の補償限度額が無制限となっています。相手への賠償リスクを重視する人にとっては、この差が選択の決め手になる可能性があります。
なお、ローソンの「無制限」は、個人賠償責任補償特約を付けた場合の国内補償を指します。海外での事故に対する補償限度額は国内と異なり、公式案内では1億円とされています。無制限という表示だけで、あらゆる事故や地域が無制限に補償されると解釈しないようにしましょう。
【ファミマはどうなった?】自転車保険の受付終了と既存契約の扱い
ファミリーマートの自転車向け傷害保険は、引受保険会社である損害保険ジャパンの決定により、2026年9月30日をもって新規・継続申し込みの受付を終了しました。2026年10月29日時点では、これから新しく契約したい人が選べる商品ではありません。
受付終了前の公式商品情報では、年間保険料3,120円、個人賠償責任補償は最高3億円、入院保険金日額4,000円などが案内されていました。この旧料金が現在も申し込める価格として検索結果や比較記事に残っている場合は、情報の更新日を確認する必要があります。
一方、2026年9月30日までに手続きを完了した契約については、保険満期日まで補償が継続されます。受付終了は、加入済みの人の補償が同日で一斉に打ち切られるという意味ではありません。ただし、満期後の更新手続きはできないため、契約中の人は満期日を確認し、次の保険を早めに検討する必要があります。
この変更によって、コンビニ自転車保険を比較する際は、単に「どこが安いか」だけでなく、申し込みが現在も受け付けられているか、更新できるかという点も確認事項になりました。とくに検索結果に表示される過去の比較記事では、受付終了日が反映されていない可能性があります。
【補償内容の見極め】個人賠償責任・入院補償・家族プランの選び方
個人賠償責任補償は相手への損害をカバーする自転車保険で最初に確認したいのが、個人賠償責任補償です。自転車で歩行者にぶつかってケガをさせたり、事故によって他人の物を壊したりして、法律上の損害賠償責任を負った場合に備える補償です。
国土交通省や日本損害保険協会も、自転車事故で高額な損害賠償が発生する事例を紹介し、保険などによる備えを促しています。自転車事故には自動車の自賠責保険に相当する強制保険がないため、事故の相手に対する補償を自分で確保しておく必要があります。
セブン‐イレブンの自転車保険は最高3億円、ローソンの個人賠償責任補償付きプランは国内無制限です。どちらも大きな賠償事故に備える選択肢ですが、保険金の支払いは契約条件や事故状況に基づいて判断されます。限度額だけでなく、示談交渉サービスの有無や適用条件も確認しましょう。
入院補償は「自分がケガをしたとき」の備え個人賠償責任補償と、自分自身の入院・手術に対する補償は別のものです。相手への賠償が無制限でも、自分が転倒して入院したときの給付額が高いとは限りません。
セブン‐イレブンの1人向けプランでは入院日額8,000円、ローソンのお手軽プランでは2,000円、基本プランでは3,000円、ネット充実プランでは4,000円が案内されています。入院日額だけでなく、手術保険金、通院補償、死亡・後遺障害補償も含めて比べると、保険料の差がどのような補償の違いにつながっているかを判断しやすくなります。
通院補償にも注意が必要です。ローソンのネット充実プランには通院日額1,000円の補償がありますが、お手軽プランと基本プランには通院補償がありません。セブン‐イレブンの公式案内でも、ケガによる通院は補償対象外とされています。自転車事故による通院費用も備えたい人は、プランごとの違いを確認してください。
家族プランは補償対象者を確認してから選ぶセブン‐イレブンには夫婦向けの年額3,980円、家族向けの年額5,890円のプランがあります。家族で自転車を利用する場合、1人ずつ加入するよりも、家族向けプランのほうが保険料を抑えられる可能性があります。ただし、対象となる家族の範囲や、本人のケガに対する補償が誰に適用されるかは、契約内容で確認する必要があります。
ローソンでは、個人賠償責任補償特約を付けることで、契約者本人だけでなく、所定の範囲の家族も賠償補償の対象になります。これは、家族全員のケガの補償が自動的に付くという意味ではありません。ネットから申し込む場合は家族まとめての手続きができず、1人ずつ申し込む必要があるため、家族の誰にどの補償が必要なのかを整理しておくと安心です。
【コンビニ自転車保険の申し込み方法】補償開始日はいつから?
セブン‐イレブンはネット事前申し込みとマルチコピー機に対応セブン‐イレブンでは、インターネットで事前申し込みをしてから店舗で手続きを進める方法と、店頭のマルチコピー機で申し込む方法があります。事前申し込みを利用すれば、店頭での入力作業を簡略化できます。
店頭で申し込む場合は、マルチコピー機の「保険」メニューから「自転車向け保険」を選び、画面の案内に沿って氏名や住所などを入力します。内容を確認して払込票を印刷したら、30分以内にレジへ持参して保険料を支払います。公式案内では、支払いは現金またはnanacoに対応しており、nanaco要点は付与されません。
補償開始日は、公式のネット予約案内によると、申し込み日の翌日から45日以内で指定できます。店舗での保険料の支払いは、指定した補償開始日の前日までに済ませる必要があります。補償開始時刻は午後4時と案内されているため、契約手続きが完了する前に補償が始まるわけではない点に注意してください。
ローソンはネット申し込みと店頭Loppiから選べるローソンでは、スマートフォンなどから申し込む方法と、店舗に設置されたLoppiから申し込む方法があります。ネット申し込みではクレジットカード、デビットカード、コンビニ払いなどの方法が案内されており、店頭Loppiでは現金での支払いが可能です。
ローソンの公式FAQでは、補償開始日は申し込み日の翌日から30日先まで指定できると案内されています。セブン‐イレブンと比べると、開始日の指定可能期間が異なります。申し込み当日から補償されると決めつけず、希望する開始日を選べるか、支払いを含む契約手続きが完了しているかを確認しましょう。
また、ローソンはネット版と店頭Loppi版で、充実プランの保険料や補償内容が異なります。ネット版の充実プランは年額6,540円ですが、店頭Loppi版は年額5,230円で、通院補償の有無などにも違いがあります。料金が安いからといって、補償内容まで同じとは限らないため、申し込み画面で商品名とプランを確認することが大切です。
申し込み前に確認したい5つの項目- 現在も新規申し込みを受け付けている商品か。
- 個人賠償責任補償の限度額はいくらか。
- 入院・手術・通院の補償はそれぞれ付いているか。
- 本人以外の家族が補償対象になる条件は何か。
- 補償開始日と支払い期限はいつか。
とくに補償開始日は、申し込んだだけで安心してしまいやすい項目です。保険料の支払い忘れや、開始日の指定ミスがないか、申込控えや契約内容で確認してください。
【自転車保険の義務化と安い選び方】コンビニ保険で失敗しない判断基準
自転車保険の加入義務は都道府県の条例を確認自転車保険の加入義務化は、国が全国一律に同じ制度を設けているというより、各自治体の条例によって進められてきました。国土交通省が公表する全国集計では、2024年4月1日時点で34都府県が加入を義務化し、10道県が努力義務としています。居住地だけでなく、自転車を利用する地域の最新の条例も確認することが大切です。
加入義務の対象となる保険は、必ずしも「自転車保険」という名前の商品に限られません。自動車保険や火災保険などに付帯する個人賠償責任特約、家族が加入している保険などで、必要な賠償責任がすでにカバーされている場合もあります。
新しい自転車保険を契約する前に、現在の自動車保険・火災保険・傷害保険の契約内容を確認しましょう。個人賠償責任特約がすでに付いていれば、同じ補償を重複して契約することになり、保険料が無駄になる可能性があります。
「最安」だけで選ぶと見落としやすい3つのポイント1つ目は、相手への賠償補償です。保険料が数百円安くても、賠償限度額が低ければ、高額な事故に備えるという目的を十分に満たせない場合があります。賠償補償の限度額と、日常生活の事故が補償対象に含まれるかを確認してください。
2つ目は、自分のケガに対する補償です。入院日額がいくらか、通院や手術も対象か、事故による死亡・後遺障害に対する補償があるかを確認します。特に通勤・通学で日常的に自転車に乗る人は、賠償補償だけでなく、自分自身のケガへの備えも検討する価値があります。
3つ目は、家族の補償範囲です。家族全員が個人賠償責任補償の対象になっていても、家族それぞれの入院補償まで付いているとは限りません。子どもが自転車に乗る家庭では、誰が被保険者になるのか、同居・別居の条件や未婚の子の扱いも確認しておきましょう。
口コミや評判を見るときは保険料と補償条件を分けて判断自転車保険の評判を比較するとき、手続きが簡単かどうかや保険料の安さだけに注目すると、事故が起きたときに必要な補償を見落とす可能性があります。口コミの評価だけで優劣を決めるのではなく、公式の商品説明、重要事項説明書、補償の対象者、免責事項、示談交渉サービスの条件を確認が必要です。
また、保険料は契約プランや申し込み方法によって異なり、商品改定で変更される場合もあります。検索結果に掲載された古い料金や、すでに受付を終了したファミリーマートの旧商品を現行プランと同列に扱わないことも、正確に比較するためのポイントです。
【自転車保険を安くコンビニで申し込む際によくある質問(FAQ)】
Q1:2026年にコンビニで加入できる自転車保険の最安候補はどれですか? A1:今回比較した現行商品の中では、セブン‐イレブンの1人向けプランが年額3,220円で最安候補です。ただし、補償限度額や入院給付額はローソンと異なるため、料金だけでなく補償内容も比較してください。
Q2:ローソンの自転車保険は家族全員が補償されますか? A2:個人賠償責任補償特約を付けると、契約条件で定められた家族も賠償補償の対象になります。ただし、家族全員のケガに対する入院・手術補償が自動的に付くわけではありません。補償対象者を分けて確認してください。
Q3:ファミリーマートの自転車保険は今から申し込めますか? A3:新規・継続申し込みの受付は2026年9月30日に終了しています。すでに加入している契約は満期日まで補償が継続されますが、新規加入先としては選べません。
Q4:自転車保険の補償は申し込んだ当日から始まりますか? A4:必ずしも当日からではありません。セブン‐イレブンは申し込み日の翌日から45日以内、ローソンは翌日から30日先までの開始日を指定できると公式案内で説明されています。支払い期限や契約成立の条件も確認してください。
Q5:すでに自動車保険に入っていれば、自転車保険は不要ですか? A5:自動車保険に個人賠償責任特約が付いていれば、自転車事故の賠償責任が補償される場合があります。ただし、自分自身のケガに対する入院・通院補償までカバーされるとは限りません。既存契約の補償範囲と対象者を確認してから判断しましょう。
2026年10月29日時点で、コンビニで加入できる自転車保険を安さ重視で選ぶなら、セブン‐イレブンの1人向けプランは有力な選択肢です。年額3,220円で、個人賠償責任補償は最高3億円、入院補償は日額8,000円。ローソンのお手軽プランは年額3,840円ですが、個人賠償責任補償付きプランでは国内無制限という特徴があります。
一方、ファミリーマートの自転車向け傷害保険は2026年9月30日に受付を終了しており、現在の新規加入先としては選べません。旧商品の料金を見て判断するのではなく、現行商品の公式情報を確認することが大切です。
最終的な選び方は、個人賠償責任補償の限度額、自分自身の入院・通院補償、家族の対象範囲、補償開始日、既存保険との重複の5点を基準にすると整理しやすくなります。自転車保険の加入義務がある地域では、条例に対応した賠償補償を確保したうえで、必要なケガの補償を無理のない保険料で選びましょう。