2026年10月29日現在、紅白歌合戦の歌手別視聴率で最新の実績となるのは、2025年12月31日に放送された「第76回NHK紅白歌合戦」のデータです。歌手別トップは、特別企画で大トリを務めた松田聖子さんの39.9%。Mrs. GREEN APPLE、AKB48、MISIAらも上位に入りました。
ただし、2026年の紅白はまだ放送前です。また、歌手別視聴率、番組全体の平均視聴率、瞬間最高視聴率は、それぞれ集計対象が異なります。ビデオリサーチの公表データと報道各社の集計を照らし合わせながら、2025年のランキング、安室奈美恵さんが記録した歴代最高の64.9%、世帯・個人視聴率の違いまで整理します。
【2026年最新】紅白歌合戦の視聴率は?第76回の結果を先に確認

「紅白歌合戦の歌手別視聴率を2026年の最新情報で知りたい」という読者が、最初に押さえておきたいのは、2026年の放送実績と2025年の確定済み実績を区別することです。
第77回NHK紅白歌合戦は2026年12月31日の放送予定です。10月に発表された司会者は芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、NHKの鈴木奈穂子アナウンサー。テーマは「こえていこう、歌とともに。」です。10月29日時点では、出場歌手別の視聴率はもちろん、2026年の出演者ごとのランキングもまだ確定していません。
そこで、現時点の最新実績として注目されるのが、2025年12月31日に放送された第76回の結果です。ビデオリサーチ調べ、関東地区の番組平均世帯視聴率は、前半が30.8%、後半が35.2%でした。前年の2024年は前半29.0%、後半32.7%だったため、それぞれ1.8ポイント、2.5ポイント上昇しています。
第76回は、放送100年の節目にあたり、特別企画の松田聖子さんや矢沢永吉さん、松任谷由実さん、玉置浩二さんらが出演したことでも話題になりました。歌手別ランキングでは、終盤に登場したアーティストが上位に並ぶ一方、21時台のAKB48も3位に入り、終盤以外にも高い関心を集めたステージがあったことが分かります。
【2025年ランキング】松田聖子39.9%、Mrs. GREEN APPLEも上位に
2025年の歌手別視聴率で首位を獲得したのは、特別企画で「青い珊瑚礁」を披露した松田聖子さんです。日刊スポーツは、歌唱中の午後11時38分に記録した39.9%が関東地区のトップだったと報じています。
2位は白組のトリを務めたMrs. GREEN APPLE。日刊スポーツが報じた数値は39.4%で、松田さんとの差は0.5ポイントでした。3位にはAKB48が37.1%でランクイン。前田敦子さん、大島優子さんらOGも参加したステージが、上位に食い込みました。
4位は紅組のトリを務めたMISIA。続いてTUBE、岩崎宏美さん、矢沢永吉さん、米津玄師さんらが上位に入りました。2025年のランキングは、長年親しまれてきた楽曲や特別な出演機会、現在の音楽シーンを代表するアーティストが、それぞれ異なる形で視聴者の関心を集めた結果といえます。
なお、歌手別の数値は、報道記事や二次集計の間で一部に表記差があります。例えば、Mrs. GREEN APPLEを39.8%、MISIAを36.9%とするまとめ記事も見られます。以下では、日刊スポーツなどの報道で確認できる数値を基準に整理し、異なる媒体の数字を混在させないようにします。
【一覧表】第76回NHK紅白歌合戦の歌手別視聴率ランキング
2025年の歌手別視聴率について、上位の出演者と注目点をまとめました。数値は関東地区の報道値を整理したもので、公式サイトで公表される番組平均視聴率とは集計単位が異なります。
| 順位 | 歌手・出演者 | 視聴率 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | 松田聖子 | 39.9% | 特別企画の大トリ。「青い珊瑚礁」を披露 |
| 2位 | Mrs. GREEN APPLE | 39.4% | 白組のトリを担当 |
| 3位 | AKB48 | 37.1% | 前田敦子さん、大島優子さんらOGが参加 |
| 4位 | MISIA | 36.7% | 紅組のトリを担当 |
| 5位 | TUBE | 36.4% | 夏のヒット曲で知られるバンド |
| 6位 | 岩崎宏美 | 36.3% | ベテラン歌手として出演 |
| 7位 | 矢沢永吉 | 36.0% | 特別企画で登場 |
| 7位 | 米津玄師 | 36.0% | 白組の出演者として登場 |
| 9位 | 玉置浩二 | 35.7% | 特別企画で出演 |
| 9位 | 福山雅治 | 35.7% | 終盤のステージで注目を集めた |
※歌手別の数値は報道媒体によって一部に差があります。特にMrs. GREEN APPLEとMISIAについては、39.4%・36.7%とする報道のほか、39.8%・36.9%とする集計も見られます。小数点以下まで比較する場合は、同一媒体の数値を基準にする必要があります。
このランキングで見逃せないのは、単に順位だけでなく、出演者の配置や企画の性格も結果に関わる点です。松田聖子さんは番組の最後に登場し、Mrs. GREEN APPLEも白組のトリを担当しました。一方、AKB48は21時台に出演し、OGとの共演を含むステージで3位に入っています。
歌手別視聴率は、アーティストの人気だけを純粋に測る数字ではありません。出演時刻、前後の番組進行、企画の希少性、視聴者がテレビをつけ続ける動機など、複数の条件が重なって表れる数字です。
【歴代ランキング】安室奈美恵64.9%と紅白の歴代最高視聴率
2025年の松田聖子さんの39.9%は、その年の歌手別トップとして注目されました。しかし、紅白歌合戦の歴代最高記録と比較すると、さらに高い数字が残っています。
紅白歌合戦の歌手別視聴率の歴代最高は、1998年に安室奈美恵さんが記録した64.9%です。前年の紅白を最後に産休に入り、約1年ぶりのステージとして注目を集めました。1997年にも安室さんは59.1%で歌手別トップを獲得しています。
歴代の歌手別記録では、1992年のDREAMS COME TRUEが62.0%、1995年の米米CLUBが60.3%、1996年の玉置浩二さんが59.9%を記録しています。2000年代に入ってからは、2003年のSMAPが57.1%を記録。2002年には、中島みゆきさんの「地上の星」が52.8%に達しました。
安室さんは2017年の紅白でも48.4%を記録して歌手別トップとなりました。引退前の出演という特別な意味合いが加わり、視聴者の関心が高まったことがうかがえます。ただし、歴代の数字を単純にアーティストの人気ランキングとして読むのは適切ではありません。出演した時代のテレビ普及状況や番組の構成、調査環境も異なるためです。
加えて、「紅白歌合戦の視聴率で歴代最高」という表現には、番組全体の記録と歌手別の記録という2つの意味があります。番組平均世帯視聴率の歴代最高は、1963年の第14回NHK紅白歌合戦が記録した81.4%です。安室さんの64.9%は歌手別の最高記録であり、81.4%とは別の指標です。
この区別は重要です。番組全体の平均値と、特定の歌手が出演した時間帯の値を同列に並べると、記録の意味を取り違えてしまいます。
【数字の読み方】世帯視聴率・個人視聴率・瞬間最高の違い
紅白歌合戦の視聴率を正しく理解するには、数字が何を表しているのかを確認する必要があります。特に混同されやすいのが、世帯視聴率、個人視聴率、歌手別視聴率、瞬間最高視聴率の4つです。
世帯視聴率は、調査対象となるテレビ世帯のうち、対象番組を視聴していた世帯の割合です。家族のうち何人が実際に見ていたかまでは、世帯視聴率だけでは分かりません。
個人視聴率は、調査対象となる個人のうち、番組を視聴していた人の割合です。世帯視聴率よりも、実際にどれだけの人が視聴していたかを個人単位で把握するのに適しています。
ビデオリサーチが公表する第76回の関東地区データでは、前半の平均世帯視聴率が30.8%、個人視聴率が23.2%。後半は世帯35.2%、個人26.4%でした。世帯と個人では集計する単位が異なるため、数字が一致しないのは自然なことです。
歌手別視聴率は、歌手が出演した時間帯の視聴率を基に、出演者ごとの数字を整理したものです。報道で紹介されるランキングでは、歌唱中に記録した毎分視聴率の最高値が使われることがあります。歌唱時間全体の平均値とは限らないため、数字の意味を確認することが大切です。
瞬間最高視聴率は、番組中に最も高い値を記録した瞬間の数字です。第76回の関東地区における瞬間最高世帯視聴率は40.7%で、午後11時44分、白組の優勝が発表された場面で記録されました。
一方、松田聖子さんの39.9%は午後11時38分の歌唱中に記録された歌手別トップの数字です。つまり、39.9%は歌手別の最高値、40.7%は番組全体の瞬間最高値です。数字が近くても、同じ場面を表しているわけではありません。
また、ビデオリサーチの公式サイトでは、紅白の過去の番組平均世帯視聴率や個人視聴率が公開されています。歌手別の数字は、報道で明らかになった毎分視聴率を各媒体が整理したものとして扱うと、出典と指標の違いを理解しやすくなります。
【前半・後半を比較】なぜ紅白の終盤は視聴率が高くなりやすいのか
第76回の前半と後半を比較すると、平均世帯視聴率は前半30.8%、後半35.2%。個人視聴率も前半23.2%から後半26.4%へ上昇しました。2025年は、番組後半に視聴者の関心が集まる傾向が数字にも表れています。
背景のひとつとして考えられるのが、番組構成です。紅白では、後半に紅組・白組のトリや特別企画が配置される年が多く、番組のクライマックスに向けて視聴者がテレビを見続ける理由が生まれます。2025年も、MISIA、Mrs. GREEN APPLE、松田聖子さんらが終盤に登場しました。
一方で、前半に出演した歌手が必ず不利というわけではありません。AKB48が歌手別3位に入ったように、出演者の話題性や企画の内容によっては、終盤以外でも高い数字を残せます。前半の平均値だけで個々のアーティストの注目度を判断することはできません。
また、テレビ視聴率だけで紅白全体の視聴規模を判断することにも注意が必要です。NHKが2026年1月に公表した第76回の関連データでは、関東地区のタイムシフト視聴を含む総合世帯視聴率は、前半33.1%、後半37.3%でした。リアルタイム視聴率とは別の指標であり、録画などを通じた視聴も含めると数字が変わります。
同じ発表では、NHK ONEでの同時配信と見逃し配信を合わせた再生回数は749万回とされています。テレビのリアルタイム視聴率、タイムシフトを含む総合視聴率、ネット配信の再生回数は、それぞれ集計対象も単位も異なります。現代の紅白を評価する際は、ひとつの数字だけで視聴者全体の動きを判断しないことが大切です。
【プロの結論】歌手別視聴率を比較するときの判断基準
紅白歌合戦の歌手別視聴率を比較するときは、次の3点を確認すると、数字の意味を取り違えにくくなります。
- 出典をそろえる:ビデオリサーチの番組平均値と、報道各社がまとめた歌手別の数値は、集計単位を区別して比較する。
- 地域と指標を確認する:関東地区なのか関西地区なのか、世帯なのか個人なのか、瞬間値なのか平均値なのかを確かめる。
- 出演条件も考慮する:出演時刻、特別企画の有無、前後の番組構成などを踏まえ、数字だけで歌手の人気を断定しない。
2025年の松田聖子さんの39.9%は、歌手別トップという点で大きな注目を集めました。一方、安室奈美恵さんの64.9%は、異なる時代に記録された歴代最高値です。両者の差を単純に人気の差と見るのではなく、それぞれの時代の放送環境や番組の状況を含めて読み解く必要があります。
また、歌手別視聴率は、アーティスト本人の評価を決めるための数字ではありません。音楽配信の再生回数、ライブ動員、SNS上の反響などとは測っているものが異なります。テレビ番組の中で、どの時間帯にどれだけ視聴者が集まったのかを知るための指標として活用するのが適切です。
【紅白歌合戦の歌手別視聴率】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新の紅白歌合戦の歌手別視聴率は何%ですか?
A1:2026年10月29日時点では、第77回NHK紅白歌合戦の放送前のため、2026年の歌手別視聴率はまだありません。現時点で参照できる最新の実績は、2025年の第76回で松田聖子さんが記録した39.9%です。
Q2:紅白歌合戦の歌手別視聴率の歴代最高は誰ですか?
A2:歌手別の歴代最高は、1998年に安室奈美恵さんが記録した64.9%です。なお、番組全体の平均世帯視聴率の歴代最高は、1963年の第14回NHK紅白歌合戦の81.4%で、別の指標です。
Q3:松田聖子さんの39.9%と瞬間最高の40.7%は何が違いますか?
A3:39.9%は松田聖子さんの歌唱中に記録された歌手別トップの数字です。40.7%は番組全体の瞬間最高世帯視聴率で、2025年は午後11時44分の白組優勝発表時に記録されました。
Q4:世帯視聴率と個人視聴率は、どちらを見ればよいですか?
A4:番組を視聴していた世帯の割合を知りたい場合は世帯視聴率、視聴していた個人の割合を知りたい場合は個人視聴率が参考になります。両者は集計単位が異なるため、比較するときは同じ指標同士をそろえる必要があります。
Q5:歌手別視聴率はビデオリサーチの公式サイトで確認できますか?
A5:ビデオリサーチの公式サイトでは、紅白歌合戦の番組平均世帯視聴率や個人視聴率などの過去データが公開されています。歌手別ランキングは、報道各社が発表した毎分視聴率の情報を整理した記事などで確認できます。媒体によって数値に差がある場合は、出典と指標を確認してください。
2026年10月29日時点で、紅白歌合戦の最新の歌手別視聴率実績は2025年の第76回です。歌手別トップは松田聖子さんの39.9%で、Mrs. GREEN APPLE、AKB48、MISIAらが続きました。番組平均世帯視聴率は前半30.8%、後半35.2%、瞬間最高世帯視聴率は白組の優勝発表時に記録した40.7%です。
歴代記録では、歌手別の最高が安室奈美恵さんの64.9%、番組平均世帯視聴率の最高が1963年の81.4%となっています。これらは異なる指標であり、数字の意味を理解して比較が必要です。
2026年の第77回は12月31日に放送予定です。実際の歌手別ランキングは放送後に明らかになります。最新の結果を確認する際は、ビデオリサーチの公表データ、報道各社の発表、歌手別・番組平均・瞬間最高という集計単位の違いを押さえ、数字の背景まで含めて紅白の視聴動向を読み解いていきましょう。