那須川天心の弟は、キックボクサーの那須川龍心(なすかわ・りゅうじん)です。2006年5月16日生まれの龍心は、兄と同じく幼少期から打撃格闘技に取り組み、TEAM TEPPENに所属するプロ選手として実績を積み重ねてきました。
2026年はキャリアの大きな転換点を迎えています。3月にはRISEスーパーフライ級王座を獲得し、9月19日には大﨑一貴との再戦を制してRISE世界スーパーフライ級王座を獲得。兄・天心の知名度に注目が集まりがちだった龍心も、自らの実力で世界王者の座にたどり着きました。年齢や身長、プロデビューからの経歴、戦績、獲得タイトル、家族との関係まで、2026年10月時点の情報を整理します。
【那須川天心の弟は那須川龍心】年齢・生年月日・身長・所属プロフィール

那須川龍心は、兄・那須川天心の弟として知られるプロキックボクサーです。現在はRISEを主戦場とし、国内タイトルに加えて世界タイトルも獲得。若手選手の枠を超え、軽量級のトップ戦線で存在感を示しています。
RISE公式選手プロフィールやRIZINの選手紹介に掲載されている基本情報を
- 名前:那須川龍心(なすかわ・りゅうじん)
- 生年月日:2006年5月16日
- 年齢:20歳(2026年10月29日時点)
- 出身地:千葉県松戸市
- 身長:164cm
- 所属:TEAM TEPPEN
- 構え:オーソドックス
- 得意技:左フック
- バックボーン:空手
- 主戦場:RISEを中心とするキックボクシング
年齢については、生年月日から計算すると2026年5月16日に20歳になりました。2024年11月にRISEフライ級王座を獲得した当時は18歳、2026年3月にスーパーフライ級王座を手にした際は19歳でした。そこから同年5月に20歳を迎え、9月には世界王座も獲得しています。
身長164cmの龍心が戦う階級は?龍心の主戦場となるのは、RISEのフライ級やスーパーフライ級などの軽量級です。2026年3月に獲得したRISEスーパーフライ級王座と、同年9月に獲得したRISE世界スーパーフライ級王座はいずれも53kg級のタイトルです。
身長だけで選手の強さは判断できません。軽量級では、攻撃を当てる速さ、距離の管理、連打の精度、相手の反撃に対応する能力などが勝敗を左右します。龍心の試合では、パンチのコンビネーションや左フックを生かした攻撃に加え、相手の圧力を受けながら反撃する技術にも注目が集まっています。
【経歴を時系列で解説】空手からキックボクシング、プロデビューまで
龍心の競技人生を理解するうえで欠かせないのが、幼少期から続けてきた打撃競技の経験です。RIZINの選手紹介では、兄の天心と同じく、幼い頃からキックボクシングを学んできた選手として紹介されています。
2026年9月に放送されたテレビ番組の紹介内容でも、龍心が5歳で空手を始めた経緯が取り上げられました。プロデビュー以前からアマチュア大会に出場し、段階的に実績を積んできたことが、現在の競技力の土台になっています。
アマチュア時代から結果を残す龍心は2021年、RISE Nova全日本大会の-55kg級トーナメント、Stand Up Aクラストーナメントの-55kg級、RISE NovaジュニアAクラストーナメントの-50kg級で優勝しました。アマチュア時代から複数の大会で結果を残しており、単に有名選手の弟というだけではなく、競技者として実績を積み上げていたことが分かります。
2022年4月2日、15歳でプロデビュープロデビュー戦は、2022年4月2日の「RISE ELDORADO 2022」。東京・国立代々木競技場第一体育館で笠原直希と対戦し、判定3-0で勝利しました。
この日は兄の天心がRISEでの最後の試合に臨んだ大会でもありました。スポニチの報道によると、龍心は兄の節目となる舞台でプロとしての第一歩を踏み出し、デビュー戦を白星で飾りました。
兄の天心は、キックボクシングで数々の実績を残した後、プロボクシングへ転向しました。一方、龍心はキックボクシングのリングに残り、兄が築いた知名度を背景にしながらも、自らの試合で評価を獲得していく道を選んでいます。
デビューから世界王座までの流れを追うと、龍心の成長は一度の大きな勝利だけで説明できるものではありません。アマチュア大会での優勝、プロのリングでの経験、国内タイトルの獲得、そして世界王座への挑戦という段階を踏んできました。
【2026年最新】那須川龍心が大﨑一貴との再戦を制し世界王者に
2026年の龍心を語るうえで、最も重要な試合が9月19日の「ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2026 TOKYO.2」です。東京・EBARA WAVE ARENAおおたで行われたRISE世界スーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチで、龍心は王者・大﨑一貴に挑戦しました。
この試合は、単なる初の世界タイトル挑戦ではありませんでした。両者は同年6月6日にも対戦しており、その際は55kg契約のスーパーファイトで大﨑が延長判定勝ちを収めていました。9月のタイトルマッチは、龍心にとって前戦の敗北を乗り越え、世界のベルトを懸けて再び大﨑と向き合う一戦だったのです。
6月の敗戦から約3か月、再戦でつかんだベルト6月の初戦では、前に出て圧力をかける大﨑に対し、龍心はパンチのコンビネーションなどで応戦しました。しかし、本戦では決着がつかず、延長判定で大﨑に敗れました。
その後、龍心は7月24日の「ONE Friday Fights 163」でも戦い、タイのトンプーンに2ラウンドTKO勝ちを収めています。国内タイトル戦線だけでなく、海外の大会でも勝利を重ねたことは、2026年の活動を振り返るうえで押さえておきたいポイントです。
そして9月19日、再び大﨑と対戦。今回は53kgの世界タイトルマッチとして5ラウンドを戦い、本戦の判定は1-1となりました。延長ラウンドでも攻防は続きましたが、最後は龍心が延長判定で勝利。RISE公式大会結果でも、龍心の新王者就任が記録されています。
大﨑一貴を破ってRISE世界スーパーフライ級王座を獲得したことは、龍心のキャリアにおける最大級の実績です。6月の敗戦を経て同じ相手に再挑戦し、今度は世界タイトルを手にした点に、この勝利の意味があります。
2026年3月には国内スーパーフライ級王座も獲得世界王座に先立つ3月28日には、「RISE ELDORADO 2026」で長谷川海翔と対戦しました。第4代RISEスーパーフライ級王座決定戦で、龍心は試合の序盤から中盤にかけて苦しい展開を強いられましたが、最終5ラウンドに反撃。5ラウンド1分17秒、3度のダウンを奪ってKO勝ちを収めました。
この勝利で、龍心は2024年11月に獲得したフライ級王座に続き、スーパーフライ級でも王座を獲得。RISEでの2階級制覇を達成しました。スポニチや日刊スポーツも、最終ラウンドでの逆転KOと2階級制覇を報じています。
試合後、龍心は勝利の盛り上がりについて「100点中150点」と表現しました。苦しい展開をひっくり返した試合内容は、勝敗だけでなく、最後まで逆転を狙う姿勢という面でも印象を残しました。
2026年の龍心は、3月の国内タイトル獲得、6月の大﨑戦での敗北、7月の海外大会でのTKO勝利、9月の世界王座獲得という流れをたどっています。順調な勝利だけではなく、敗戦を経験して再び同じ相手に挑み、結果を出したことが、この年の大きな特徴です。
【戦績・獲得タイトル】那須川龍心の実績とキャリアの転換点
龍心の実績を確認するには、獲得したベルトだけでなく、どの試合を経てタイトルにたどり着いたのかを見ることが大切です。RISE公式選手プロフィールには、世界王座を含む複数のタイトルと、プロ戦績が掲載されています。
以下は、主要な経歴とタイトル獲得の流れをまとめたものです。
| 時期 | 出来事・対戦相手 | 結果・意義 |
|---|---|---|
| 2021年 | RISE Nova、Stand Upなどのアマチュア大会 | 複数のトーナメントで優勝 |
| 2022年4月2日 | RISE ELDORADO 2022/笠原直希 | 判定3-0で勝利し、プロデビュー |
| 2024年11月23日 | RISE183/数島大陸 | 1ラウンドKO勝ちでRISEフライ級王座を獲得 |
| 2026年3月28日 | RISE ELDORADO 2026/長谷川海翔 | 5ラウンドKO勝ちでRISEスーパーフライ級王座を獲得 |
| 2026年9月19日 | RISE WORLD SERIES 2026 TOKYO.2/大﨑一貴 | 延長判定で勝利し、RISE世界スーパーフライ級王座を獲得 |
- 第2代RISE世界スーパーフライ級王者
- 第4代RISEスーパーフライ級王者
- 第3代RISEフライ級王者
- ISKA K-1ルール世界ストロー級王者
- 2021年RISE Nova全日本大会 -55kg級トーナメント優勝
- Stand Up Aクラストーナメント -55kg級優勝
- 2021年RISE NovaジュニアAクラストーナメント -50kg級優勝
2026年9月の世界王座獲得によって、龍心は国内のフライ級、スーパーフライ級に加え、世界スーパーフライ級のタイトルも手にしました。タイトルの数だけでなく、異なる階級や相手に対応しながらキャリアを進めてきた点が、実績を評価する際のポイントになります。
戦績の数字を見るときに注意したいことRISE公式選手プロフィールには、龍心の戦績として24戦21勝3敗(11KO)と掲載されています。内訳はキックボクシング23戦20勝3敗(10KO)、MMA1戦1勝(1KO)です。
一方、Mニュースの公開試合データベースでは、キックボクシングの試合を26戦20勝6敗と集計しています。媒体間で掲載値が一致していないため、戦績の数字を引用する際は、集計対象や更新状況を確認する必要があります。特に、異なる団体での試合やMMAの結果を含むかどうかによって、選手の記録の見え方は変わります。
2026年の主要な試合結果については、RISEの大会公式結果と各大会の報道を併せて確認するのが確実です。龍心の現在地を判断するうえでは、単純な勝率だけでなく、タイトルマッチで誰と戦い、どのような内容で勝ったのかも重要になります。
【兄弟関係と家族構成】那須川天心との違い、TEAM TEPPENとのつながり
那須川天心と龍心は実の兄弟です。兄の天心はキックボクシングで大きな実績を残した後、プロボクシングへ転向しました。弟の龍心はキックボクシングを主戦場としており、RISEでタイトルを獲得しながら競技キャリアを築いています。
年齢差や競技の進む方向は違いますが、両者には幼少期から打撃競技に取り組んできた共通点があります。龍心がプロデビューした2022年4月は、天心がRISEでの最後の試合に臨んだ日でもありました。兄のキックボクシングでの活動が一区切りを迎えるタイミングで、弟がプロとしての道を歩み始めたことは、2人のキャリアを象徴する出来事です。
兄・天心はボクシング、弟・龍心はキックボクシング兄弟の大きな違いは、現在の主戦場です。天心はプロボクシングに転向し、世界のトップ選手との対戦を目指して歩みを進めています。一方の龍心はRISEを中心に、キックボクシングで国内外のタイトルに挑戦してきました。
2026年4月11日の日刊スポーツの報道では、龍心は父とともに兄・天心のボクシングの試合を観戦し、兄の勝利を喜んでいました。また、天心は試合に向けて週1回ほど龍心と同じジムで練習していたと伝えられています。兄弟が別々の競技に進みながらも、練習や試合観戦を通じて関わりを持っていることがうかがえます。
もっとも、兄がボクシングで築いた実績と、弟がキックボクシングで獲得したタイトルは、競技ルールも評価基準も異なります。兄弟のどちらが強いかという単純な比較よりも、それぞれが異なる競技でどのような成果を残しているかを見るほうが、両者の現在地を正確に理解できます。
那須川天心の家族構成と父・弘幸氏の役割那須川家では、父・那須川弘幸氏がTEAM TEPPENやTEPPEN GYMの活動を通じて、格闘技の指導・運営に携わってきました。天心と龍心の競技人生を語るうえで、父の存在は欠かせない。
家族については、兄の天心に加え、格闘技活動で知られる妹の那須川梨々もいます。母・由美子さんもテレビ番組で紹介されており、那須川家は家族が競技活動に関わる姿がたびたび報じられてきました。
ただし、家族それぞれの私生活と、選手として公表されている情報は分けて考える必要があります。龍心の競技面については、所属、試合結果、獲得タイトルなどの公的な記録が充実しています。一方、家族全員の生活の詳細が競技情報と同じように公開されているわけではありません。
龍心にとって天心は、単に有名な兄というだけではなく、同じ格闘技の世界を先に歩んできた存在です。それでも、2026年の世界王座獲得は龍心自身の試合によって実現したものです。兄弟の関係を理解する際には、家族としてのつながりと、リング上で競い合う選手としての実績を両立して見ることが大切です。
【プロの結論】那須川龍心の現在地と今後の注目ポイント
2026年10月時点の那須川龍心を評価するうえで、最も重要なのは、世界王座獲得が単発の番狂わせではなく、それまでのキャリアの積み重ねの先にあるという点です。
2024年11月には数島大陸を1ラウンドKOで破ってRISEフライ級王座を獲得。2026年3月には長谷川海翔を最終ラウンドの逆転KOで下し、スーパーフライ級王座を手にしました。そして9月には、6月に敗れた大﨑一貴との再戦を制し、世界王者となっています。
この流れから読み取れるのは、龍心が勝利だけを積み重ねてきた選手ではなく、苦しい展開や敗戦を経験しながらも、次の試合で結果を出してきたということです。特に大﨑との再戦は、相手の圧力にどう対応するか、延長戦でどのように勝ち切るかという課題を乗り越えた試合でした。
今後の試合で注目したい3つのポイント- 世界王座の防衛:新王者となった龍心が、今後どのような挑戦者を迎え、世界タイトルを守るか。
- 国内外の強豪との対戦:RISEだけでなく、2026年7月のONEでの勝利を踏まえ、異なる大会でどのような結果を残すか。
- 試合運びの成熟:長谷川戦の逆転KOや大﨑戦の延長勝利を経て、試合序盤から終盤まで安定した戦いを見せられるか。
龍心の試合を見る際には、KOの有無だけで評価を決めないことも大切です。相手との距離をどのように調整しているか、攻撃を受けた後に立て直せるか、終盤に攻める余力を残せるかといった点を見れば、選手としての成長をより具体的に捉えられます。
また、兄・天心の知名度を通じて龍心を知った読者にとっても、兄弟比較だけでなく、龍心が獲得したタイトルや対戦相手、試合内容を独立した評価軸として見ることが重要です。2026年の世界王座獲得は、龍心が自身の名前で評価される段階へ進んだことを示す大きな節目になりました。
【那須川天心の弟】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:那須川天心の弟の名前は何ですか?
A1:弟の名前は那須川龍心(なすかわ・りゅうじん)です。TEAM TEPPENに所属するプロキックボクサーで、2026年9月にRISE世界スーパーフライ級王座を獲得しました。
Q2:那須川龍心は何歳ですか?生年月日はいつですか?
A2:2006年5月16日生まれで、2026年10月29日時点では20歳です。
Q3:那須川龍心の身長は何cmですか?
A3:RISE公式選手プロフィールでは164cmと公表されています。主戦場はフライ級やスーパーフライ級などの軽量級です。
Q4:那須川龍心のプロデビューはいつですか?
A4:2022年4月2日の「RISE ELDORADO 2022」です。笠原直希と対戦し、判定3-0で勝利しました。
Q5:那須川龍心は2026年に世界王者になりましたか?
A5:はい。2026年9月19日のRISE世界スーパーフライ級タイトルマッチで、大﨑一貴を延長判定で破り、王座を獲得しました。
Q6:那須川龍心の所属ジムはどこですか?
A6:TEAM TEPPENです。父の那須川弘幸氏がジムの運営・指導に関わっており、兄の天心も同じ格闘技の世界で活動してきました。
Q7:那須川龍心の戦績は何勝何敗ですか?
A7:RISE公式選手プロフィールでは24戦21勝3敗(11KO)と掲載されています。一方、別の公開試合データベースでは異なる数字が掲載されているため、戦績を確認する際は、集計対象と更新状況も併せて見る必要があります。
那須川天心の弟・那須川龍心は、2006年5月16日生まれの20歳。幼少期から空手やキックボクシングに取り組み、2022年にプロデビューしてから、RISEを中心に実績を重ねてきました。
2024年11月にはフライ級王座を獲得し、2026年3月にはスーパーフライ級王座を獲得。そして9月19日、大﨑一貴との再戦を延長判定で制し、RISE世界スーパーフライ級王者となりました。2026年は国内2階級制覇に加えて世界王座も手にした、キャリアの大きな節目となる年です。
兄の天心がボクシングの世界で挑戦を続ける一方、龍心はキックボクシングの世界で独自の道を切り開いています。今後は世界王座の防衛、国内外の強豪との対戦、試合運びのさらなる成熟が注目点です。兄弟という関係だけでなく、世界王者としての龍心自身の実績に目を向けることで、その成長と今後の可能性をより深く理解できるでしょう。