2026年の則本昂大投手の年俸は、報道や選手データベースによると推定3億円です。2025年シーズンまで東北楽天ゴールデンイーグルスでプレーした右腕は、海外FA権を行使した後、2026年1月に読売ジャイアンツへの移籍が決定。契約は3年総額13億円(推定)と報じられ、プロ野球ファンの間で大きな話題になりました。
ただし、年俸3億円と3年総額13億円は、同じ意味ではありません。楽天時代の長期契約、2024年の最多セーブ獲得、2025年の救援成績、そして2026年の巨人での投球内容まで整理すると、則本昂大の年俸がどのように形成され、今回の契約が注目される理由も見えてきます。
【2026年最新】則本昂大の年俸は推定3億円、巨人との大型契約を解説

則本昂大は1990年12月17日生まれ、滋賀県出身のプロ野球投手です。2012年のドラフト2位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団し、2013年にプロデビュー。新人王を獲得した後、先発投手としてチームを支え、2024年には抑えとして最多セーブのタイトルを手にしました。
2026年1月16日、読売ジャイアンツは海外FA権を行使した則本との契約合意を発表しました。スポニチアネックスや日刊スポーツなどの報道では、契約は3年総額13億円、背番号43とされています。年俸については推定3億円とする選手データベースや報道が確認できます。
ここで押さえておきたいのは、年俸の数字が球団から公式に公表された確定額とは限らない点です。プロ野球選手の契約金額は、契約更改や入団報道をもとに推定値として伝えられることがあります。則本の年俸3億円も、こうした報道ベースの金額として理解するのが適切です。
また、3年総額13億円は契約全体についての推定額です。基本年俸、契約金、出来高などの内訳がすべて明らかになっているわけではないため、13億円を単純に3で割り、毎年の年俸が約4億3333万円だと断定することはできません。
【年俸推移を一覧化】楽天時代から2026年までの契約と転換点
則本の年俸は、プロ入り直後から段階的に上昇しました。推定年俸の掲載データを見ると、2013年の1200万円から2015年には1億2000万円、2017年には2億円に到達。2019年以降は3億円の水準が続いています。
特に大きな転換点となったのが、2019年に楽天と結んだ7年契約です。日刊スポーツやスポニチアネックスなどは、年俸3億円に出来高を加えた契約として報じています。契約期間は2025年までとされ、2026年の巨人移籍は、楽天との長期契約を終えた後の新たなキャリアの始まりでした。
| 年度・時期 | 推定年俸・契約 | 球団・主な経緯 |
|---|---|---|
| 2013年 | 1200万円 | 楽天でプロデビュー。新人王を獲得。 |
| 2014年 | 6000万円 | 先発投手として活躍。204奪三振を記録。 |
| 2015年 | 1億2000万円 | プロ入り後初めて推定年俸1億円を突破。 |
| 2016年 | 1億5000万円 | 先発ローテーションの中心として活躍。 |
| 2017年 | 2億円 | 15勝を挙げ、防御率2.57を記録。 |
| 2018年 | 2億5000万円 | 5年連続で最多奪三振のタイトルを獲得した期間の最終年。 |
| 2019~2025年 | 3億円水準 | 楽天と7年契約を締結。出来高を含む契約として報道。 |
| 2026年 | 推定3億円 | 巨人へFA移籍。3年総額13億円(推定)の契約。 |
この推移から読み取れるのは、則本の年俸が単年の勝敗だけで決まってきたわけではないということです。新人時代からの継続的な実績、奪三振能力、先発としての稼働、そして楽天の中心選手としての位置づけが、長期契約につながった背景にあります。
なお、2019~2025年の年俸3億円は報道やデータベースに基づく推定値です。出来高の実際の支給額などは別の要素となるため、表の金額をそのまま実際の年間収入とみなすことはできません。
【成績と年俸の関係】新人王から最多セーブまで、評価された実績
則本の年俸を理解するうえでは、投手としての役割の変化が欠かせない。2013年の新人王獲得後は先発として経験を積み、2014年から2018年まで5年連続で最多奪三振のタイトルを獲得しました。2017年には15勝、防御率2.57という成績を残し、楽天のエース格としての評価を確立しています。
その後も先発を中心に投げ続けましたが、2024年には抑えへ転向。54試合に登板して32セーブ、防御率3.46を記録し、最多セーブのタイトルを獲得しました。2025年も救援投手として56試合に登板し、16セーブ、10ホールド、防御率3.05という成績を残しています。
つまり、則本の価値は先発としての勝利数や奪三振だけではありません。先発と救援の両方を経験し、チーム事情に合わせて役割を変えてきた点も、評価を考える際の材料です。
一方で、年俸が高額であるほど、ファンや球団が求める成果も大きくなります。過去の実績が豊富であっても、契約期間中の成績が自動的に保証されるわけではありません。過去の功績と現在のパフォーマンスを分けて見ることが重要です。
【巨人移籍の経緯】海外FA権の行使と3年総額13億円の意味
則本は2025年シーズン終了後、海外FA権を行使しました。2026年1月の報道によると、メジャーリーグへの挑戦も視野に入れてオファーを待ち、米球団からの打診もあったものの、条件や環境面などを総合的に判断。その後、国内球団からのオファーも検討したうえで巨人への移籍を決めました。
1月19日の入団会見について、日刊スポーツは、移籍を決めた理由として則本が次のように語ったと報じています。
「このチームで頑張りたいと思った」
巨人が則本を獲得した背景には、先発投手陣の補強というチーム事情がありました。楽天での直近2シーズンは主に救援で投げていた一方、巨人では先発としての起用が見込まれ、これまでとは異なる役割を担うことになりました。
契約額の大きさは、こうした補強上の期待と無関係ではありません。経験豊富な投手を獲得すれば、若手投手の負担を軽減したり、先発ローテーションを安定させたりする効果が期待されます。ただし、期待される役割を実際に果たせるかどうかは、移籍後の投球内容によって判断されます。
また、3年総額13億円という報道額だけを見て、楽天時代より年俸が大幅に増えたと断定するのも早計です。契約期間や契約総額、推定年俸はそれぞれ異なる指標であり、同じ基準で比較する必要があります。
【ネットの反応・炎上・噂の真相】高額契約をめぐる賛否を検証
則本の巨人移籍では、実績を評価する見方がある一方、年齢や高額契約、先発への再挑戦を不安視する反応も報じられました。2026年1月19日付の日刊ゲンダイDIGITALは、ネット上で獲得を疑問視する声が出ていることや、応援する声もあることを紹介しています。
批判の中心にあるのは、主に費用対効果への疑問です。35歳で迎える新シーズンに、救援から先発へと役割を変えた投手に大型契約を提示することが、チームの戦力強化につながるのかという論点です。一方で、通算120勝を挙げた実績や、先発・救援双方の経験を評価する見方にも根拠があります。
こうした反応を、直ちに不祥事を意味する「炎上」と同一視するのは適切ではありません。今回の話題の中心は、契約や球団の補強方針に対する賛否です。ネット上の反応を確認する際には、批判的な意見だけでなく、期待を寄せる意見や、実際の成績も併せて見る必要があります。
2026年のレギュラーシーズン終了時点で、日本野球機構(NPB)の公式記録には、則本の巨人での成績として18登板、3勝4敗、1ホールド、防御率4.72、61投球回、43奪三振が掲載されています。前年の楽天での防御率3.05と比べると、移籍初年度は数字の面で課題が残ったシーズンでした。
ただし、1シーズンの成績だけで契約全体の成否を決めることもできません。先発としての起用、登板機会、投球回数、チームへの貢献を含め、複数の観点から評価する必要があります。契約金額への批判と、選手個人の実力評価は切り分けて考えるべきでしょう。
【プロの結論】則本昂大の年俸を正しく評価する3つの判断基準
則本昂大の年俸をめぐるニュースを読み解く際には、次の3点を押さえておくと、金額だけに引っ張られずに評価できます。
第一に、推定年俸と契約総額を区別すること。2026年の推定年俸3億円と、巨人との3年総額13億円は、比較する対象が異なります。契約の内訳がすべて公開されていない以上、年俸と契約総額を同じ数字として扱わないことが大切です。
第二に、過去の実績と現在の成績を分けて見ること。則本には新人王、5年連続最多奪三振、最多セーブなどの実績があります。それらは大型契約の背景を理解する材料になりますが、2026年の投球内容を評価する際には、シーズンの成績を別に確認する必要があります。
第三に、契約の評価には役割と期間を含めること。先発投手と抑え投手では、求められる登板間隔や投球回数、試合への影響が異なります。則本のように役割を変えた選手の場合、登板数や防御率だけでなく、先発としてどの程度投球回を確保できたか、チームの編成上の課題をどれだけ補えたかも判断材料になります。
これらを踏まえると、則本の年俸は、長年の実績と巨人の補強方針を背景にした契約として理解できます。その一方、2026年の成績には改善の余地があり、契約の評価は今後のシーズンも含めて見ていく必要があります。
【則本昂大の年俸】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:則本昂大の2026年の年俸はいくらですか?
A1:報道や選手データベースによる推定年俸は3億円です。巨人とは3年総額13億円(推定)の契約で合意したと報じられています。
Q2:則本昂大の年俸は楽天時代から上がりましたか?
A2:楽天時代は2019年以降、推定3億円の水準が続いていました。2026年の巨人移籍後も推定年俸は3億円とされています。ただし、契約総額や出来高などの内訳が異なる可能性があるため、年俸の数字だけで契約条件の変化を判断することはできません。
Q3:則本昂大の3年総額13億円は、毎年約4億3333万円を受け取るという意味ですか?
A3:そうとは限りません。3年総額13億円は契約全体の推定額であり、基本年俸や契約金、出来高などの内訳がすべて公表されているわけではありません。単純に3で割った金額を年間の年俸と断定することはできません。
Q4:則本昂大は2026年にどのような成績を残しましたか?
A4:NPBの公式記録では、巨人で18試合に登板し、3勝4敗、1ホールド、防御率4.72、61投球回、43奪三振でした。楽天で救援を務めた2025年から役割が変わり、巨人では先発にも挑戦したシーズンです。
Q5:則本昂大の高額契約はネットで炎上したのですか?
A5:移籍時には、契約額や年齢、先発への再挑戦をめぐって批判的な反応が報じられた一方、実績を評価する見方もありました。中心となったのは球団の補強方針や費用対効果に関する議論であり、契約への賛否と不祥事を意味する炎上は区別して捉える必要があります。
2026年の則本昂大の推定年俸は3億円で、巨人とは3年総額13億円(推定)の契約を結びました。楽天時代に新人王や最多奪三振、最多セーブなどの実績を積み上げてきたことが、その評価を理解するうえで重要な背景となっています。
一方、巨人移籍初年度の成績は18登板、3勝4敗、防御率4.72。契約額の大きさに注目が集まるなか、実際の投球内容や先発としての役割をどこまで果たせるかが、今後の評価を左右するポイントです。
則本昂大の年俸に関する最新情報を確認するときは、推定年俸、契約総額、過去の実績、移籍後の成績をそれぞれ区別して見ることが大切です。2026年の数字だけで契約の成否を断定せず、今後の起用法や成績の変化にも注目していきたいところです。