沖縄県那覇市牧志にある「桜坂劇場」は、映画鑑賞だけでは終わらない、沖縄の文化と芸術に出会える個性的な文化施設だ。ミニシアターとして国内外の多彩な映画を上映する一方、音楽ライブ、トークイベント、アート関連の企画、市民向け講座なども開催。館内にはカフェや沖縄の工芸品を扱うショップもあり、映画を観ない日でも立ち寄る楽しみがある。
2026年10月29日時点では、映画『NAZA ナザ』や『愛し合ってるかい? 忌野清志郎が教えてくれた』などの上映が案内され、11月には浜田真理子やアン・サリーのコンサート、稲川淳二の怪談イベントなども予定されている。ゆいレール牧志駅から徒歩約6分、国際通りから徒歩約2分という立地も魅力だ。前身の芝居小屋「珊瑚座」から続く歴史を含め、訪問前に押さえておきたい情報を紹介する。
【2026年最新】桜坂劇場の上映作品とライブ・イベント情報

桜坂劇場の大きな特徴は、全国的な話題作だけでなく、アート系映画、ドキュメンタリー、音楽映画、旧作の特集上映など、一般的なシネコンとは異なる作品にも出会えることだ。
2026年10月29日の上映作品・上映時間2026年10月29日分の上映案内として、映画情報サイト「映画.com」には、次のような作品と上映時刻が掲載されている。
- 『NAZA ナザ』:14時30分
- 『愛し合ってるかい? 忌野清志郎が教えてくれた』:17時10分
- 『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』:14時50分、23時30分
- 『モネと時間旅行』:14時00分、22時40分
- 『ファーストライド』:16時10分
- 『BEYOND THE BANK MOVIE ~あなたの明日へ~』:12時40分、20時50分
- 『ワンオペレーション』:19時30分
- 『≒草間彌生 わたし大好き』:10時00分
このほか、『平行と垂直』『プーチンの愛国教室』『温泉シャーク2 九州大決戦』なども上映作品として掲載されている。
特に注目したいのは、アートや社会問題を扱う作品、音楽関係の作品、過去の映画作品まで幅広く取り上げている点だ。映画の流行を追うだけではなく、観客が普段の生活では接する機会の少ない作品に触れられる構成になっている。
なお、上映期間や時間は日によって変わる。公式サイトの上映プログラムと当日の劇場案内を確認してから出かけたい。
2026年11月の注目ライブ・イベント桜坂劇場では、映画の上映以外にも、音楽ライブやトーク、特別上映などが企画されている。
2026年10月29日時点で公式サイトに掲載されている11月の主な予定は次のとおりだ。
- 11月5日:浜田真理子「極上」リリースツアー「極上参上!」。ホールA、開場18時30分、開演19時。
- 11月7日:アン・サリーコンサート2026「秋月夜の歌」。ホールA、開場17時、開演18時。
- 11月14日:MYSTERY NIGHT TOUR 2026 稲川淳二の怪談ナイト。ホールA、開場16時、開演17時。
- 11月15日:MYSTERY NIGHT TOUR 2026 稲川淳二の怪談ナイト。ホールA、開場15時、開演16時。
- 11月21日:鳥肌 実 沖縄毒炎会「アルゴリズム演説」。ホールB、開場18時30分、開演19時。
音楽ライブでは、浜田真理子やアン・サリーのように独自の音楽世界を持つアーティストの公演が予定されている。映画館の枠を超えたライブ会場としての役割が、こうした企画からも伝わってくる。
イベントによってチケット料金、販売方法、座席指定の有無、入場条件が異なる。通常の映画料金で参加できるとは限らないため、各公演の個別案内を確認する必要がある。
【施設の特徴】ホールA・ホールB・ホールCと4スクリーンの魅力
桜坂劇場は、映画を観るためだけの建物ではない。音楽ライブ、トークイベント、上映会、地域文化に関する催しなど、さまざまな用途に対応できる複合型の文化施設だ。
2024年11月の改装では、上映スクリーン数が3つから4つに増加した。2025年1月に公開されたイーアイデムの「ジモコロ」による支配人へのインタビューでも、この改装によって上映作品数がさらに増えたことが紹介されている。
ホールA・B・Cの違い公式の施設利用案内では、貸館利用が可能な3つのホールについて、座席数や設備が公表されている。
- ホールA:2階にある最大規模のホール。296席で、音響・照明設備を利用できる。大規模ライブやトークイベントに適している。
- ホールB:1階左側にある100席のホール。音響・照明設備を備え、比較的小規模なライブや上映会に向いている。
- ホールC:1階右側にある85席のホール。簡易音響設備を備えた小規模会場で、舞台照明設備はない。
座席数だけでなく、ステージの広さや設備にも違いがある。特にホールAは最大規模の会場であり、出演者と観客が一体となるライブやトークイベントに利用されている。
一方、ホールBやホールCは客席との距離が比較的近く、小規模な企画ならではの親密な雰囲気をつくりやすい。
なお、2024年の改装で上映スクリーンは4つになっているが、貸館案内に掲載されているホールA・B・Cの席数は、それぞれの貸出会場についての数字である。スクリーン数と貸館用ホールの数は区別して理解したい。
映画館とは異なる「劇場」という考え方桜坂劇場を特徴づけるのは、映画上映とライブ、ショップ、カフェを同じ場所に共存させている点だ。
2025年1月のジモコロによるインタビューで、支配人の下地久美子氏は、開館時から「映画館ではなく劇場である」というコンセプトを大切にしてきたことを説明している。
「映画館ではなく劇場である」
この考え方は、施設の構成にも表れている。映画を観て帰るだけではなく、上映前後にカフェで過ごしたり、ショップで沖縄の工芸品を見たり、別の日にはライブに参加したりできる。
つまり、桜坂劇場の価値はスクリーンの数や上映本数だけでは測れない。観客が文化と接する時間そのものを提供しているところにある。
【歴史・開館の経緯】1952年の珊瑚座から2005年の再出発へ
現在の桜坂劇場を理解するには、1952年までさかのぼる必要がある。
前身は、沖縄芝居の常設劇場として開業した「珊瑚座」だ。戦後の那覇で人々が集い、娯楽を楽しむ場所として生まれ、その後、映画上映を取り入れて映画館へと発展した。
1953年には「桜坂琉映館」へと名称が変わり、1986年には「桜坂シネコン琉映」としてリニューアル。2005年4月の閉館を経て、同年7月に現在の桜坂劇場として再スタートを切った。
桜坂劇場の歴史と関係者・施設の変遷| 年代 | 施設・関係者 | 主な出来事と関係性 |
|---|---|---|
| 1952年 | 珊瑚座 | 沖縄芝居の常設劇場として開業。現在の桜坂劇場のルーツ。 |
| 1953年 | 桜坂琉映館 | 映画館としての性格を強め、名称を変更。 |
| 1986年 | 桜坂シネコン琉映 | 2階の増築やスクリーンの拡充を伴うリニューアル。 |
| 2005年4月 | 旧運営会社・琉映 | 映画事業からの撤退に伴い、旧施設が閉館。 |
| 2005年7月 | 株式会社クランク・中江裕司ら | 有志による新たな運営体制で桜坂劇場が再オープン。 |
| 2009年 | 桜坂市民大学 | ワークショップを拡大し、100を超える講座を展開。 |
| 2010~2011年 | 沖縄クラフト・ふくら舎 | 沖縄クラフトの仕入れ・販売を開始し、ショップの文化的役割を拡大。 |
| 2024年11月 | 桜坂劇場 | 改装により上映スクリーン数を3つから4つへ拡大。 |
| 2026年 | 株式会社クランク | 映画、ライブ、市民大学、カフェ、ショップを含む文化事業を継続。 |
現在の桜坂劇場が誕生した背景には、那覇の中心部から映画館を失いたくないという地元関係者の思いがあった。
琉球新報の20周年関連記事や、ジモコロの支配人インタビューによると、旧施設の映画事業撤退が決まった際、映画監督の中江裕司氏らが劇場の継続を模索した。
中江氏は京都出身の映画監督で、大学進学をきっかけに沖縄へ移り、映画制作や上映活動を続けていた人物だ。旧施設との交流もあり、閉館の際に運営継続について相談を受けたという。
公的な施設としての活用も検討されたが実現には至らず、中江氏をはじめとする有志が資金を出し合い、新しい運営会社を設立する道を選んだ。
こうして2005年に設立されたのが株式会社クランクだ。同社は桜坂劇場を運営するために立ち上げられ、映画上映だけでなく、ライブ、カフェ、ショップ、ワークショップなども事業として展開してきた。
この歴史で重要なのは、単に古い映画館の建物を再利用したという点ではない。地域の映画文化を守るために、地元の関係者が運営の仕組みそのものをつくり直したことだ。
【映画以外の楽しみ】カフェ・ショップ・桜坂市民大学で沖縄文化に触れる
桜坂劇場には、映画やライブ以外にも訪れる理由がある。館内のカフェ、沖縄の工芸品や書籍を扱うショップ、そして市民向けの講座を開く桜坂市民大学だ。
さんご座キッチンで映画の余韻を楽しむ劇場内には「さんご座キッチン」がある。
名前の由来は、1952年に開業した前身の芝居小屋「珊瑚座」。戦後の那覇の街に活気を取り戻そうとした人々の思いを受け継ぐ意味が込められている。
映画を観る前の食事や、上映後の休憩に利用できるのが魅力だ。映画を観終わった後、作品の感想を話したり、次に観る作品を考えたりする時間も楽しめる。
2025年のジモコロの取材では、支配人が、観客同士がカフェスペースで映画の感想を語り合うことを嬉しく感じていると紹介されていた。
映画館のロビーを単なる待合場所ではなく、人が交流する空間として考えていることがうかがえる。
メニューや営業時間は変更される場合があるため、飲食を目的に訪れる場合は最新の営業案内を確認しておきたい。
ふくら舎などのショップで沖縄の工芸品を探す館内のショップでは、沖縄の伝統工芸品である「やちむん」をはじめ、雑貨、古書、漫画、映画関連の書籍やDVDなど、幅広い商品が扱われている。
沖縄クラフトを扱う「ふくら舎」も、劇場の文化的な特徴を象徴する存在だ。
ジモコロの取材によると、沖縄クラフトの取り扱いは2011年に本格的に始まった。支配人の下地久美子氏は、やちむんについて、工房や作家によって作品の個性が大きく異なる点に注目し、作家ごとに選んで紹介することを大切にしていると語っている。
観光客にとっては沖縄らしいお土産を探せる場所であり、地元の人にとっては工芸品の魅力を再発見できる場所でもある。
映画のパンフレットやサウンドトラック、古本なども含め、映画をきっかけに別の文化へ関心が広がる仕掛けが整っている。
桜坂市民大学では2026年秋期講座も展開桜坂市民大学は、映画や音楽だけでなく、生活文化、文学、沖縄の伝統文化などを学べる市民向けの講座・ワークショップ事業だ。
2009年に講座の展開を拡大し、100を超える講座を実施する取り組みへと発展した。一般的な大学の学位課程とは異なり、興味のあるテーマを選んで参加する文化・生涯学習の場として位置づけられる。
2026年秋期の講座一覧には、次のようなテーマが掲載されている。
- 文学:はじめてのフランス文学、源氏物語講座。
- 表現・芸術:短歌入門、詩を味わい詩を創る、映画脚本入門。
- 伝統芸能:能の世界への入門学、沖縄語習得プログラム。
- 暮らし:魅惑のコーヒーレッスン、深遠なるお茶の世界、睡眠の質向上講座。
- 健康・地域:防災ウォーキング、アーユルヴェーダでアンチエイジング。
映画脚本や文学のような芸術系から、コーヒーや防災まで、講座の幅は広い。
旅行者が短期間で参加できる講座もあれば、複数回の受講を前提とするものもある。受講料、開催場所、申込締切、定員は講座ごとに異なるため、桜坂市民大学の講座一覧で確認したい。
【料金・チケット・アクセス】牧志駅から徒歩6分、駐車場の割引も解説
桜坂劇場は那覇市中心部に位置し、国際通り周辺の観光と組み合わせて訪問しやすい。公共交通機関を利用すれば、車がなくてもアクセスできる。
2026年の映画入場料金劇場公式サイトの映画入場料金ページに掲載されている料金は、2025年1月1日から適用されている次の内容だ。
- 一般:1,900円
- シニア(60歳以上):1,300円
- 大学生・専門学生:1,500円(学生証提示が必要)
- 小学生・中学生・高校生:1,100円(中学生・高校生は学生証提示が必要)
- 幼児:900円(作品により2歳以上から料金が必要な場合あり)
- 前売り券・月別鑑賞券:1,200円
- 一般の障がい者割引:1,000円
- 介助者:1名まで同額
- FunC会員:1,000円
- ユースパス:500円
また、毎週金曜日には「桜坂FRIDAY」が実施され、通常興行の映画は一律1,300円で鑑賞できる。
ただし、金曜日の割引はほかの割引と併用できず、イベント上映など一部の特別興行には適用されない。
FunC会員は映画をよく観る人におすすめ桜坂劇場のFunC会員は、一般2,000円、60歳以上のシニア1,000円の年会費で加入できる会員制度だ。
主な特典は次のとおり。
- 通常興行の映画をいつでも1,000円で鑑賞できる。
- 入会時に映画無料鑑賞券が1枚進呈される。
- 友人などに渡せる1,000円鑑賞券が3枚進呈される。
- 買い物100円につき1ポイントが貯まる。
- 100ポイントで映画1本の無料鑑賞などに交換できる。
- 2か月に1度、劇場のフリーペーパーが届く。
- 誕生月には映画招待券が進呈される。
一般料金1,900円と会員料金1,000円の差は900円。単純計算では、一般会員の場合、通常興行を年3回ほど鑑賞すれば、会費に対する割引効果が大きくなる。入会特典の鑑賞券なども含めれば、映画好きには魅力的な制度だ。
ただし、公式サイト内の会員案内には一般料金1,800円という旧料金の表記も残っている。専用の映画入場料金ページでは2025年1月から一般1,900円と案内されているため、来館時には最新の料金ページと窓口の表示を優先したい。
国際通り・牧志駅からのアクセス桜坂劇場の所在地は、沖縄県那覇市牧志3丁目6-10。旧桜坂シネコン琉映の建物を利用している。
- 国際通りから:徒歩約2分。
- てんぶす那覇から:徒歩約2分。
- ゆいレール牧志駅から:徒歩約6分。
- テンブス前バス停から:徒歩約2分。
那覇空港からゆいレールを利用する場合は、牧志駅で下車して徒歩で向かうルートが分かりやすい。
国際通りから少し路地に入った場所にあるため、初めて訪れる場合は地図アプリを利用すると迷いにくい。国際通りで買い物をした後に映画を観たり、映画の前後に周辺の飲食店を巡ったりするのにも便利だ。
駐車場と割引サービス車で訪れる場合は、劇場指定の提携駐車場である嘉数駐車場を利用できる。
公式の交通・アクセス案内によると、月曜日から金曜日までの平日(祝日を除く)は、FunC会員が劇場で購入した映画チケットで入場する場合、2時間無料の駐車サービスを受けられる。
駐車券は映画チケットの受付時に申し出る必要がある。駐車場の預かり証を持参して、劇場受付で手続きを行う仕組みだ。2時間を超えた分の駐車料金は自己負担となる。
土日祝日は、嘉数駐車場独自の割引が設けられており、映画を鑑賞した人は駐車場の預かり証に劇場のスタンプを押してもらうことで割引を受けられる。
重要なのは、平日の2時間無料サービスは会員向けであり、誰でも無料になるわけではないという点だ。駐車料金や割引条件は変更される可能性があるため、利用前に劇場へ確認しておきたい。
【評判・口コミ】桜坂劇場はどんな人におすすめ?
桜坂劇場の評価を考えるうえでは、一般的なシネコンと同じ基準だけで判断しないことが大切だ。
大型スクリーンや最新設備を最優先する映画館とは異なり、作品の選択肢、地域文化とのつながり、観客同士の交流などに特徴がある。
口コミで評価されているポイントYahoo!マップに掲載されている情報では、桜坂劇場は4.25点(51件の総合評価)となっている。評価は投稿時期や利用者によって変わるが、紹介されているおすすめポイントには次の傾向がある。
- ひとりでも楽しめる:単独で映画を観に行きやすい雰囲気。
- 個性的なラインナップ:一般的なシネコンでは出会いにくい映画も上映される。
- 落ち着いた雰囲気:映画鑑賞だけでなく、館内でゆっくり過ごせる。
実際の口コミには、館内の雰囲気や併設書店を評価する声、会員ポイントを使って無料で鑑賞できたという感想などがある。
一方、Yahoo!マップには、トイレの狭さや清潔さ、スタッフの案内について不満を述べる投稿も見られる。施設の雰囲気や上映作品を高く評価する人がいる一方、館内設備や接客面について改善を望む利用者もいるということだ。
口コミの点数だけで判断するのではなく、自分が映画館に何を求めるかを考えて選びたい。
桜坂劇場がおすすめの人- ミニシアター系の映画やドキュメンタリーが好きな人。
- 沖縄の映画文化や地域の歴史に興味がある人。
- 映画だけでなく音楽ライブやトークイベントも楽しみたい人。
- やちむんや沖縄のクラフト、古書に興味がある人。
- 国際通り周辺で観光と文化体験を組み合わせたい人。
- 市民大学の講座やワークショップに参加してみたい人。
- 大型シネコンの最新設備や広い座席を最優先する人。
- 上映作品を全国の大手シネコンと同じラインナップから選びたい人。
- 駐車場の無料利用を最優先する人。
- ライブや講座について、映画料金だけで参加できると考えている人。
桜坂劇場は、映画館としての機能と文化施設としての機能を併せ持つ場所だ。映画だけを観て短時間で帰る利用方法もできるが、カフェやショップ、周辺の街歩きまで含めて楽しむと、その個性がより分かりやすい。
【沖縄・桜坂劇場に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:桜坂劇場は2026年現在、何を上映していますか?
A1:2026年10月29日の上映案内には『NAZA ナザ』『愛し合ってるかい? 忌野清志郎が教えてくれた』『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』『モネと時間旅行』『ファーストライド』などが掲載されています。上映作品や時間は日ごとに変更されるため、劇場公式サイトの最新スケジュールを確認してください。
Q2:桜坂劇場まで牧志駅から何分かかりますか?
A2:ゆいレール牧志駅から徒歩約6分です。国際通りやてんぶす那覇からは徒歩約2分、テンブス前バス停からも徒歩約2分で到着できます。
Q3:桜坂劇場の映画料金はいくらですか?
A3:公式料金ページに掲載されている通常料金は一般1,900円です。シニアは1,300円、大学生・専門学生は1,500円、小中高生は1,100円、幼児は900円です。FunC会員は通常興行を1,000円で鑑賞できます。
Q4:桜坂劇場には駐車場がありますか?
A4:提携駐車場の嘉数駐車場を利用できます。FunC会員は平日、劇場で購入した映画チケットで入場する場合に2時間無料の駐車サービスを受けられます。一般利用者向けの平日無料サービスではないため注意してください。
Q5:映画を観なくても桜坂劇場に入れますか?
A5:カフェやショップなど、映画鑑賞以外でも利用できる施設があります。沖縄クラフトや古書などを探したり、さんご座キッチンで休憩したりする楽しみ方もあります。ただし、各店舗の営業状況は事前に確認してください。
Q6:桜坂市民大学ではどのようなことを学べますか?
A6:文学、映画脚本、短歌、沖縄語、能、コーヒー、健康、防災など、幅広い分野の講座が展開されています。2026年秋期にも複数の講座が掲載されています。開催日や受講料、申し込み方法は講座ごとに異なります。
Q7:桜坂劇場はいつ開館しましたか?
A7:現在の桜坂劇場としては2005年7月に再オープンしました。建物のルーツは1952年開業の芝居小屋「珊瑚座」にあり、1953年には桜坂琉映館、1986年には桜坂シネコン琉映へと変遷しています。
沖縄・那覇の桜坂劇場は、1952年の芝居小屋「珊瑚座」をルーツとし、2005年に地元関係者の手によって現在の形で再スタートした文化拠点だ。
2026年現在も映画上映を中心に、ライブ、トークイベント、アート、沖縄クラフト、カフェ、市民向け講座など、多彩な活動を続けている。
特に注目したいのは、2024年11月の改装による上映スクリーンの4つへの拡大と、2026年秋から冬にかけて予定されている音楽ライブや文化イベントだ。映画ファンだけでなく、音楽や地域文化に興味のある人にとっても訪れる価値がある。
アクセスは国際通りから徒歩約2分、ゆいレール牧志駅から徒歩約6分。映画の料金は一般1,900円で、FunC会員や金曜日の割引制度も利用できる。
【プロの結論】
桜坂劇場の本当の魅力は、映画館を単独の娯楽施設として運営するのではなく、街の中で文化が循環する場所として育ててきた点にある。
映画を観る人がカフェに立ち寄り、ショップで工芸品に興味を持ち、次はライブや市民大学に参加する。こうした文化との接点が一つの建物の中に集まっていることは、地域のミニシアターが持つ大きな可能性だ。
訪問するなら、上映作品だけでなく、当日のライブや市民大学の講座、ショップの企画までチェックしてみたい。国際通りの観光にもう一つ目的を加えたい人にもおすすめできる。
2026年の沖縄旅行で、映画と音楽、そして沖縄の文化にじっくり触れたいなら、桜坂劇場は訪問先の候補に入れておきたい場所だ。