ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 「ラストオーダー」は英語で何と言う?last callとの違い・接客例文と発音を解説

「ラストオーダー」は英語で何と言う?last callとの違い・接客例文と発音を解説

白瀬 あかり 白瀬 あかり • 更新: • 公開: • 読了約 22 分
目次

飲食店で使う「ラストオーダー」は、英語で何と言えば自然なのでしょうか。アメリカのバーなどでよく使われるのは「last call」、イギリスのパブで一般的なのは「last orders」です。一方、日本の飲食店でよく見る「last order」も、文脈によって意味が伝わるものの、英語圏で広く使える決まり文句とは限りません。

外国人のお客様に注文終了を伝えたい店員と、海外のレストランで追加注文をしたい客とでは、適切な英語表現が異なります。2026年時点で押さえておきたい英英辞典の語義や地域差を踏まえ、ラストオーダーの英語表現、自然な接客例文、発音、厨房の注文締め切りと閉店時間の違いまで、実用的に解説します。

【まず結論】ラストオーダーは英語で何と言う?last callの意味と基本表現

ラストオーダー英語

日本語の「ラストオーダー」を英語で伝えるときは、何の注文を締め切るのか、どの国の英語を想定するのかによって表現を選びます。

アメリカ英語では「last call」、イギリス英語では「last orders」が代表的です。ただし、どちらも特にバーやパブで最後の飲み物を注文できる機会を指す表現として知られています。一般的なレストランで食事の注文終了を伝える場合は、「final orders」や「The kitchen closes at ...」なども使えます。

last callの意味

「last call」は、閉店や提供終了を前にした最後の注文機会、またはそれを知らせる呼びかけを意味します。Oxford Advanced Learner's Dictionaryでも、主に北米英語の表現として説明され、イギリス英語では通常「last orders」が使われるとされています。

例えば、バーで飲み物の注文を締め切る際には、次のように言えます。

  • Last call for drinks!(お飲み物のラストオーダーです!)
  • It's last call.(ラストコールです。最後の注文の時間です)
  • This is your last chance to order drinks.(お飲み物をご注文いただける最後の機会です)

「last call」は必ずしもアルコール飲料だけに使う表現ではありません。「last call for food」とすれば、食事の最終注文を呼びかける意味にもなります。ただし、一般のレストランでは、料理の注文受付が終わることを具体的に説明するほうが明確です。

last orderの意味は?間違いではないのか

「last order」は、文字どおりには「最後の注文」です。日本の飲食店では「ラストオーダー」の英訳としてよく見かけますし、英語圏でも文脈によって意味が伝わることはあります。

ただし、英語で最後の注文機会を知らせる定型表現としては、地域に応じた「last call」や「last orders」のほうが自然な場面があります。また、注文受付の終了を正確に伝えたいなら、「We're taking our final orders now.」のように動作を明示する方法も有効です。

したがって、「last orderは完全な間違い」と覚える必要はありません。重要なのは、単語の直訳だけで判断せず、実際の場面で使われる言い回しを選ぶことです。

【違いを比較】last order・last call・last ordersはどう使い分ける?

3つの表現は似ていますが、英語圏での慣用性や、伝えたい内容に違いがあります。Oxford Advanced Learner's DictionaryとCambridge Dictionaryの語義を参考にすると、特にアメリカ英語とイギリス英語の区別が理解しやすくなります。

英語表現 主な意味・使用地域 使いやすい場面・例文
last order 最後の注文。文脈により通じるが、定型表現としての自然さは地域や状況による 日本の「ラストオーダー」を説明するとき。より明確にするなら「What time do you stop taking orders?」
last call 北米英語で一般的。特にバーでの最終注文の呼びかけ 「Last call for drinks!」(飲み物のラストオーダーです)
last orders イギリス英語で一般的。パブなどでの最後の注文機会 「Last orders, please!」(最後のご注文をお願いします)
final orders 最終注文。注文受付を終えることを明確に伝えたい場合に便利 「We're taking our final orders now.」(ただいま最終注文を承っています)
kitchen closes 厨房での注文受付・調理対応が終了することを示す表現 「The kitchen closes at 9 p.m.」(厨房の営業は午後9時までです)
closing time 店舗の閉店時刻 「Our closing time is 10 p.m.」(閉店時間は午後10時です)
last ordersはなぜ複数形なのか

Cambridge Dictionaryでは「last orders」を、イギリスのパブなどで閉店直前に購入できる最後の飲み物を指す表現として掲載しています。Oxford Advanced Learner's Dictionaryでも、複数形の表現として説明されています。

この場合の「orders」は個々の注文をまとめて表す言い方です。日本語では「ラストオーダー」と単数形で定着していますが、イギリスのパブの慣用表現では「last orders」と覚えるのが実用的です。

店の看板やメニューに書くなら?

外国人のお客様にも分かりやすい表示を作るなら、何の注文が何時に終了するのかを具体的に記載する方法がおすすめです。

  • Last Call for Drinks: 9:30 PM(飲み物の最終注文:午後9時30分)
  • Final Food Orders: 9:00 PM(料理の最終注文:午後9時)
  • Kitchen Closes at 9:00 PM(厨房の注文受付終了:午後9時)
  • Closing Time: 10:00 PM(閉店時間:午後10時)

飲み物と料理で受付終了時刻が異なる店では、項目ごとに時間を分けると誤解を防げます。「L.O.」という略記も日本では一般的ですが、海外のお客様向けの案内では、省略せずに意味の分かる英語で表示するほうが確実です。

【店員向け】ラストオーダーを英語で伝える接客フレーズと例文

飲食店の接客英語では、ラストオーダーを知らせるだけでなく、追加注文を受け付けられるか、料理と飲み物のどちらが終了するかも伝える必要があります。丁寧さを保ちながら、短く明確に伝えるのがポイントです。

1. ラストオーダーを案内する

例文1:We're taking our final orders now.
ただいま最終注文を承っています。

注文受付を締め切ることを伝える、比較的幅広い場面で使いやすい表現です。「last call」に慣れていないお客様にも、何が起きるのかが伝わりやすくなります。

例文2:This is our last call for food and drinks.
お食事とお飲み物のラストオーダーです。

食事と飲み物の両方を締め切ることを明確にしたい場合に使えます。バーやカジュアルな飲食店で自然な言い方です。

例文3:We'll be taking our final food orders in 10 minutes.
料理のご注文は10分後に締め切ります。

終了時刻まで少し余裕がある場合の事前案内に向いています。お客様が注文内容を決める時間を確保できるため、突然注文を断る事態を避けやすくなります。

例文4:Last orders, please!
最後のご注文をお願いします。

イギリスのパブなどで使われる短い呼びかけです。カジュアルな店内アナウンスには向いていますが、落ち着いたレストランの接客では「We're taking our final orders now.」のような文章のほうが柔らかく聞こえます。

2. 「ご注文はお決まりですか?」と尋ねる

「ご注文はお決まりですか?」は「Are you ready to order?」が基本です。ただし、これは通常の注文確認にも使う表現で、ラストオーダー専用ではありません。

  • Are you ready to order?(ご注文はお決まりですか?)
  • Would you like anything else?(ほかに何かご注文はありますか?)
  • Can I get you anything else before the kitchen closes?(厨房の注文受付終了前に、ほかに何かご注文はいかがですか?)
  • Would you like to order anything else before last call?(ラストコールの前に、ほかに何かご注文されますか?)

最初の注文を聞くときは「Are you ready to order?」、追加注文の有無を確かめるときは「Would you like anything else?」と使い分けましょう。厨房の締め切りが近いことまで伝えるなら、3つ目の例文が具体的です。

3. 注文終了後の対応を説明する

例文:I'm sorry, the kitchen is closed, but we can still serve drinks until 10 p.m.
申し訳ありませんが、厨房の注文受付は終了しました。お飲み物は午後10時までご注文いただけます。

料理の注文は終わっていても、飲み物の注文は受け付けている場合に便利です。終了したサービスと、まだ利用できるサービスを分けて伝えることで、お客様の不満や認識違いを減らせます。

なお、「Sorry, we're closed.」は店舗そのものが営業終了している場合の表現です。厨房だけが終了した状況で使うと、店全体が閉まっていると誤解される可能性があるため注意してください。

【客向け】海外のレストランでラストオーダーを確認する英語表現

海外で食事をしているときは、ラストオーダーの時刻を尋ねるだけでなく、まだ料理を注文できるか、追加注文が可能かを聞けると便利です。特に、バーとレストランが一体になった店では、飲み物と料理で注文終了のタイミングが違うことがあります。

1. ラストオーダーは何時ですか?

What time is last call?
ラストコールは何時ですか?

アメリカのバーなどで、最後に飲み物を注文できる時間を尋ねるときに使えます。ただし、一般的なレストランで料理の受付終了時刻を確認したいなら、次の表現のほうが明確です。

What time do you stop taking food orders?
料理の注文は何時まで受け付けていますか?

食事の注文締め切りを直接尋ねる表現です。「last order」という語句を使わなくても、知りたいことを正確に伝えられます。

Is the kitchen still open?
まだ料理を注文できますか?

すでに閉店時間が近そうなときや、入店前に料理を注文できるか確認したいときに便利です。

2. まだ注文できますか?

Can we still order food?
まだ食事を注文できますか?

簡潔で分かりやすく、カジュアルなレストランから旅行先の飲食店まで幅広く使えます。

Could we still order dessert?
まだデザートを注文できますか?

メインの食事を終えた後、デザートだけでも注文できるか確認する表現です。料理の受付が終わっていても、デザートの注文を受け付けている店もあるため、具体的に尋ねるとよいでしょう。

3. 追加注文をお願いする

Could we get one more drink?
飲み物をもう一杯お願いできますか?

ドリンクを追加したいときの自然な言い方です。ラストオーダーの時間が近い場合は、次のように確認を添えることもできます。

Can we still order one more drink?
まだ飲み物をもう一杯注文できますか?

Could we add one more item to our order?
注文にもう一品追加できますか?

追加注文を英語で伝える際は、「add something to our order」という表現も便利です。すでに注文を済ませている場合は、追加したい品物を具体的に伝えると、店員とのやり取りがスムーズになります。

【発音・閉店時間・厨房】ラストオーダー英語の実践的な使い方

英語の接客では、表現そのものだけでなく、発音や時刻の伝え方も大切です。また、ラストオーダー、厨房の注文受付終了、店舗の閉店時刻を区別しておくと、案内の正確さが上がります。

last callの発音

「last call」の発音は、アメリカ英語ではおおむね「ラスト・コール」に近く、発音記号では /læst kɔːl/ と表せます。「last」の語尾の /t/ と「call」の /k/ が続くため、単語を一つずつ区切りすぎず、自然につなげて発音するのがポイントです。

「last orders」は、イギリス英語ではおおむね /lɑːst ˈɔːdəz/ と発音します。カタカナでは「ラースト・オーダズ」に近い音です。実際の発音は話者のアクセントによって異なるため、カタカナはあくまで目安として考えてください。

キッチンのラストオーダーは英語で何と言う?

厨房の注文受付終了を表す場合は、「The kitchen closes at 9 p.m.」が分かりやすい表現です。料理の最終注文を受け付ける時刻を伝えたい場合は、「We stop taking food orders at 9 p.m.」も使えます。

  • The kitchen closes at 9 p.m.(厨房の注文受付は午後9時に終了します)
  • We stop taking food orders at 9 p.m.(料理の注文受付は午後9時に終了します)
  • Drinks are available until 9:30 p.m.(飲み物は午後9時30分までご注文いただけます)

ここで大切なのは、「kitchen closes」が必ずしも店舗全体の閉店を意味するわけではないことです。飲み物の注文受付が続く店や、客席の利用時間が別に設定されている店では、それぞれの終了時刻を分けて案内しましょう。

閉店時間を伝える英語

店舗の閉店時刻を伝えるなら、「We close at 10 p.m.」が自然で簡潔です。「Our closing time is 10 p.m.」も使えます。

一方、「We'll be closing in 30 minutes.」は「あと30分で閉店します」という意味です。閉店が近いことをお客様に知らせるときに使えますが、料理の注文締め切りがそれより早い場合は、ラストオーダーの時刻も別に伝える必要があります。

例えば、午後9時に料理の注文受付が終わり、午後10時に店舗が閉店するなら、次のように案内できます。

We stop taking food orders at 9 p.m., and we'll close at 10 p.m.
料理の注文受付は午後9時に終了し、店舗は午後10時に閉店します。

ラストコールの使い方で注意したいこと

「last call」は、飲食店以外でも使われる表現です。空港では、搭乗する乗客への最終案内を指す場合があります。そのため、単に「last call」と聞いたときは、前後の文脈から意味を判断する必要があります。

また、ラストコールという言葉が伝わっても、何の注文が終了するのかまでは明確でない場合があります。料理なら「food」、飲み物なら「drinks」を添えると、案内の内容が分かりやすくなります。

【プロの結論】飲食店の英語は「直訳」より「何がいつ終わるか」で選ぶ

ラストオーダーの英語表現を選ぶ際に重要なのは、日本語の言葉をそのまま英訳することではなく、お客様に必要な情報を誤解なく伝えることです。店員と客では求める情報が違い、バーとレストランでも自然な表現が変わります。

店員が覚えておきたい判断基準

  • バーで最後の飲み物を案内する:「Last call for drinks.」
  • イギリスのパブで最終注文を呼びかける:「Last orders, please!」
  • レストランで注文受付の終了を知らせる:「We're taking our final orders now.」
  • 厨房の受付終了時刻を説明する:「The kitchen closes at 9 p.m.」
  • 店舗全体の閉店時刻を伝える:「We close at 10 p.m.」
客が覚えておくと便利な判断基準

海外でラストオーダーの時刻を知りたいときは、バーなら「What time is last call?」、一般のレストランなら「What time do you stop taking food orders?」と使い分けると便利です。

まだ注文できるか確認したいなら「Can we still order food?」、追加注文をお願いするなら「Could we get one more drink?」と、目的に合った表現を選びましょう。

英語での接客は、難しい単語をたくさん使うことよりも、相手に必要な情報を短く正確に届けることが大切です。注文終了の時刻、対象となるメニュー、閉店時刻を区別して伝えるだけでも、コミュニケーションの質は大きく変わります。

【よくある質問】ラストオーダーの英語表現に関するFAQ

Q1:ラストオーダーは英語でlast orderと言っても通じますか?

A1:文脈によって通じることはあります。ただし、アメリカのバーでは「last call」、イギリスのパブでは「last orders」が慣用的です。一般的なレストランでは「We're taking our final orders now.」なども使えます。

Q2:last callとlast ordersの違いは何ですか?

A2:「last call」は特に北米英語で使われ、「last orders」はイギリス英語のパブなどで一般的です。どちらも閉店前の最後の注文機会を指しますが、地域によって自然な表現が異なります。

Q3:ラストオーダーと閉店時間は英語でどう区別しますか?

A3:注文受付の終了は「last call」「final orders」「The kitchen closes at ...」など、閉店時刻は「closing time」や「We close at ...」で表します。厨房の受付終了と店舗全体の閉店が異なる場合は、それぞれの時刻を明確に伝えてください。

「ラストオーダー」を英語で表すなら、アメリカのバーでは「last call」、イギリスのパブでは「last orders」が代表的です。一方、一般の飲食店では「We're taking our final orders now.」や「The kitchen closes at 9 p.m.」のように、注文受付の終了を具体的に伝える表現も役立ちます。

「last order」は文脈によって通じるものの、どの英語圏でも同じように自然な定型表現とは限りません。接客では料理と飲み物の注文終了を区別し、客として利用する際は「What time do you stop taking food orders?」など、知りたい内容を直接尋ねるのが確実です。

覚えておきたいのは、ラストオーダー、厨房の注文受付終了、店舗の閉店時刻はそれぞれ別の情報だということ。場面と相手に合わせて英語を選べば、海外旅行でも飲食店の接客でも、より自然で誤解のないコミュニケーションにつながります。

同じカテゴリの記事

白瀬 あかり

美容と食の記事を7年担当。成分表示や商品の公式ページ、店舗の公式メニューを確認してから紹介しています。

おすすめの関連記事