静岡県の高校偏差値を2026年度(令和8年度)の最新掲載データから比較すると、県立静岡高校、浜松北高校をはじめ、沼津東高校、富士高校、清水東高校、磐田南高校などが上位に並びます。ただし、同じ高校でも普通科と理数科、国際科などでは偏差値が異なり、掲載する教育情報サイトによっても数値に差があります。
高校選びでは偏差値ランキングだけでなく、実際の志願倍率、学科・コースの特色、通学条件、大学進学への取り組みまで確認することが欠かせない。この記事では、静岡県公立高校偏差値一覧と静岡県私立高校偏差値一覧を比較し、令和8年度入試の確定した志願変更後の倍率も踏まえながら、志望校選びに役立つ判断基準を整理します。
【2026年最新】静岡県高校偏差値ランキング上位校をチェック

静岡県高校偏差値ランキング2026年最新の掲載情報では、県内の進学校を中心に偏差値60台後半から70前後の学校が上位を占めています。なかでも、静岡高校と浜松北高校は普通科の代表的な上位校です。
以下の数値は、民間の教育情報サイト「みんなの高校情報」の2026年度版に掲載された学科・コース別偏差値を基準にしています。偏差値は学校が公式に認定する数値ではなく、模試や独自の調査など、資料ごとの基準によって変わる点に注意してください。
静岡県の公立高校上位校- 静岡高校:普通科70。静岡市にある県立高校で、県内の偏差値ランキング上位に位置しています。
- 浜松北高校:普通科70、国際科67。普通科と国際科で数値が異なり、学科選択によって比較の基準が変わります。
- 沼津東高校:理数科69、普通科67。理数系の学びを重視する受験生にとって、学科ごとの違いを確認したい学校です。
- 富士高校:理数科69、普通科67。理数科と普通科の両方が上位水準にあります。
- 清水東高校:理数科69、普通科65。学科によって偏差値に差が見られます。
- 磐田南高校:理数科68、普通科65。理数科は2026年度の公立入試で高い志願倍率も記録しました。
このランキングで押さえておきたいのは、学校名だけで順位を決めないことです。例えば、沼津東高校の普通科と理数科は同じ学校に設置されていますが、偏差値も志願倍率も同じではありません。高校全体の評価を確認した後は、志望する学科まで絞り込んで比較する必要があります。
【学科・コース別】静岡県公立・私立高校の偏差値一覧を比較
静岡県高校偏差値ランキングを実際の受験に活用するなら、公立と私立を分け、さらに学科・コース別に確認するのが基本です。ここでは2026年度版の偏差値と、静岡県教育委員会が公表した令和8年度公立高校一般選抜の志願変更後の倍率をまとめました。
| 区分 | 高校名 | 学科・コース | 偏差値 | 令和8年度志願倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 公立 | 静岡高校 | 普通科 | 70 | 1.31倍 |
| 公立 | 浜松北高校 | 普通科 | 70 | 1.28倍 |
| 公立 | 沼津東高校 | 理数科 | 69 | 1.38倍 |
| 公立 | 富士高校 | 理数科 | 69 | 0.98倍 |
| 公立 | 清水東高校 | 理数科 | 69 | 0.98倍 |
| 公立 | 磐田南高校 | 理数科 | 68 | 1.88倍 |
| 公立 | 沼津東高校 | 普通科 | 67 | 0.95倍 |
| 公立 | 富士高校 | 普通科 | 67 | 1.12倍 |
| 公立 | 浜松北高校 | 国際科 | 67 | 1.10倍 |
| 公立 | 清水東高校 | 普通科 | 65 | 0.96倍 |
| 公立 | 磐田南高校 | 普通科 | 65 | 1.01倍 |
| 私立 | 静岡サレジオ高校 | 普通科エグゼコース | 65 | 公立倍率の対象外 |
| 私立 | 静岡サレジオ高校 | 普通科ソフィアコース | 64 | 公立倍率の対象外 |
| 私立 | 静岡学園高校 | 教養科学科 | 62 | 公立倍率の対象外 |
| 私立 | 藤枝明誠高校 | 英数科 | 62 | 公立倍率の対象外 |
| 私立 | 加藤学園暁秀高校 | 普通科特進クラス | 61 | 公立倍率の対象外 |
| 私立 | 日本大学三島高校 | 普通科アカデミックコース | 61 | 公立倍率の対象外 |
| 私立 | 浜松日体高校 | 普通科選抜コースⅠ類 | 61 | 公立倍率の対象外 |
数値の読み方:偏差値は「みんなの高校情報」の2026年度版、志願倍率は静岡県教育委員会の令和8年度入学者選抜資料を基にしています。公立高校の倍率は志願変更後の数値です。私立高校は入試方式や募集区分が異なるため、公立一般選抜の倍率とは直接比較できません。
偏差値ランキングで見落としやすいポイント第一に、同じ高校の中でも学科によって難易度の目安が変わります。第二に、偏差値が高い学科だからといって、必ずしも志願倍率も高いとは限りません。第三に、学校間の偏差値の差が1〜2程度であっても、模試の種類や受験者層によって評価が変わる可能性があります。
そのため、ランキングは志望校の候補を整理するために使い、最終的な出願判断では最新の募集要項や入試資料、模試の判定を優先するのが適切です。
【私立高校編】静岡県の偏差値上位校とコース選び
静岡県の私立高校偏差値一覧では、静岡サレジオ高校、静岡学園高校、藤枝明誠高校、加藤学園暁秀高校、日本大学三島高校、浜松日体高校などが上位の候補となります。私立高校は学校単位の偏差値だけでなく、特進・選抜・英数・アカデミックなどのコース別に比較が必要です。
静岡サレジオ高校2026年度版の掲載値では、普通科エグゼコースが65、ソフィアコースが64、フロンティアコースが58です。同じ学校でもコースによって数値に差があるため、学校名だけを見て難易度を判断しないようにしましょう。
静岡学園高校・藤枝明誠高校静岡学園高校の教養科学科と藤枝明誠高校の英数科は、同資料で偏差値62とされています。学力面の目安だけでなく、授業内容、大学進学に向けた支援、部活動との両立などを比較したい学校です。
加藤学園暁秀高校・日本大学三島高校・浜松日体高校加藤学園暁秀高校の特進クラス、日本大学三島高校のアカデミックコース、浜松日体高校の選抜コースⅠ類はいずれも偏差値61です。数値が同じでも、教育課程や進路支援、学校生活の特色まで同じとは限りません。
私立高校を選ぶ際は、受験料、入学金、授業料、施設費などの費用も確認しましょう。特待生制度や奨学金制度、授業料支援の適用条件も含めて、家庭の負担を具体的に見積もることが大切です。
また、私立高校の偏差値は掲載サイトによって異なる場合があります。特にコース名の変更や募集区分の違いがあると、同じ名称に見えても比較条件が一致しないことがあります。必ず志望年度の募集要項と照合してください。
【令和8年度静岡県高校入試】志願倍率ランキングと偏差値の違い
2026年度(令和8年度)の静岡県公立高校入試では、静岡県教育委員会が公表した志願変更後の資料によると、全日制公立高校全体の募集定員は1万6,954人、志願者数は1万6,895人で、平均志願倍率は1.00倍でした。
ただし、平均が1.00倍だからといって、すべての学校・学科が同程度の競争率だったわけではありません。普通科と専門学科、さらに同じ高校内の学科によって志願状況は大きく異なります。
普通科では静岡高校・浜松北高校も高倍率2026年度の志願変更後、普通科の倍率は浜松南高校が1.34倍、静岡高校が1.31倍、掛川東高校が1.29倍、浜松北高校が1.28倍でした。静岡高校と浜松北高校は偏差値ランキングでも上位に位置し、志願倍率も1倍を超えています。
一方、沼津東高校の普通科は0.95倍、清水東高校の普通科は0.96倍でした。倍率が1倍を下回ったからといって、合格しやすいと単純に判断することはできません。志願者の学力分布、内申点、選抜方法などが合否に関係するためです。
理数科では磐田南高校が1.88倍専門学科・総合学科の志願状況では、磐田南高校の理数科が1.88倍となりました。同じく科学技術高校の情報システム科も1.88倍で、浜松南高校の理数科は1.78倍、韮山高校の理数科は1.75倍でした。
ここで注目したいのは、磐田南高校の理数科が偏差値68という高い水準にあるだけでなく、2026年度の志願倍率も高かったことです。ただし、倍率の高さだけを理由に受験を避けたり、逆に低倍率だけを理由に出願したりするのは得策ではありません。
志願倍率はいつの数字かを確認する令和8年度入試では、静岡県教育委員会が2月19日に志願状況を公表し、2月26日に志願変更後の状況を公表しました。学力検査は3月4日に実施されました。
入試情報を比較する際は、志願変更前と変更後の数字を混同しないことが大切です。倍率は出願状況を示す指標であり、合格者と受験者の人数から算出する実質倍率とは意味が異なります。また、2026年度の倍率はすでに実施された入試の記録であり、2027年度入試の倍率を予測する確定値ではありません。
【偏差値の見方】資料によって数値が違うのはなぜ?
高校偏差値は、模試などで得られた成績の位置を集団内で比較するための指標です。一般的には平均を50とする尺度が用いられますが、高校の偏差値ランキングには、異なる模試、独自調査、合格可能性の推定などを基にした数値が掲載されることがあります。
つまり、偏差値は全国共通の公式認定値ではありません。静岡県の高校を調べる場合も、複数のサイトに掲載された数値を無条件に並べるのではなく、同じ資料の中で比較することが基本です。
偏差値70と68の差だけで合否は決まらない例えば、ある資料で静岡高校が70、磐田南高校の理数科が68と掲載されていても、この2ポイントの差だけで個々の受験生の合否を予測することはできません。模試の判定、科目ごとの得点、内申点、入試当日の問題との相性なども考慮する必要があります。
偏差値は、志望校の候補を絞るための出発点です。実際の学力と志望校の難易度がどの程度合っているかを判断するには、定期テスト、模試、過去問の得点を組み合わせて確認しましょう。
偏差値と志願倍率は別の情報偏差値は学力面の難易度を比較する目安であり、志願倍率は募集人数に対する志願者数の割合です。偏差値が高くても倍率が低い場合があり、偏差値が比較的近い学校でも倍率が大きく異なる場合があります。
また、倍率が1.00倍を下回っていても、受験した全員が必ず合格するという意味ではありません。選抜方法や学力検査などの条件があるため、倍率だけで安全校と判断しないことが重要です。
【プロの結論】偏差値だけに頼らない静岡県の志望校選び
志望校選びでは、偏差値、内申点、倍率、学科の特色、通学条件の5つを組み合わせて考えると、判断しやすくなります。特に静岡県は東部・中部・西部で通学圏が異なるため、学力だけで候補を決めると、通学時間や生活面が負担になる可能性があります。
1. 模試の判定と内申点を合わせて確認する模試で志望校の合格可能性を確認し、学校の先生と内申点や入試当日の目標点を相談しましょう。模試の偏差値が掲載値に近い場合でも、1回の結果だけで判断せず、複数回の成績の推移を見ておくと、得意科目や弱点が把握しやすくなります。
2. 学科・コースの授業内容を確認する理数科を選ぶなら、数学・理科の学習にどのように取り組むのか、研究活動や課題探究の機会があるかなどを確認します。国際科や英数系コースを志望する場合は、外国語教育や進学指導など、自分が求める学びが用意されているかを見ておきましょう。
3. 倍率を見て受験校を安易に変更しない志願倍率が高いからといって、必ずしも自分にとって不利な入試になるとは限りません。反対に、低倍率でも学力検査や選抜条件への対策は必要です。出願先を決める際は、直近の倍率だけでなく、合格に必要な学力や自分の得点状況を基準にしましょう。
4. 私立高校を併願候補として比較する公立高校を第一志望とする場合も、私立高校の入試日程、受験方式、合格発表日、入学手続きの期限を確認しておくことが大切です。コースごとの教育内容や費用を比較し、通学可能な範囲で納得できる候補を用意しましょう。
5. 学校説明会や見学で数字以外の情報を得る学校説明会や公開授業では、授業の進め方、施設、部活動、進路支援、通学経路など、偏差値だけでは分からない情報を確認できます。本人が3年間学び続けられる環境かどうかも、志望校を決める大切な判断材料です。
偏差値が高い学校を選ぶこと自体が目標になってしまうと、入学後に学習内容や学校生活が合わないと感じることもあります。自分の得意分野、将来の進路、学校生活で大切にしたいことを整理し、学力と適性の両面から選ぶことが、後悔を減らす近道です。
【静岡県高校の偏差値】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年度の静岡県高校偏差値ランキングで上位なのはどこですか?
A1:2026年度版の掲載データでは、静岡高校と浜松北高校の普通科が偏差値70、沼津東高校・富士高校・清水東高校の理数科が69です。ただし、掲載媒体によって数値や順位が異なる場合があります。
Q2:静岡高校と浜松北高校の偏差値は同じですか?
A2:「みんなの高校情報」の2026年度版では、両校の普通科はいずれも偏差値70です。志願倍率は静岡高校が1.31倍、浜松北高校が1.28倍で、令和8年度の志願変更後の数値では違いがありました。
Q3:偏差値が高いのに志願倍率が1倍未満の高校があるのはなぜですか?
A3:偏差値と志願倍率は異なる指標だからです。偏差値は学力水準を比較する目安で、倍率は募集人数に対する志願者数の割合です。募集定員や地域の志願動向、学科の違いなどによって倍率は変わります。
Q4:静岡県の私立高校は公立高校より偏差値が低いのですか?
A4:一概にはいえません。私立高校にも偏差値60台の上位コースがあり、公立・私立の双方で学科やコースによって難易度が異なります。同じ基準の資料で比較し、教育内容や入試方式も確認しましょう。
Q5:2026年度の入試倍率を2027年度の受験に使えますか?
A5:過去の志願動向を把握する資料としては役立ちますが、2027年度の倍率を示すものではありません。次年度の募集定員、選抜方法、志願状況は、その年度の静岡県教育委員会の発表で確認してください。
2026年度の静岡県高校偏差値ランキングでは、静岡高校・浜松北高校をはじめ、沼津東高校、富士高校、清水東高校、磐田南高校などの上位校が注目されます。私立高校では静岡サレジオ高校、静岡学園高校、藤枝明誠高校など、コースごとの特徴を確認したい学校が並びます。
令和8年度の公立高校全日制の平均志願倍率は1.00倍でしたが、学校・学科別では倍率に大きな差がありました。磐田南高校の理数科は1.88倍、静岡高校の普通科は1.31倍であり、偏差値と倍率を併せて見ることで、志望校の状況をより具体的に把握できます。
ただし、偏差値は資料によって基準が異なり、倍率も年度ごとに変動します。ランキングの数字だけで合否を予測するのではなく、模試の判定、内申点、学科の特色、通学条件、学校説明会で得られる情報を合わせて判断しましょう。自分に合った環境で力を伸ばせる高校を選ぶことが、納得できる高校受験につながります。