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ワイスピのハンの車は何?RX-7からスープラまで歴代愛車を2026年最新比較

三田村 千尋 三田村 千尋 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次

映画『ワイルド・スピード』シリーズで、ハン(ハン・ルー)の愛車といえば、オレンジとブラックの大胆なボディが印象的なマツダRX-7 FD3Sです。2006年公開の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で登場したこの車は、日本のチューニング文化を世界に印象づけた劇中車の代表格となりました。

しかし、ハンの車はRX-7だけではありません。日産シルビアS15の「モナリザ」、映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のトヨタGRスープラA90、さらに『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のアルファロメオ2000 GTヴェローチェまで、作品によって乗る車が変わります。2025年には、実際に撮影で使用されたRX-7が英国の競売で91万1,000ポンドで落札され、再び注目を集めました。

【結論】ワイスピのハンの車はRX-7 FD3Sが代表格!歴代車種を一覧で紹介

ワイスピハン車

ハンの車を探しているなら、まず押さえたいのがマツダRX-7 FD3SとVeilSide Fortuneの組み合わせです。ただし、シリーズには複数の車が登場するため、「ハンの代表車」と「各作品で運転した車」を分けて理解すると、混同を防げます。

1. マツダRX-7 FD3S|ハンを象徴するオレンジの愛車

『TOKYO DRIFT』でハンが乗るのは、3代目RX-7にあたるFD3S型をベースに、大規模な外装カスタムを施した車です。オレンジのボディ、ブラックのアクセント、極端に張り出したフェンダーが特徴で、一般的な純正RX-7とは外観が大きく異なります。

最大の特徴は、VeilSide(ヴェイルサイド)が手がけた「Fortune(フォーチュン)」ボディキット。フロントバンパー、フェンダー、ボンネット、ドアパネル、リア周辺まで、車体全体の印象を変える設計です。ハンが乗る姿と結びついたことで、Fortune仕様そのものが映画ファンに認知されるようになりました。

2. 日産シルビアS15「モナリザ」|ショーンに貸した重要な一台

『TOKYO DRIFT』でもう一台見逃せないのが、日産シルビアS15です。ハンのガレージにあるこの車は、ショーン・ボズウェルに貸し出され、ドリフトに慣れていないショーンが大破させてしまうことで物語を大きく動かします。

作中では「モナリザ」と呼ばれ、ドリフト文化における価値の高い一台として扱われます。RX-7がハンの象徴的なパーソナルカーであるのに対し、S15はハンが管理する車であり、ショーンの成長や物語の転換点に関わる車です。

3. トヨタGRスープラA90|『ジェットブレイク』で復活したハンの新世代マシン

2021年公開の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(F9)では、ハンがオレンジとブラックのトヨタGRスープラA90に乗って登場します。RX-7の特徴的な配色を現代的なスポーツカーに引き継いだデザインで、過去作とのつながりを視覚的に表現しています。

GRスープラはBMWとの共同開発を背景に持つ現代のスポーツカーです。FD3Sの大胆なワイドボディとは異なり、A90は現代的なクーペのシルエットを基本としています。ハンの車として見分ける際は、オレンジとブラックの配色、そしてA90型の現代的なフロントマスクに注目してください。

4. アルファロメオ2000 GTヴェローチェ|『ファイヤーブースト』の最新代表車

2023年公開の『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(Fast X)では、ハンがオレンジ系のアルファロメオ2000 GTヴェローチェを運転します。RX-7やGRスープラとは違う、クラシックなイタリア製クーペです。

Top Gearがスタントコーディネーターのアレックス・キングに取材した記事によると、劇中車にはフォード製2.3リッターEcoBoostターボエンジンが搭載され、出力は約280bhpと見積もられていました。つまり、外観が市販のアルファロメオに見えても、撮影用の車両は走行性能まで独自に作り込まれていたのです。

【徹底比較】ハンの愛車歴代一覧と登場作品ごとの違い

ハンの車を正しく整理するには、作品の公開順と物語上の時系列を区別する必要があります。『TOKYO DRIFT』は公開順ではシリーズ3作目ですが、物語上では『ワイルド・スピード EURO MISSION』の後につながる位置づけです。

作品・公開年 代表的な車種 ハンとの関係・見どころ
『TOKYO DRIFT』(2006年) マツダRX-7 FD3S、日産シルビアS15 RX-7は象徴的な愛車。S15は「モナリザ」と呼ばれ、ショーンに貸し出される。
『ワイルド・スピード MAX』(2009年) シボレーCシリーズ・ピックアップ 日本のチューニングカーとは異なる、アメリカンな車両も登場する。
『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011年) スバル・インプレッサWRX STI、レクサスLFAなど 任務に応じて複数の車両を使い分ける。LFAも印象的な一台。
『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013年) BMW M5、ダッジ・チャージャーSRT8など 高性能な欧米車が中心。RX-7も過去映像で登場する。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021年) トヨタGRスープラA90 オレンジとブラックの配色で、RX-7を思わせるデザインを採用。
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023年) アルファロメオ2000 GTヴェローチェ クラシックな外観と現代的な撮影用チューニングを組み合わせた車。

この表は、ハンに関連する代表的な車両を整理したものです。各作品には複数の車が登場し、運転した車、物語上の所有車、背景に登場する車が必ずしも一致するわけではありません。

RX-7とシルビアS15は、どちらも「ハンの車」なのか?

広い意味では、どちらもハンのガレージや物語に深く関係する車です。ただし、ファンが「ハンの愛車」と聞いて真っ先に思い浮かべるのはRX-7でしょう。S15はショーンに貸し出された車としての役割が強く、両車の意味合いは異なります。

また、シリーズ全体で見れば、ハンはRX-7だけに乗り続けているわけではありません。『MEGA MAX』や『EURO MISSION』では任務に合わせた車両に乗り、『ジェットブレイク』ではGRスープラ、『ファイヤーブースト』ではアルファロメオへと変化しています。

【人気の理由】ハンのRX-7 FD3SとVeilSide Fortuneはなぜ伝説になったのか

ハンのRX-7が強い印象を残す理由は、単に高価なカスタムカーだからではありません。車の造形、色使い、登場シーン、そしてハンというキャラクターの存在感が一体になっている点が大きな魅力です。

理由1:純正FD3Sとは別物に見えるワイドボディ

RX-7 FD3Sは、もともと流麗なクーペデザインを持つスポーツカーです。そこにVeilSide Fortuneの外装を組み合わせると、フロント周辺の形状や前後フェンダーの張り出しが大きく変わり、標準車とは異なる迫力が生まれます。

VeilSide公式の製品情報では、Fortuneのコンプリートキットにフロントバンパー、サイドスカート、リアバンパー、リアウイング、ヘッドライトキット、前後フェンダー、ボンネット、ドアパネル、リアゲートなどが含まれています。単なるエアロパーツの追加ではなく、車体全体を再構成するようなカスタムです。

理由2:オレンジとブラックの配色が一目で分かる

映画に登場する車の中でも、ハンのRX-7は色の組み合わせが際立っています。鮮やかなオレンジにブラックを重ねることで、ワイドなボディラインが強調され、夜の街や走行シーンでも存在感を発揮します。

この配色は『ジェットブレイク』のGRスープラにも受け継がれました。車種が変わっても、色を通じてハンの過去と現在が結びつくため、シリーズを追っている観客には特別な意味を持ちます。

理由3:日本のチューニング文化とロータリーエンジンの魅力

RX-7 FD3Sは、2ローターのロータリーエンジン「13B-REW」を搭載することで知られています。コンパクトなエンジンパッケージと独特の回転フィールを持つことから、日本のスポーツカー文化を語るうえでも重要な存在です。

ただし、映画の車をすべて純正仕様のまま走らせていると考えるのは正確ではありません。撮影用のRX-7にはターボチャージャーや排気系、サスペンションなどの変更が施され、外装だけでなく機能面でも手が加えられていました。

ハンのRX-7が支持されるのは、実車の魅力と映画の演出が互いを引き立てているからです。劇中の印象的な走行シーンだけでなく、車を横から見たときのシルエットや、ハンの落ち着いたキャラクターとの相性も人気を支える要素になっています。

【実車情報】ハンのRX-7は撮影で使われた本物?2025年の落札結果も解説

ハンのRX-7については、劇中車と市販車、さらに撮影用に製作された複数の車両を区別が必要です。映画に登場したRX-7は一台だけですべての走行シーンを撮影したわけではありません。

東京オートサロンに出展された車両が映画に採用された

Road & Trackが、初期シリーズの技術顧問クレイグ・リーバーマンの説明をもとに紹介した経緯によると、Fortune仕様のRX-7は映画への出演が決まる前から存在していました。VeilSideがショーカーとして製作し、2004年の東京オートサロンで展示していた車両が、制作チームの目に留まったのです。

当初の車両は赤系の色でしたが、映画ではオレンジ系のカラーに変更されました。制作にあたっては同仕様の撮影用車両も複数製作され、同記事では合計9台が用意され、そのうち2台が撮影後に残ったと説明されています。

映画のドリフトシーンに使われた車と、現存する車は同じとは限らない

映画では、ハンのRX-7が街中を走り、追跡を振り切るシーンなどが描かれます。しかし、現存する撮影使用車は、主に静止状態や接写などの撮影に使われた車両として報じられています。つまり、現存車が映画内のすべてのドリフトを実際にこなしたわけではありません。

映画制作では、車の外観を揃えた複数台を用意し、走行、接写、破壊など用途ごとに使い分けることがあります。『TOKYO DRIFT』のRX-7も、そのような撮影上の事情を踏まえて理解する必要があります。

2025年7月、撮影使用車が91万1,000ポンドで落札

2025年7月、英国のGoodwood Festival of Speedに関連して開催されたBonhamsの競売で、映画『TOKYO DRIFT』に使用された1992年式マツダRX-7 FD VeilSide Fortuneクーペが、手数料込みで91万1,000ポンドで落札されました。

Motor1.comが競売情報をもとに報じた内容では、この車には撮影用カメラの取り付け跡や「#71 HANS」の表示など、劇中車だったことを示す特徴が残されていました。競売カタログでは1992年式とされており、作品紹介などで見かける1997年式という表記とは違いがあります。映画での車種の呼び方と、競売に出された特定車両の年式は分けて考えるのが適切です。

この落札価格は、希少なチューニングカーとしての価値だけでなく、映画の歴史を実際に物語る車両であることが評価された結果と考えられます。2026年時点では、落札された車両が一般公開されているかどうかを一律に断定することはできません。

【見分け方】ハンの車をRX-7・S15・GRスープラ・実車仕様で判別する

「ワイスピのハンの車」として写真や動画を見たときは、色だけで判断せず、ボディ形状や作品内での役割を組み合わせて見分けると確実です。

RX-7 FD3S:大きく張り出したフェンダーと独特のフロント

オレンジとブラックの配色に加え、極端に幅広い前後フェンダー、純正車とは異なるフロント形状、低く構えたシルエットが目印です。VeilSide Fortune仕様は外装の変更範囲が大きいため、純正FD3Sの写真と比較すると違いが分かりやすくなります。

シルビアS15:モナリザと呼ばれるドリフト用の一台

S15は、RX-7のような全面的なFortune仕様のボディではなく、シルビア本来のクーペ形状がベースです。『TOKYO DRIFT』でショーンに貸し出される車として登場することが大きな識別ポイントです。劇中で「モナリザ」という呼び名が使われることも覚えておきたい点です。

GRスープラA90:現代的なボディとオレンジ・ブラックの配色

GRスープラA90は、FD3Sよりも新しい世代のクーペらしいボディラインが特徴です。『ジェットブレイク』では、オレンジとブラックの組み合わせによってRX-7とのつながりが表現されています。なお、初代シリーズに登場したブライアンのオレンジ色のスープラはA80型であり、ハンのA90型とは別の車です。

混同しやすい車種:RX-8や日産350Zはハンの代表車ではない

『TOKYO DRIFT』には、ハンのRX-7以外にも印象的な日本車が数多く登場します。そのため、画面に映ったスポーツカーをすべてハンの愛車と考えると、誤認につながります。

たとえば、日産350Zは敵役のD.K.(タカシ)の車として知られています。また、RX-8はネーラと関係する車であり、ハンのオレンジ色のRX-7とは別の車両です。車名だけでなく、誰が運転しているか、どのシーンで登場するかを確認することが、見分ける際の基本になります。

【プロの結論】ハンの車を選ぶなら、映画の象徴性と実車の仕様を分けて考える

ハンの車を実際に所有したい、再現したい、あるいはミニカーや模型で集めたいと考える場合、最初に決めたいのは「映画に忠実な再現を目指すのか」「車そのものの性能や維持のしやすさを重視するのか」という基準です。

映画の再現度を重視するならRX-7 FD3S Fortune仕様

ハンらしさを最も強く表現できるのは、やはりRX-7 FD3SのVeilSide Fortune仕様です。特徴的な外装とカラーリングがそろえば、ハンの車として認識されやすくなります。ただし、実車を製作する場合は、ベース車の状態、部品の入手性、塗装、取り付け作業、車検への適合などを考慮する必要があります。

VeilSide公式の製品ページに掲載されているFortuneのコンプリートキット価格は270万円です。これはキットの価格であり、ベース車両の購入費、塗装費、施工費などを含めた完成車の総額ではありません。購入を検討する際は、最新の価格や納期、適合条件を販売元に確認する必要があります。

実用性や現代的な性能を優先するならGRスープラA90

映画のイメージを取り入れながら、現代のスポーツカーとしての使いやすさも求めるなら、GRスープラA90は比較対象になります。ただし、劇中車の仕様を市販車にそのまま当てはめることはできません。映画では撮影用の改造や演出が加わっているため、実際の購入時は市販モデルの仕様を基準に比較するのが合理的です。

劇中の役割や希少性も含めて楽しむならシルビアS15

S15は、ハンのガレージに置かれた車であり、ショーンのドリフト修行の始まりを象徴する存在です。RX-7ほどハンのイメージに直結する車ではありませんが、『TOKYO DRIFT』の物語を深く楽しみたい人にとっては重要な一台です。映画再現を目指すなら、外観だけでなく「モナリザ」として登場した背景まで含めて考えると、車選びの意味が広がります。

2026年時点で、公開済みのシリーズ最新作『ファイヤーブースト』までを振り返ると、ハンの車はRX-7からGRスープラ、アルファロメオへと変化しています。しかし、最も強い象徴性を持つのは、依然として『TOKYO DRIFT』のRX-7です。後続作の車を比較する際も、この一台が基準になることを確認しましょう。

【ワイスピのハンの車】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ワイスピのハンの車は何ですか?

A1:代表的な愛車は、マツダRX-7 FD3SにVeilSide Fortuneのボディキットを装着したオレンジとブラックの車です。『TOKYO DRIFT』で登場し、ハンを象徴する一台として知られています。

Q2:ハンのRX-7は2026年現在も実在しますか?

A2:はい。撮影に使用されたRX-7の現存車が知られており、そのうち一台は2025年7月に英国のBonhamsの競売で91万1,000ポンドで落札されました。ただし、現在の保管場所や一般公開の状況は、公開情報だけでは断定できません。

Q3:ハンの車はRX-7とGRスープラのどちらですか?

A3:『TOKYO DRIFT』の代表車はRX-7 FD3S、『ジェットブレイク』で乗る車はGRスープラA90です。どちらもハンの車ですが、登場作品が異なります。

Q4:シルビアS15のモナリザもハンの愛車ですか?

A4:ハンのガレージにあり、ショーンに貸し出される重要な車です。ただし、ハンの象徴的な愛車として最も知られているのはRX-7です。S15は、物語上の役割も含めて区別すると理解しやすくなります。

Q5:VeilSide Fortuneのボディキットはいくらですか?

A5:VeilSide公式の製品ページでは、FD3S用コンプリートキットの掲載価格は270万円です。車両本体や塗装、施工などの費用は別途考える必要があり、実際の購入条件や納期は販売元への確認が必要です。

ワイスピのハンの車を代表するのは、VeilSide Fortune仕様のマツダRX-7 FD3Sです。オレンジとブラックのカラーリング、独特のワイドボディ、ロータリーエンジンを持つFD3Sが、ハンというキャラクターの魅力と結びついています。

一方で、日産シルビアS15の「モナリザ」は物語の転換点を担い、GRスープラA90は過去作とのつながりを表現し、アルファロメオ2000 GTヴェローチェは最新の公開作でハンの新たな一面を見せています。車種ごとの違いを理解すると、映画の見直しや実車の比較がさらに面白くなります。

実車の価値という観点でも、2025年に撮影使用車が91万1,000ポンドで落札されたことは、ハンのRX-7が単なる映画の小道具ではなく、自動車文化と映画史の両方に価値を持つ存在であることを示しています。愛車の再現を目指す場合も、作品の見た目、実車の仕様、製作コストを分けて考えることが、納得できる選択につながります。

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旅行と暮らしの記事を6年担当。施設の公式案内と自治体の発表を一次情報にして、料金や営業時間は更新日を明記します。

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