お笑いコンビ「かもめんたる」の岩崎う大(いわさき・うだい)さんは、2013年の「キングオブコント」優勝で知られる芸人であり、劇作家、脚本家、演出家、漫画家としても活動するクリエイターです。2026年現在も、舞台作品の創作やテレビ番組の脚本、お笑いライブなど、活動の幅を広げています。
岩崎う大さんは1978年9月18日生まれ、東京都出身。早稲田大学政治経済学部を卒業し、大学のお笑いサークル「WAGE」で活動した経歴を持ちます。加えて、主宰する「劇団かもめんたる」の公演が2年連続で岸田國士戯曲賞の最終候補に選ばれたことも、劇作家としての実力を示す重要な実績です。この記事では、2026年10月時点の公式プロフィールや公演情報、出版社の書誌情報、報道各社の公開記事をもとに、岩崎う大さんの現在、学歴、経歴、受賞歴、創作活動を整理します。
【岩崎う大の現在】2026年最新の活動と今後の予定

2026年10月29日時点の岩崎う大さんは、お笑いコンビ「かもめんたる」のメンバーとして活動する一方、劇団かもめんたるの主宰・作・演出を担っています。現在の活動を把握するうえでは、テレビ出演だけでなく、舞台の公演実績や劇団の最新発表にも注目する必要があります。
2026年8月に第16回公演『ピノキオの元カノ』を上演劇団かもめんたるは、2026年8月19日から23日まで、東京・下北沢の本多劇場で第16回公演『ピノキオの元カノ』を上演しました。岩崎さんが作・演出を担当し、槙尾ユウスケさんや劇団員に加え、犬山イヌコさん、八嶋智人さんらが出演した作品です。
劇団公式サイトの作品紹介によると、物語は「もしAIが恋をしたら」という設定から展開します。恋愛や家族のつながり、劇団をめぐる騒動を扱いながら、人間とは何かという問いを織り込んだエンターテインメント作品です。単に笑いを取るだけでなく、奇抜な設定を通して人間の感情や関係性を描く姿勢に、岩崎さんの創作の特徴が表れています。
公演終了後には映像配信も行われ、2026年9月6日から10月4日まで配信されました。9月16日にはアフタートーク映像も追加されています。ただし、10月29日時点では、この公演の案内に記載された配信期間は終了しています。
2026年12月にはトークライブを予定劇団公式サイトでは、2026年12月10日に開催予定のトークライブ「かもめっ子ミーティング」も告知されています。岩崎さんと槙尾さんをはじめ、劇団かもめんたるのメンバーが出演し、ゲストとして酒井若菜さんが参加する予定です。
また、2027年2月10日から14日には、座・高円寺1で「S.ストーリーズ vol.3」の上演が予定されています。公式発表では岩崎さんと槙尾さんらの出演が案内されており、2026年秋以降も劇団を軸とした活動が続く見通しです。
なお、2026年の活動を調べる際には、過去の出演情報と現在進行中の仕事を分けて見ることが大切です。2025年放送のドラマ『ダメマネ!』への脚本参加は近年の代表的な仕事ですが、2026年の最新活動としては、劇団の公演や今後のイベント情報が具体的な手掛かりになります。
【プロフィールと学歴】岩崎う大は早稲田大学出身のクリエイター
岩崎う大さんのプロフィールは、所属事務所のサンミュージック公式情報や劇団かもめんたる公式プロフィールで確認できます。お笑い芸人として知られていますが、学生時代からの経験をたどると、演技や脚本、物語の構築へと活動を広げてきた経緯が分かります。
岩崎う大の基本プロフィール- 名前:岩崎う大(いわさき・うだい)
- 生年月日:1978年9月18日
- 2026年10月時点の年齢:48歳
- 出身地:東京都
- 血液型:AB型
- 身長:165cm
- 学歴:早稲田大学政治経済学部卒業
- 所属コンビ:かもめんたる
- 主な活動:お笑い芸人、劇作家、脚本家、演出家、俳優、漫画家
身長や生年月日などの基本情報は、サンミュージック公式プロフィールにも掲載されています。1978年9月18日生まれのため、2026年9月18日に48歳となりました。
早稲田大学政治経済学部で学び、お笑いサークルWAGEへ岩崎さんは早稲田大学政治経済学部を卒業しています。出版社の著者紹介や双葉社のインタビュー記事では、大学でお笑いサークル「WAGE」に参加し、2001年にコントグループのメンバーとしてプロデビューした経歴が紹介されています。
WAGEは、岩崎さんと後に「かもめんたる」を組む槙尾ユウスケさんらが活動していたグループです。岩崎さんは大学在学中から舞台に立ち、2005年までWAGEとして活動しました。その後、グループでの活動を終えたことが、槙尾さんとの新たなコンビ活動へとつながっていきます。
オーストラリアで過ごした学生時代も経歴の一部実業之日本社の著者プロフィールや双葉社のインタビューでは、岩崎さんが中学3年生から高校時代にかけてオーストラリアで過ごしたことも紹介されています。英会話を特技としている背景には、こうした海外での生活経験があります。
ただし、岩崎さんのキャリアを理解するうえで重要なのは、学歴だけではありません。大学でのお笑い活動、コンビとしての舞台経験、そして自ら作品を書く仕事へと進んだことが、その後の多方面にわたる活動を支えています。
【かもめんたるの経歴】キングオブコント2013優勝までの歩み
岩崎う大さんの知名度を大きく押し上げた出来事が、2013年の「キングオブコント」優勝です。相方の槙尾ユウスケさんとともに結成した「かもめんたる」は、独特の人物描写や不穏さを含んだコントで評価を獲得しました。
WAGEから劇団イワサキマキヲ、そしてかもめんたるへ岩崎さんと槙尾さんは、学生時代のWAGEで活動した後、2007年に「劇団イワサキマキヲ」を結成しました。2010年にはコンビ名を「かもめんたる」に変更しています。コンビ名の変更後も、独特な設定と人物の心理を掘り下げる作風を磨き、コントの実力を高めていきました。
キングオブコントでは2012年に決勝へ進出し、3位に入賞。翌2013年も決勝へ進み、ついに優勝を果たします。TBSの番組情報や当時の報道によると、2013年大会では「言葉売り」と「白い靴下」の2本を披露し、合計1905点で6代目王者に輝きました。
この優勝は、コンビにとって賞レースでの大きな転換点です。一方で、岩崎さんの創作活動はコントのネタ作りだけにとどまりませんでした。2015年には劇団かもめんたるを旗揚げし、長い物語や複数の俳優による舞台表現へと仕事を広げていきます。
槙尾ユウスケとの関係と、コンビならではの表現槙尾ユウスケさんは、かもめんたるの相方であり、劇団かもめんたるの公演にも参加する重要なパートナーです。劇団公式プロフィールでは、女性役から老人役まで幅広く演じる俳優としても紹介されています。
岩崎さんが物語や人物の構造を組み立て、槙尾さんが舞台上で多彩な役柄を演じるという役割分担は、コンビと劇団の両方で生かされています。もちろん、創作と演技を完全に分けられるわけではありませんが、二人が長年にわたりコンビを続けてきたことは、舞台作品を継続的に生み出す土台にもなっています。
加えて、2025年には漫才とコントの両方を競う「ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1決定戦2025」の決勝に進出しました。キングオブコントで優勝した過去の実績に加え、異なる形式のお笑いにも挑戦している点は、コンビの活動を理解するうえで押さえておきたい動きです。
【年表で整理】劇団かもめんたると岸田國士戯曲賞の候補歴
岩崎う大さんのキャリアを語るうえで欠かせないのが、2015年に始動した劇団かもめんたるです。劇団公式サイトによると、同劇団はキングオブコント王者のかもめんたるが、個性豊かな俳優陣とともにロングコントや演劇を上演する団体としてスタートしました。
岩崎さんは劇団の主宰として、全作品の作・演出を担当しています。短いコントで笑いを生み出す技術を、より長い物語の構成や人物の関係性に応用している点が特徴です。
岩崎う大の経歴・主な転換点| 時期 | 出来事・作品 | 意味・主な実績 |
|---|---|---|
| 2001年 | WAGEとしてプロデビュー | 大学のお笑い活動からプロの舞台へ進出。 |
| 2005年まで | WAGEで活動 | グループでコントの経験を積む。 |
| 2007年 | 劇団イワサキマキヲを結成 | 槙尾ユウスケさんとの活動を本格化。 |
| 2010年 | コンビ名をかもめんたるに変更 | 現在につながるコンビ名で活動。 |
| 2012年 | キングオブコント決勝3位 | 全国規模の賞レースで実績を残す。 |
| 2013年 | キングオブコント優勝 | かもめんたるが6代目王者に。 |
| 2015年 | 劇団かもめんたるを旗揚げ | お笑いから演劇へと創作の場を拡大。 |
| 2020年 | 第8回公演『GOOD PETS FOR THE GOD』 | 第64回岸田國士戯曲賞の最終候補に選出。 |
| 2021年 | 第9回公演『君とならどんな夕暮れも怖くない』 | 第65回岸田國士戯曲賞の最終候補に選出。 |
| 2025年 | 『ダメマネ!』の脚本、ダブルインパクト決勝進出 | テレビドラマとお笑い賞レースの両面で活動。 |
| 2026年 | 第16回公演『ピノキオの元カノ』 | 本多劇場で上演し、映像配信も実施。 |
岩崎さんの劇作家としての評価を示す実績として知られるのが、岸田國士戯曲賞の候補歴です。劇団かもめんたるの第8回公演『GOOD PETS FOR THE GOD』が第64回、第9回公演『君とならどんな夕暮れも怖くない』が第65回の最終候補に選ばれました。
ここで注意したいのは、最終候補への選出と賞の受賞は異なるという点です。岩崎さんは2年連続で最終候補に選ばれていますが、この実績を「岸田國士戯曲賞を2回受賞した」と表現するのは正確ではありません。
それでも、演劇作品として評価される舞台を継続的に生み出してきたことは、芸人としての知名度とは別の重要な実績です。キングオブコントでの優勝がコントの表現者としての評価を示すなら、岸田國士戯曲賞の最終候補歴は、長編の舞台作品を手掛ける劇作家としての活動を示しています。
【脚本家・漫画家としての仕事】テレビ、舞台、漫画で見せる独自の世界観
岩崎う大さんは、テレビ番組やドラマの脚本、舞台の作・演出、漫画の執筆などにも取り組んできました。公式プロフィールに掲載された仕事を見ると、活動領域はお笑い番組に限定されず、子ども向け番組、ラジオ、テレビドラマ、商業演劇などに広がっています。
テレビドラマ『ダメマネ!』で脚本を担当2025年に日本テレビ系で放送された『ダメマネ!-ダメなタレント、マネジメントします-』では、岩崎さんが脚本陣の一人として参加しました。同作は川栄李奈さん、安田顕さんらが出演したドラマで、芸能事務所を舞台に、訳ありのタレントたちと新人マネージャーの奮闘を描いた作品です。
日本テレビの番組公式情報にも、岩崎う大さんの名前が脚本担当として掲載されています。コントでは限られた時間の中で状況を反転させたり、人物の意外な一面を見せたりする必要がありますが、ドラマではそれを複数の場面や人物の関係性に広げられます。コント作家として培った構成力を、テレビドラマの仕事へ生かす機会の一つと考えられます。
『スルメが丘は花の匂い』など舞台の脚本・演出舞台分野では、パルコ・プロデュース作品『スルメが丘は花の匂い』で脚本・演出・出演を担当しました。また、明治座の舞台『キャッツアイ』では脚本を手掛けています。
こうした仕事では、岩崎さんは物語を考えるだけでなく、舞台上でどのように見せるか、俳優の動きや会話をどう組み立てるかという制作面にも携わっています。劇団かもめんたるで一貫して作・演出を担っていることからも、文章を書く仕事と舞台を形にする仕事が、岩崎さんの中では密接につながっていることが分かります。
漫画『マイデリケートゾーン』で表現する人間の内面岩崎さんは漫画家としても活動しており、小学館から漫画作品集『マイデリケートゾーン』を刊行しています。小学館の公式書誌情報によると、発売日は2018年7月27日。複数の短編を収録した作品集で、「イクオの秘密」「私の恋はアンデッド」「ヒミコザマンゴー」「ヤンキー缶」などが収められています。
同書の紹介文では、狂気、業、エロス、人間愛といった題材や、舞台劇のような濃密な物語性が特徴として挙げられています。コントや演劇と同様、人物の奇妙さや人間の内側にある感情を描く姿勢が、漫画にも通じています。
ただし、岩崎さんの漫画家としての活動を理解する際には、漫画作品の刊行実績と、継続的な連載活動などを区別して捉えることも大切です。公表されている代表的な漫画作品としては『マイデリケートゾーン』が確認でき、脚本や舞台と並ぶ創作活動の一つとして位置付けられます。
書籍やラジオでもコントを言語化岩崎さんは『偽りなきコントの世界』や『かもめんたる岩崎う大のお笑いクロニクル 難しすぎる世界が僕を鬼才と呼ぶ』といった書籍も発表しています。自身のコント観や創作に関する考え方を言葉にすることで、作品を演じるだけでなく、作品を分析する側面も見せています。
加えて、劇団公式プロフィールには、NHKの『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』の脚本や、ラジオ番組『東京03の好きにさせるかッ!』のコント執筆も掲載されています。舞台、漫画、テレビ、ラジオという異なる媒体を行き来できることは、岩崎さんの活動の大きな特徴です。
【プロの結論】岩崎う大の受賞歴と評価を理解する3つの視点
岩崎う大さんを理解する際は、単に「キングオブコントの優勝芸人」として見るだけでは、現在の活動を十分に捉えられません。公開されている経歴と作品を整理すると、評価の軸は大きく3つに分けられます。
1.お笑い芸人としての実績と、劇作家としての評価は別の軸キングオブコント2013の優勝は、かもめんたるとして獲得した明確な受賞実績です。一方、岸田國士戯曲賞については、劇団の作品が2年連続で最終候補に選ばれたという実績があります。前者はコントの賞レース、後者は戯曲を対象とする賞であり、評価の対象も審査の文脈も異なります。
そのため、岩崎さんの受賞歴を調べる際は、賞の名称だけでなく、受賞したのか、決勝に進出したのか、最終候補に選ばれたのかまで確認すると、経歴を正確に理解できます。
2.活動の多さよりも「人物と物語を作る力」に注目する岩崎さんの仕事には、コント、演劇、テレビドラマ、漫画といった違いがあります。しかし、いずれも人物の性格や人間関係を組み立て、そこから予想外の展開や感情を生み出す創作です。
『ピノキオの元カノ』のようにAIと恋愛を組み合わせた舞台設定も、単なる奇抜さだけを狙ったものではありません。劇団公式の作品紹介では、人間の感情や家族のつながりも作品の要素として説明されています。ジャンルを横断しても人物や関係性への関心が共通している点が、岩崎さんの創作を理解する手掛かりになります。
3.2026年の現在を知るなら、過去のプロフィールと最新の公演情報を分ける人物紹介ページには、過去に出演した番組や刊行済みの書籍が、現在の活動と並んで掲載されることがあります。岩崎さんについても、2025年のドラマ出演や過去の舞台作品と、2026年の劇団公演・イベント情報を分けて見ることで、活動の時系列を把握しやすくなります。
2026年10月時点では、第16回公演『ピノキオの元カノ』の上演・配信実績があり、12月のトークライブや2027年2月の劇団公演も告知されています。こうした具体的な公演情報は、岩崎さんが現在も創作活動を継続していることを示す材料です。
岩崎さんの作品をこれから知りたい人には、キングオブコント2013の優勝ネタから入り、劇団かもめんたるの舞台や漫画『マイデリケートゾーン』へと触れていく見方が向いています。お笑いの技術だけを知りたい人と、物語や人物描写まで味わいたい人とでは、注目すべき作品が変わるためです。
【岩崎う大の現在・経歴】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:岩崎う大は2026年現在、何をしていますか?
A1:かもめんたるとしてのお笑い活動に加え、劇団かもめんたるの主宰・作・演出、脚本などの仕事を続けています。2026年8月には第16回公演『ピノキオの元カノ』を上演し、12月にはトークライブが予定されています。
Q2:岩崎う大の出身大学はどこですか?
A2:早稲田大学政治経済学部です。大学ではお笑いサークル「WAGE」で活動し、2001年にプロデビューした経歴があります。
Q3:岩崎う大はキングオブコントで優勝していますか?
A3:はい。相方の槙尾ユウスケさんと組む「かもめんたる」として、2013年のキングオブコントで優勝しました。2012年大会では決勝3位に入賞しています。
Q4:岩崎う大は岸田國士戯曲賞を受賞していますか?
A4:劇団かもめんたるの第8回公演『GOOD PETS FOR THE GOD』が第64回、第9回公演『君とならどんな夕暮れも怖くない』が第65回の最終候補に選ばれています。これは2年連続の最終候補選出であり、受賞とは異なります。
Q5:岩崎う大は漫画家としてどんな作品を発表していますか?
A5:小学館から刊行された漫画作品集『マイデリケートゾーン』があります。2018年7月27日発売で、複数の短編を収録しています。
岩崎う大さんは、早稲田大学政治経済学部を卒業後、WAGEでの活動を経て、槙尾ユウスケさんと「かもめんたる」を結成しました。2013年のキングオブコント優勝でコント師としての実力を示し、2015年には劇団かもめんたるを旗揚げ。脚本家、演出家、漫画家としても作品を発表してきました。
劇団かもめんたるの公演が岸田國士戯曲賞の最終候補に2年連続で選ばれたことは、舞台作品の創作における重要な実績です。ただし、候補選出と受賞は別の事実として整理する必要があります。
2026年現在も、舞台『ピノキオの元カノ』の上演をはじめ、劇団を中心とした活動が続いています。岩崎う大さんの魅力は、単に複数の肩書を持っていることではなく、コントで培った人物描写や構成力を、演劇、ドラマ、漫画へと展開している点にあります。今後の活動を追う際も、テレビ出演だけでなく、劇団の新作や脚本作品に目を向けることで、その創作の全体像がより明確になります。