大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」、通称ひらパーで人気を集めた絶叫アトラクション「ジャイアントドロップ メテオ」。地上約50mまで上昇した後に垂直落下するスリル満点の乗り物でしたが、2022年末の乗客取り残しトラブルを経て、2024年12月2日をもって営業を終了しました。
2026年10月現在、メテオに再び乗ることはできるのでしょうか。また、営業終了の理由は2022年の事故だったのでしょうか。ひらかたパークの公式アトラクション情報、当時の運営側の発表、報道各社や地元メディアの記録をもとに、事故発生から運転休止、営業終了までの経緯を整理します。
【2026年最新】ひらパーのメテオは今も乗れる?営業状況を解説

結論からいうと、2026年現在、ひらパーのメテオには乗れません。単なる一時的な運転休止ではなく、2024年12月2日付で営業を終了したアトラクションです。
2024年12月3日付の地域メディア「枚方つーしん」は、前日をもって「ジャイアントドロップ メテオ」が営業終了したと報じました。その後も営業再開の発表は確認できず、2026年10月29日に確認できるひらかたパーク公式サイトのアトラクション一覧にも、メテオの名前はありません。
つまり、「メテオが休止情報に載っていないから復活した」という解釈は誤りです。運転休止中のアトラクションと、営業そのものを終了したアトラクションは、扱いが異なります。
メテオはどんなアトラクションだった?ジャイアントドロップ メテオは、乗客を高所まで持ち上げ、そこから一気に垂直降下させるフリーフォール型アトラクションです。ひらかたパークを代表する絶叫系アトラクションの一つとして知られ、最高地点の高さは約50mに達しました。
乗車中は地上から離れていくにつれて視界が広がり、頂上付近で落下を待つ緊張感を味わった後、急降下するという構造でした。コースを走行するジェットコースターとは異なり、高所からの落下そのものが最大の特徴です。
この独特の体験がメテオの魅力でした。一方、2022年12月30日に発生した緊急停止トラブルを境に、長期間の運転休止に入りました。
2026年に復活・再開する予定はある?2026年10月現在、メテオの復活や再開予定を示す公式発表は確認できません。営業終了が報じられてからも、再開を前提とした運休情報や再開日程は公表されていません。
営業終了後の設備が撤去されたのか、今後別のアトラクションに置き換わるのかといった詳細についても、今回確認した公開情報からは断定できません。したがって、再開を期待して来園するよりも、現行のアトラクション一覧から乗りたいものを選ぶのが確実です。
【事故の経緯】2022年12月30日、高さ約50mで何が起きたのか
メテオの営業終了を考えるうえで欠かせないのが、2022年12月30日に発生した乗客取り残しトラブルです。年末の夜、乗車部分が正常に下降できなくなり、乗客2人が約50mの高さに長時間取り残される事態となりました。
当時のひらかたパークの発表内容や、スポーツニッポンなどの報道によると、トラブルが発生したのは同日18時58分ごろ。メテオのゴンドラ3機には合計7人が乗車していました。
乗客取り残しの発生から救出まで通常、メテオは乗車部分を頂上まで上昇させた後、切り離して落下させる仕組みでした。しかし当日は、頂上部に到達しても通常の切り離しと落下が行われませんでした。
運営スタッフが対応した結果、3機のうち2機は地上まで下降しました。しかし、成人2人が乗った残り1機は、複数の方法を試しても下降させることができませんでした。
その後、消防への救援要請が行われ、消防隊員が高所で救助作業を実施。最終的に23時04分、乗客2人は救出されました。トラブルの発生から救出まで約4時間が経過していました。
救助が難航した背景報道によると、現場に出動したはしご車では、ゴンドラが停止していた高さまで届かず、消防隊員が高所に接近して救出する必要がありました。通常の運転操作で下降できない状況に加え、救助活動そのものにも難しさがあったことが分かります。
救出された2人は体調不良を訴え、救急搬送されました。当時は12月末の夜で、寒さも大きな負担となったと報じられています。
なお、当事者を名乗る人物のSNS投稿も当時報道されましたが、事故の経緯を把握するうえで重要なのは、運営側の発表と消防の救助記録、複数の報道で確認できる事実です。
事故後、ひらかたパーク全体はどう対応した?ひらかたパークは事故翌日の2022年12月31日、園内の緊急点検のため臨時休園しました。運営側は、各アトラクションの緊急停止時に使用する救出装置や器具などを点検し、正常に動作することを確認したうえで、2023年1月2日から営業を再開しました。
ただし、メテオについては緊急停止の原因を引き続き調査する必要があったため、当面の間、運転休止とされました。ほかのアトラクションが営業を再開しても、メテオだけは運転を再開しなかったのです。
また、枚方寝屋川消防組合は2023年、メテオでの救助事案を教訓に、ひらかたパークの協力を得てアトラクション事故を想定した救助訓練を実施しています。この事実からも、事故が園内の緊急対応や救助体制を考えるうえで重要な事案だったことがうかがえます。
【時系列で整理】運転休止から2024年12月2日の営業終了まで
メテオの経緯を正しく理解するには、2022年の事故と2024年の営業終了を分けて整理する必要があります。事故当日に運転休止となったことは確認できますが、正式な営業終了が発表されたのは、それから約2年後です。
| 時期・日時 | 出来事 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 2022年12月30日 18時58分ごろ | 緊急停止トラブルが発生 | ゴンドラ3機に計7人が乗車。通常の切り離しと落下が行われず、うち2人が乗る1機が高所で停止。 |
| 2022年12月30日 20時45分ごろ | 救援を要請 | 運営側の発表では、この時間帯にレスキューへの救援要請が行われたとされる。 |
| 2022年12月30日 23時04分 | 乗客2人を救出 | 消防隊員がゴンドラに接近し、下降装置を操作して救出。2人は体調不良で救急搬送された。 |
| 2022年12月31日 | ひらかたパークが臨時休園 | 園内のアトラクションや緊急時の救出装置などを点検。 |
| 2023年1月2日 | 園全体の営業を再開 | メテオは原因調査のため運転休止を継続。 |
| 2023年9月 | 消防による救助訓練 | 枚方寝屋川消防組合が、事故を教訓としたアトラクション事故対応の救助訓練を実施。 |
| 2024年12月2日 | メテオの営業終了 | 地域メディアが営業終了を報道。以後、再開予定を示す公式発表は確認できない。 |
| 2026年10月現在 | 営業終了の状態が継続 | ひらかたパーク公式アトラクション一覧にメテオの掲載はなく、復活・再開予定も確認できない。 |
この年表で注目したいのは、事故の発生から営業終了までに時間が空いていることです。メテオは事故直後に運転を休止しましたが、その時点で営業終了が決定していたわけではありません。
2023年1月の運営側の発表では、原因を調査するための運休と説明されていました。その後、2024年12月2日に営業終了したことが地域メディアによって報じられています。
したがって、「2022年の事故当日に廃止が決まった」という理解は正確ではありません。事故後の長期休止と、約2年後の営業終了という2段階で捉える必要があります。
【終了理由の真相】事故が原因でメテオは廃止されたのか
検索されることが多い疑問の一つが、「ひらパーのメテオはなぜ営業終了したのか」という点です。事故が発生し、その後に運転休止が続き、最終的に営業終了したという時系列を見れば、事故との関係を気にするのは自然なことでしょう。
ただし、事故が営業終了の直接的な理由だったと断定できる公式説明は、今回確認した公開情報からは見つかっていません。事故が起きたこと、長期間にわたり運転休止したこと、2024年12月2日に営業終了したことは、それぞれ確認できます。しかし、この3つの事実だけで、営業終了の決定理由まで確定することはできません。
公式発表で確認できること2022年12月の事故直後、ひらかたパークは緊急停止の原因を調査すると説明し、メテオを当面の間運休としました。当時の発表で原因は不明とされており、少なくとも発表時点では、調査を続ける方針が示されていました。
一方、2024年12月2日の営業終了については、地域メディアの「枚方つーしん」などが終了日を報じています。営業終了の事実は確認できるものの、事故を直接の理由とする詳しい公式説明や、設備更新・採算性などを理由とする具体的な説明は、今回確認した公開情報では確認できませんでした。
考えられる背景と、断定できない理由一般に、遊園地の大型アトラクションを再開するには、設備の安全性の確認、必要な修繕、保守体制の確保など、複数の条件が関わります。長期間運転を休止した設備であれば、再開に必要な検討事項も少なくないと考えられます。
しかし、これらは遊園地の設備管理に関する一般論であり、メテオの営業終了について運営側が実際に採用した理由を示すものではありません。事故後の安全対策、設備の老朽化、維持管理費、経営判断などを、メテオ固有の終了理由として断定することはできません。
正確に言えるのは、2022年末のトラブルを受けて運転休止となり、その状態が長期間続いた後、2024年12月2日に営業終了したということです。事故との時間的なつながりは明確ですが、正式な決定理由まで公表された事実とは区別して考える必要があります。
「休止情報から消えた=復活した」という誤解にも注意メテオについては、公式サイトの休止情報に名前がないことから、営業再開したのではないかと考える人もいる可能性があります。しかし、休止情報は運転を一時的に止めている施設を確認するための情報です。営業終了した施設が掲載されていないからといって、再開したことにはなりません。
2026年現在は、公式アトラクション一覧に掲載されていないことと、2024年12月2日の営業終了報道を合わせて判断するのが適切です。
【代わりに何に乗る?】ひらパーの絶叫系アトラクションを比較
メテオにはもう乗れませんが、ひらかたパークには現在もスリルを楽しめるアトラクションがあります。高さ約50mから垂直落下するメテオとまったく同じ体験ではないものの、求めるスリルの種類によって選択肢を考えられます。
レッドファルコン:コースターならではのスピード感「レッドファルコン」は、ひらかたパークの公式サイトで紹介されている大型ローラーコースターです。高所からの一度の落下だけでなく、コースを走り抜けるスピード感や連続する動きを楽しみたい人に向いています。
メテオが垂直落下を中心としたアトラクションだったのに対し、レッドファルコンは走行型の絶叫アトラクションです。メテオの代替として絶叫感を求めるなら、まず検討したい候補です。
クレージーマウス:急旋回を楽しみたい人向け「ヘアピンコースター クレージーマウス」は、小回りの利いた急旋回が特徴のコースターです。メテオのような高所からの垂直落下とは違い、曲がりくねったコースで方向が変わる際のスリルを味わえます。
高さへの恐怖よりも、カーブや動きの変化による刺激を楽しみたい人に適した選択肢です。
バッシュ:落下の刺激に加えて水しぶきも楽しむ「絶叫の滝 バッシュ」は、ひらかたパークの公式アトラクション一覧に掲載されているウォーターライドです。水しぶきを浴びながらスリルを楽しむタイプで、フリーフォールとは違った爽快感があります。
ただし、メテオのように高所から垂直落下するアトラクションと同一の体験ではありません。水にぬれる可能性もあるため、服装や天候を考慮して選ぶとよいでしょう。
ウェーブスインガー・ぐるぐる王:空中の浮遊感や回転を楽しむ「ウェーブスインガー」は空中ブランコ型のアトラクションで、風を感じながら旋回する体験が魅力です。「ぐるぐる王」は回転しながら動くタイプで、落下そのものよりも回転による刺激を楽しめます。
メテオのような強烈な垂直落下を求める人にとっては別種の体験ですが、絶叫系の好みを広げたい場合には候補になります。利用条件や当日の運転状況は、来園前に公式サイトで確認してください。
なお、これらはメテオの代替として検討できる現行アトラクションであり、スリルの強さを厳密に順位付けしたものではありません。高さ、速度、回転、落下、水しぶきなど、どの要素を楽しみたいかで選ぶのがポイントです。
【プロの結論】メテオの終了から学ぶ、遊園地情報の正しい見方
メテオの経緯で押さえておきたいのは、「事故」「運転休止」「営業終了」という3つの段階を混同しないことです。
2022年12月30日に起きたのは、乗客が高所に取り残される緊急停止トラブルです。その後、メテオは原因調査のため運転休止となりました。そして2024年12月2日、営業終了したことが報じられました。この流れを分けて理解すれば、事故当日に廃止が決まったという誤解も避けられます。
再開予定を判断するときの3つの基準1. 公式アトラクション一覧に掲載されているか。現在の営業状況を知りたいときは、過去の記事や古い園内マップよりも、公式サイトの現行一覧を優先してください。
2. 営業終了と運転休止のどちらなのか。休止は一時的な運転停止を意味しますが、営業終了はそのアトラクションの営業が終わったことを意味します。両者は同じではありません。
3. 再開予定が公式に発表されているか。SNSの投稿や検索結果の古い情報だけで復活を判断せず、運営側の最新発表を確認することが大切です。
メテオは、約50mの高さから落下するという分かりやすい特徴で、多くの来園者に強い印象を残したアトラクションでした。その営業終了は、単に乗り物が一つなくなったというだけでなく、長期間の運転休止を経て施設の歴史に区切りがついた出来事でもあります。
一方で、営業終了の背景については、事故後の経緯と公式に説明された理由を区別する必要があります。事実を正確に追うことは、遊園地の安全や運営を考えるうえでも重要です。
【ひらパーのメテオ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ひらパーのメテオは2026年現在も乗れますか?
A1:乗れません。2024年12月2日に営業を終了しており、2026年10月現在、公式アトラクション一覧にも掲載されていません。
Q2:メテオはいつから運転休止になり、いつ営業終了しましたか?
A2:2022年12月30日に発生した緊急停止トラブルの後、運転休止となりました。その後、2024年12月2日をもって営業終了したと地域メディアが報じています。
Q3:2022年の事故では、乗客はどうなったのですか?
A3:2022年12月30日、ゴンドラ3機に乗っていた計7人のうち、2人が乗る1機が高所で停止しました。消防隊員が救助活動を行い、23時04分に2人を救出。2人は体調不良を訴えて救急搬送されました。
Q4:メテオの営業終了理由は事故だったのですか?
A4:事故後に運転休止が続き、最終的に営業終了したことは確認できます。ただし、事故が営業終了の直接的な理由だったと断定できる公式説明は、今回確認した公開情報では確認できません。
Q5:ひらパーのメテオは今後復活・再開する予定がありますか?
A5:2026年10月現在、再開予定を示す公式発表は確認できません。来園を予定している場合は、ひらかたパーク公式サイトの最新アトラクション一覧やお知らせを確認してください。
Q6:メテオの代わりに乗れる絶叫系アトラクションはありますか?
A6:レッドファルコン、クレージーマウス、絶叫の滝 バッシュなどが候補です。コースターのスピード感、急旋回、水しぶきなど、それぞれ刺激の種類が異なります。利用条件や当日の運転状況も事前に確認しましょう。
ひらかたパークの「ジャイアントドロップ メテオ」は、高さ約50mから垂直落下するフリーフォール型アトラクションでした。しかし、2022年12月30日に乗客2人が高所に取り残されるトラブルが発生し、その後は長期間の運転休止に入りました。
そして2024年12月2日をもって営業終了。2026年10月現在、公式アトラクション一覧にメテオは掲載されておらず、復活・再開予定も確認できません。
営業終了の理由については、事故との時系列上の関係は明確である一方、事故が直接の決定理由だったと断定できる公式説明は確認できません。事故の発生、運転休止、営業終了をそれぞれ分けて把握することが、メテオの終了の真相を理解するうえで大切です。
現在のひらパーで絶叫系を楽しみたいなら、レッドファルコンやクレージーマウスなど、営業中のアトラクションを候補にしてみてください。今後の施設情報についても、過去の紹介記事ではなく、公式サイトの最新情報を基準に判断するのが確実です。