=LOVE(イコールラブ)の初代センターとして知られる髙松瞳(たかまつ・ひとみ)。2017年のデビューから表題曲5作連続でセンターを務め、2019年の活動休止を経て、2020年の復帰後も「青春“サブリミナル”」「ウィークエンドシトロン」「The 5th」でセンターに立ちました。グループの初期を象徴するメンバーであり、現在も歴代センターを振り返るうえで欠かせない存在です。
一方、=LOVEは活動を重ねるなかで、佐々木舞香、野口衣織、齋藤樹愛羅、齊藤なぎさ、大谷映美里らにもセンターを任せてきました。2026年10月29日時点では、20thシングル「劇薬中毒」で佐々木舞香と野口衣織がダブルセンターを担当。21stシングル「恋、はじめました。」も発売され、センターのあり方は初期とは異なる段階に入っています。
【歴代センター曲】高松瞳はデビューから5作連続でセンターを担当

髙松瞳のセンター曲を調べる際、まず押さえたいのが、=LOVEのデビューから5thシングルまでの流れです。2017年9月発売のデビュー曲「=LOVE」から、2019年4月発売の「探せ ダイヤモンドリリー」まで、表題曲5作連続で髙松瞳が単独センターを務めました。
この時期の楽曲は、グループがどのようなアイドル像を打ち出していくのかを示す作品でもありました。デビュー曲「=LOVE」、クリスマスの恋心を描いた「僕らの制服クリスマス」、シリアスな表現を取り入れた「手遅れcaution」、明るくポップな「Want you! Want you!」、そして切ない別れを描く「探せ ダイヤモンドリリー」。曲調や物語が変わっても、髙松が中心に立ち続けた点が特徴です。
=LOVEは、元HKT48の指原莉乃がプロデュースするアイドルグループです。指原は楽曲の作詞を数多く手がけ、メンバーの個性を生かした作品を発表してきました。そのなかで髙松は、グループの名前を冠したデビュー曲から前面に立ち、初期のイメージを担うメンバーとなりました。
なお、センター曲を数えるときは、シングルの表題曲とカップリング曲を分ける必要があります。ここでは検索ニーズの中心となるシングル表題曲のセンターを基準に整理します。ユニット曲やソロ曲まで含めると、別の集計になります。
【発売順一覧】=LOVE歴代センターと髙松瞳の担当曲を比較
以下は、2026年10月29日時点で発売されている21作のシングルを、発売順に整理した一覧です。=LOVE公式ディスコグラフィー、公式ミュージックビデオの説明、発売時の音楽メディア報道をもとに、表題曲のセンターをまとめています。
| 作品 | 発売年 | 表題曲 | センター |
|---|---|---|---|
| 1st | 2017年 | =LOVE | 髙松瞳 |
| 2nd | 2017年 | 僕らの制服クリスマス | 髙松瞳 |
| 3rd | 2018年 | 手遅れcaution | 髙松瞳 |
| 4th | 2018年 | Want you! Want you! | 髙松瞳 |
| 5th | 2019年 | 探せ ダイヤモンドリリー | 髙松瞳 |
| 6th | 2019年 | ズルいよ ズルいね | 齊藤なぎさ |
| 7th | 2020年 | CAMEO | 大谷映美里・齊藤なぎさ |
| 8th | 2020年 | 青春“サブリミナル” | 髙松瞳 |
| 9th | 2021年 | ウィークエンドシトロン | 髙松瞳 |
| 10th | 2021年 | The 5th | 髙松瞳 |
| 11th | 2022年 | あの子コンプレックス | 佐々木舞香 |
| 12th | 2022年 | Be Selfish | 野口衣織 |
| 13th | 2023年 | この空がトリガー | 佐々木舞香 |
| 14th | 2023年 | ナツマトペ | 佐々木舞香・野口衣織 |
| 15th | 2023年 | ラストノートしか知らない | 齋藤樹愛羅 |
| 16th | 2024年 | 呪って呪って | 野口衣織 |
| 17th | 2024年 | 絶対アイドル辞めないで | 佐々木舞香 |
| 18th | 2025年 | とくべチュ、して/恋人以上、好き未満 | 佐々木舞香(両A面とも) |
| 19th | 2025年 | ラブソングに襲われる | 佐々木舞香 |
| 20th | 2026年 | 劇薬中毒 | 佐々木舞香・野口衣織 |
| 21st | 2026年 | 恋、はじめました。 | 公式作品情報に固定センターの明記なし |
髙松瞳が表題曲のセンターを務めたのは、1st〜5thの5作に加え、8th〜10thの3作です。つまり、一覧の範囲では合計8作となります。
この一覧から分かるのは、髙松が最初期の中心人物でありながら、グループのセンターが一人に固定され続けたわけではないということです。6thでは齊藤なぎさ、7thでは大谷映美里と齊藤なぎさのダブルセンターが起用され、その後も佐々木舞香や野口衣織らが主役を担うようになりました。
なお、21stシングル「恋、はじめました。」については、公式の作品情報に特定のセンターメンバーが明記されていません。センターの記載がない作品を、特定のメンバーの単独センター曲として数えることはできません。
【活動休止の経緯】2019年の発表から2020年の復帰まで
2019年8月、体調不良による一時活動休止を発表髙松瞳のキャリアを振り返るうえで、大きな転換点となったのが2019年の活動休止です。=LOVE公式サイトは2019年8月20日、髙松について、以前から体調不良が続いており、療養が必要との判断に至ったと発表しました。
発表では、9月12日に開催された「=LOVE デビュー2周年記念コンサート」を区切りとして、当面の間、活動を休止することが告知されました。また、同年10月30日発売予定だった6thシングル「ズルいよ ズルいね」には参加しないことも明らかにされています。
スポニチや日刊スポーツなどの報道では、髙松本人も当時、活動を続けるなかで悩み、心身ともに不安定な状態が続いていたことを説明していました。休止はグループからの脱退ではなく、療養のための一時的な活動休止でした。
指原莉乃が示した、センターへの思い活動休止の発表を受け、プロデューサーの指原莉乃もコメントを公表しました。日刊スポーツの2019年8月21日付報道では、指原が髙松のパフォーマンスを高く評価し、休むことの大切さについても語ったと伝えられています。
「瞳のセンターがとても好きだからです」
これは指原が髙松について述べた言葉の一部です。指原は、髙松のセンターとしての存在感を評価する一方で、限界まで活動を続けて辞めるのではなく、休養を選べることにも意味があるという考えを示しました。
この発言から読み取れるのは、髙松のセンター起用が、単にデビュー時の順番や形式だけで決まったものではなかったという点です。プロデューサー自身がパフォーマンスに魅力を感じ、グループの中心を担う存在として評価していたことが、当時の報道からうかがえます。
2020年9月、約1年ぶりに活動を再開髙松は2020年9月6日、神奈川県のパシフィコ横浜で行われたグループの3周年コンサートにサプライズ出演し、活動を再開しました。スポニチの同日から翌日にかけての報道では、休止期間中に応援を続けたファンへの感謝と、再び=LOVEの一員として活動できる喜びが伝えられています。
復帰後、髙松がセンターを務めた表題曲は「青春“サブリミナル”」「ウィークエンドシトロン」「The 5th」の3作です。休養前の5作と合わせると、表題曲センターとしての実績は計8作になりました。
ただし、休止中に別のメンバーがセンターを務めたことを、髙松の立場が失われた証拠と考えるのは適切ではありません。グループは新しい作品を発表し続け、その時点での楽曲や参加メンバーに応じてセンターを選んでいました。髙松自身も復帰後に再びセンターを任されており、休止を挟んで役割が終わったわけではなかったのです。
【なぜ高松瞳がセンターだったのか】指原莉乃の評価と楽曲の特徴
デビュー時からグループの顔を担っていた髙松瞳が初期のセンターとして定着した理由を考えるうえでは、まずデビューから5作連続でセンターを担当した事実が重要です。グループ名を冠した「=LOVE」から始まり、青春、恋愛、切なさ、ポップな高揚感といった異なるテーマの作品でも中心に立ってきました。
センターは、歌唱やダンスの技術だけでなく、ミュージックビデオの物語やステージ全体の印象を形づくるポジションです。髙松が初期の作品群で繰り返し起用されたことで、ファンにとって彼女は「=LOVEの始まり」を思い起こさせる存在になりました。
日刊スポーツは2022年1月のコラムで、髙松を「イコラブの太陽」と表現しています。明るい笑顔やステージ上での華やかさが印象として語られ、復帰後の「The 5th」でもセンターを務めていたことが紹介されました。この表現は公式の肩書きではありませんが、当時のメディアが髙松の魅力をどう捉えていたかを示す一例です。
センター選考の基準は公表されているのか指原莉乃は、髙松のパフォーマンスを評価していたことを公に語っています。一方、各シングルのセンターを誰にするかについて、歌唱力、人気、ダンス、作品との相性などをどのような比率で判断しているのか、具体的な選考基準が一律に公表されているわけではありません。
そのため、「高松瞳がセンターだったのは人気投票で1位だったから」「休止後にセンターから外れたのは人気が落ちたから」といった説明には、根拠が必要です。センターの交代だけで人気や実力の優劣を断定することはできません。
実際、髙松は活動休止後にセンターへ復帰しています。その後、佐々木舞香や野口衣織、齋藤樹愛羅らにも表題曲のセンターが任されました。こうした変化は、グループが複数のメンバーの個性を生かす方向へ広がっていったことを示しています。
「探せ ダイヤモンドリリー」と「青春“サブリミナル”」の違い髙松のセンター曲を聴き比べるなら、「探せ ダイヤモンドリリー」と「青春“サブリミナル”」は外せません。前者は2019年に発売された5thシングルで、活動休止前の初期センター期を締めくくる作品です。後者は2020年発売の8thシングルで、復帰後の髙松が再び表題曲のセンターに立った作品にあたります。
両曲を比較すると、髙松のキャリアを「初期のセンター」と「復帰後のセンター」という二つの時期に分けて捉えられます。前者は連続起用が続いた時期の到達点、後者は活動を再開してグループの中心へ戻ったことを象徴する一曲です。
センター曲を通して見ることで、単に担当曲数を数えるだけでは分からない、グループとメンバーの歩みも読み取れます。
【佐々木舞香との比較】2026年の高松瞳はどんな立ち位置?
初期の中心から、複数のセンターが活躍する体制へ髙松瞳と佐々木舞香の違いを考えるとき、最も分かりやすいのはセンターを務めた時期です。髙松はデビューからの5作と、2020〜2021年の復帰後3作でセンターを担当しました。一方、佐々木は11thシングル「あの子コンプレックス」で表題曲センターを務めた後、「この空がトリガー」「絶対アイドル辞めないで」「とくべチュ、して」「恋人以上、好き未満」「ラブソングに襲われる」など、複数の作品で中心を担っています。
さらに2026年の20thシングル「劇薬中毒」では、佐々木と野口衣織がダブルセンターを担当しました。ソニー・ミュージックレーベルズの公式発表では、両者がセンターを務める作品として紹介されています。髙松が一人でグループの初期を象徴した時期に対し、近年は複数のメンバーがそれぞれの個性を前面に出す作品が増えています。
この違いは、二人の優劣を示すものではありません。髙松はデビュー期の象徴としての実績を持ち、佐々木は後年の楽曲で主役を担ってきました。センターという役割を通じて、グループの成長に合わせて表現の幅が広がってきたと捉えるのが自然です。
2026年最新シングルで確認できること2026年4月1日発売の20thシングル「劇薬中毒」では佐々木舞香と野口衣織がダブルセンターを務めました。続く21stシングル「恋、はじめました。」は同年8月26日に発売されています。公式ディスコグラフィーには収録曲や商品情報が掲載されていますが、表題曲のセンターを特定の一人に指定する記載はありません。
また、21stシングルのカップリング曲「夏名残サマーチューン」では大場花菜がセンターを務めています。表題曲とカップリング曲で異なるメンバーが中心になる例からも、センターの役割が一人に固定されていないことが分かります。
2026年10月29日時点で髙松瞳は、=LOVEの初期を代表するセンター経験者です。ただし、最新作のセンターであることと、グループの中心メンバーであり続けることは同じ意味ではありません。現在の立ち位置を把握するには、過去の代表曲だけでなく、直近の作品で誰がセンターを務めているかも併せて見る必要があります。
高松瞳のセンター評判をどう捉えるべきか髙松のセンターとしての評価を考えるうえでは、初期の連続起用、休止後の復帰、そして復帰後にも3作連続でセンターを務めた実績が重要です。指原莉乃が髙松のパフォーマンスを好意的に評価していたことや、日刊スポーツが「イコラブの太陽」と表現したことも、当時の評価を知る手掛かりになります。
ただし、こうした報道だけでファン全体の評価を数値化することはできません。センターとしての評判を調べるなら、楽曲ごとのパフォーマンス、ライブ映像、本人の活動状況、公式に発表されたセンター情報などを分けて確認すると、印象と事実を混同しにくくなります。
髙松の魅力は、センターを務めた回数だけにあるわけではありません。初期の=LOVEを象徴する作品群と、復帰後のセンター曲の両方を持つことが、キャリアを振り返る際の大きな特徴です。
【高松瞳のセンター曲】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:高松瞳がセンターを務めた表題曲は何曲ありますか?
A1:2017年のデビュー曲「=LOVE」から5作連続でセンターを務め、2020年の「青春“サブリミナル”」から「The 5th」までの3作でもセンターを担当しています。表題曲では合計8作です。
Q2:高松瞳はなぜ活動を休止したのですか?
A2:2019年8月、以前から体調不良が続いていたことを理由に、療養のための一時活動休止が発表されました。9月12日のデビュー2周年記念コンサートを区切りに休止し、2020年9月6日の3周年コンサートで活動を再開しました。
Q3:高松瞳は2026年もセンターを務めていますか?
A3:2026年10月29日時点では、20thシングル「劇薬中毒」のセンターは佐々木舞香と野口衣織です。21stシングル「恋、はじめました。」については、公式作品情報で特定のセンターメンバーが明記されていません。髙松瞳の過去のセンター実績と、最新作のセンター情報は分けて確認する必要があります。
髙松瞳は、=LOVEのデビュー曲から5作連続でセンターを務め、2019年の活動休止を経て2020年に復帰した後も3作でセンターを担当しました。表題曲のセンター実績は合計8作で、グループの初期を象徴するメンバーであることが分かります。
一方、=LOVEの歴代センターを発売順に追うと、齊藤なぎさ、大谷映美里、佐々木舞香、野口衣織、齋藤樹愛羅らへと主役が広がってきました。2026年には「劇薬中毒」のダブルセンターや、21stシングル「恋、はじめました。」の発売もあり、作品ごとに異なるメンバーの魅力を打ち出す姿勢が見られます。
髙松瞳の現在の立ち位置を理解するうえで大切なのは、センターを務める回数だけで人気や実力を判断しないことです。初期の代表曲、活動休止と復帰の経緯、復帰後のセンター曲、そして近年のメンバー構成の変化を合わせて見ることで、髙松が=LOVEの歴史に残してきた役割がより明確になります。